2021-01-18更新
喉の痛みには「はちみつ大根」を!簡単な作り方とおいしい飲み方
スタディー

乾燥が気になり始めるこれからの季節にぴったりな「はちみつ大根」を知っていますか?
急な温度差や、乾燥で喉の痛みが気になるとき、はちみつ大根の効果がすごいということで実際に作ってみました。
はちみつ大根とは
はちみつ大根は、大根飴とも呼ばれ、カットした大根をはちみつ漬けにしたもの。
大根からでた水分とはちみつが混ざり、一晩で甘いシロップができあがります。
風邪のひき始めに喉が痛いときや、熱は下がったのに咳だけが止まらないとき、このシロップをティースプーン2杯分ほど舐めると楽になるとのこと。
ご家庭によっては、小さい頃から馴染みのある味という方もいるのではないでしょうか?
民間療法として伝わるはちみつ大根ですが、大根に含まれる辛味成分「イソチオシアネート」には、殺菌・抗菌作用があり、食中毒を防ぐため刺身のつまとして使われます。
はちみつにも殺菌効果や保湿効果が期待できるため、どちらも喉のイガイガにはもってこいの食材なんです。
私自身、季節の変わり目で喉が痛いものの、スースーするのど飴やトローチが苦手なので、今回ははちみつ大根を作ってみることにしました。
材料・用意するもの
- 大根 約3cm
- はちみつ 適量
- 清潔な保存瓶
作り方
- 大根の皮をむき、1㎝角の角切りにします。
- 清潔な瓶に大根を入れ、はちみつを回しかけます。
はちみつの量はお好みですが、今回は大根の半分が浸るくらいの量を入れました。 - 一晩置くと、大根から水分が出てくるので、軽くかき混ぜたら完成!
冷蔵保存で2~3日を目安に食べ切りましょう。
長期保存はできないので、必要なときに1~2日分作るのがベストです。
大根からでた水分ではちみつが薄まっているので、甘くて少しピリッとするおいしいシロップになりました。
喉に大根の辛味がじわーっと効いて、くせになりそうです。
はちみつにつけた大根は、ポリポリとピクルスやお漬物のような食感で、そのままでも美味しく食べられました。
キムチの素と和えてカクテキ風にしたり、お漬物にしたり、お料理にも使えます。
すぐに飲みたいときの「はちみつ大根おろし」
一晩でできるとはいえ、一刻も早く喉の痛みをなんとかしたいときには、すりおろした大根を使って即席はちみつ大根を作りましょう。
大根をすりおろし、そこにはちみつを回しかければ完成です。
すりおろした大根からでた水分も、捨てずに全て使うのがポイント。
就寝前や起床後、喉の痛みがどうしても気になるというときには、即席はちみつ大根を作ってみましょう。
はちみつ大根の飲み方
はちみつ大根の基本の飲み方は、シロップをティースプーン2杯分舐めるだけです。
そのままで飲みにくい場合は、お湯や紅茶で割ったり、ヨーグルトソースとして使ってもOKです。
冬場はもちろん、クーラーの効いたオフィスなどで乾燥がきになる場合にも、飲み物に加えるだけなので手軽に対策できます。
また、大根の風味が気になる場合は、レモンを加えてはちみつレモン風にすると、より飲みやすくなります。
※はちみつ大根は、1 歳未満の乳児には与えないで下さい。
はちみつ大根を作ってみよう
簡単に作れるはちみつ大根は、乾燥が気になるこれからの季節、喉風邪の予防としても手軽に始められます。
ちょっと喉に違和感を感じたときや、妊娠中で薬が飲めないとき、はちみつ大根を試してみてはいかがですか?
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