公開日:2024-01-18
みかんの白いスジが残りにくい剥き方とツルッと剥く方法・ジャムレシピも
スイーツ
冬といえばこたつ、こたつといえばみかん!
ですがみかんの白い薄皮が苦手で、食べるのが億劫だという人もいるのではないでしょうか。
めんどくさいけど、みかんは食べたいし…
そこで今回は、白い薄皮部分をつるんとキレイにとる方法を紹介します。
目次
白いスジが取りやすい和歌山むき
みかんを食べるとき、大抵の人はみかんのヘタ、もしくは反対側から放射状に剥いていませんか?
そうすると、白いスジ(アルベド)が多くついてくる場合があります。
みかんの本場・和歌山県では、通常の剥き方ではなく、白いスジをあまり残さない剥き方がメジャーです。
普通の剥き方よりも早く皮が剥けるということで、和歌山県では一般的な剥き方のようです。
【和歌山むきのやり方】
- まずヘタ部分を表側として、みかんの裏側から両手の親指をさしこみ、果実を皮ごと左右に引き割くようにして割り半分にする。
- 同様の方法でもう半分に割る。
- ヘタのある側から果肉を外すと、白いスジがほどよくとれた状態で皮から離すことができる。
また白いスジには、食物繊維やヘスペリジンという健康効果が見込まれる栄養素が含まれており、体に害があるわけではないので神経質にとりすぎなくても大丈夫です。
重曹を使ってツルッとみかんに
それでも白いスジは口当たりがあまりよくないので、丁寧に剥くしかない…という人は「重曹」を使って缶詰みかんのような薄皮のないみかんを作ってみましょう!
みかんの薄皮がなぜ剥けるのかというと、重曹の炭酸水素ナトリウムがみかんの薄皮に含まれているペクチンを溶かすからです。
【材料】
- みかん
- 2個
- 水
- 2カップ
- 重曹(食用)
- 小さじ1/2
【重曹を使ったやり方】
- みかんを剥き、ひと房ずつ小分けにしておく。
- 水の中に重曹を入れ、沸騰してきたらみかんを入れる。
- 2分ほど火に通し、薄皮が浮いてきたら火を止め、冷水にさらす。
- みかんを軽く擦り薄皮を剥く。
※ 力を入れすぎると果肉ごと潰してしまうので注意してください。
つるっとキレイに薄皮が剥け、まるでみかんの缶詰のような仕上がりになります!
細かく刻んであげれば、離乳食としても活用できますよ。
簡単!みかんジャムのレシピ
自宅でできる簡単なみかんジャムのレシピです。
パンにつけてもヨーグルトにかけてもおいしい、お好みの甘さに調節したマイジャムを作りましょう!
今回のレシピでは薄皮ごとジャムにしますが、薄皮が気になる場合やミキサーがない場合は、紹介した方法で取り除いてから作ります。
- みかん
- 4個
- 砂糖
- 200g
- レモン汁
- 小さじ1
※砂糖の分量はお好みで調整してください。
▽果物に対しての砂糖の分量早見表はこちらから▽
- みかんの皮を剥いて、ミキサーに入れ撹拌する。
- 撹拌したみかんを鍋の中に入れ、砂糖、レモン汁を加えて弱火で20〜30分煮詰める。
- あくを取り、煮沸した清潔なビンの中に入れて冷ませば完成!
もっとみかんを楽しもう!
普通に食べてもおいしいみかんですが、ちょっとひと手間を加えるとまた違った味わいが楽しめます。
甘みの足りなかったみかんや大量に手元にあるときの消費などにも、ぜひ試してみてください!
▽そのほかのみかんを使ったレシピ▽
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