公開日:2022-09-04
意外と簡単!ゴーヤの下処理と保存方法
スタディー

夏に旬を迎えるゴーヤはビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなども豊富であり、美容にはもちろん、夏バテ解消にもうってつけの野菜です。
ゴーヤのビタミンCは過熱しても壊れにくいのが特徴です。
良質なたんぱく質と一緒に揚げ物、炒めもの、焼き物、和え物、漬物など…調理法もかなり豊富ですよ!
しかし、ゴーヤを丸ごと1本購入してもなかなか使いきれない方も多いのではないでしょうか?
今日はゴーヤの下処理方法と、冷凍保存方法についてご紹介していきます。
選び方・下処理・保存方法
選び方
全体的に鮮やかな緑色で黄色く変色しておらず、重みのあるものを選びましょう。
ゴーヤは実のいぼにつやがあり、しっかりしているものが新鮮です。
黒ずんでいたり、柔らかくなっているものは避けましょう。
下処理方法
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ゴーヤを流水でしっかり洗い、縦半分に切る。
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スプーンなどでゴーヤのわたを取り除く。
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ゴーヤを切る。
切り口を下にして、お好みの幅にカットする。
※ すぐに使用せず冷凍保存したい場合は、1センチ程度にカットするのがおすすめ。
天ぷら、炒めもの、浅漬け、和え物、サラダなどの料理に使用しやすい大きさです。
ゴーヤの特徴とも言える苦み成分はわたの部分に最も多く含まれています。
スプーンなどを使用してきれいに取り除きましょう。
冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合に、しっかりわたを取り除いておかないと嫌な苦みの原因になったり、傷みやすくなり、おいしく食べられなくなる原因になるので注意してください。
冷蔵庫で保存する場合は、濡らしたキッチンペーパーをくるんでビニールに入れて野菜室で保存すれば1週間ほどは日持ちします。
冷凍よりはフレッシュな食感を味わえるので1週間程度で使い切れそうな場合は、冷蔵保存がおすすめです。
苦味処理
苦いのが好きな方はこのまま使用しても大丈夫ですが、苦みが苦手な方やお子様に使用する場合は、ちょっとした工夫で苦みを軽減させることができます!
カットしたゴーヤに塩を少々振りかけてしんなりさせ、塩もみをするとゴーヤから水分が出て苦みがやや軽減されます。
ポリ袋などに入れておこなうと汚れも少なくお手軽にできますよ。
塩もみをしてもやっぱり苦みが気になる…という方は、さっと湯通しするのがおすすめです。
お湯を沸かし、塩を少々入れてゴーヤの色が鮮やかになる程度にさっと茹でます。
(数秒~十数秒)
ここであまりにも火を通しすぎてしまうと、ゴーヤの魅力であるシャキシャキとした食感が損なわれてしまうので、注意しましょう。
保存方法
下処理後、水分を適度に取り、ジッパー袋に入れて冷凍で保存します。
下ゆでした場合はしっかり水にさらし、冷ましてから保存してください。
使用するときは冷凍庫から取り出して、そのままお料理に使用することができます。
保存期間は大体1ヵ月を目安に使い切るようにしましょう。
冷凍庫の中はとても乾燥した環境であり、冷凍期間が長くなってしまうとゴーヤの水分がどんどん失われて、ぼそぼそした食感になってしまいます。
これであなたも栄養たっぷり旬野菜の保存上手に!
ゴーヤの下処理から保存方法までをご紹介しました。
旬の野菜は安く手に入れることができる上に栄養も満点なので上手に保存してしっかり栄養を摂っていきたいですよね。
ゴーヤは保存が難しいと思われがちなのですが、新鮮なうちにきちんと下処理をしてあげれば、おいしい状態をキープして保存することが可能なのです。
ぜひお試しくださいね。
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