公開日:2020-04-25
ゴーヤを食べやすくする裏ワザ!?ゴーヤの苦味を抑える方法と保存術
スタディー

5月ごろになるとスーパーに並び始めるゴーヤ。
独特のほろ苦さが特徴的な初夏から夏にかけての野菜のゴーヤは、健康食材としても有名です。
しかしゴーヤはあまり日持ちしない野菜です。
また独特の苦味が苦手な人も多く、一気に使うのも難しい食材…。
そこで今回は長くゴーヤを楽しむ保存術のご紹介です!
苦くてあまり使ったことがない…という方も必見!
おいしいゴーヤの見分け方と苦味を抑える方法も合わせて解説します。
ゴーヤとは
ゴーヤは別名「苦瓜」とも呼ばれるほど、特徴的な苦味を持っている野菜です。
スーパーに並んでいる緑色のゴーヤは熟す前の状態で、未熟のものを食用としています。
近年では夏の暑さを和らげるために、グリーンカーテンとしてゴーヤが一般家庭で栽培される機会が増えました。
ビタミンCが非常に豊富で、含有量はレモンの約2~4倍と言われています。
また、ビタミンCは熱に弱い性質を持ちますが、ゴーヤに含まれているビタミンCは野菜の中で唯一加熱に強いという特性をもっています。
ほかにも、食物繊維やカルシウム、鉄分など、生活に欠かせない栄養素をたくさん持ち合わせています。
保存方法
常温保存
ゴーヤは日持ちがしない野菜のため、常温保存には向かない食材です。
常温保存をする場合は、キッチンペーパーなどでゴーヤを包み、冷暗所で保管します。
横に置いて保存すると、凹凸面から痛んでいくので、なるべく設置面が少ない状態にします。
しかし1~2日程度しか持たないので、早めに使い切りましょう。
冷蔵保存
冷蔵保存をする場合、ゴーヤを縦半分に切り、種とワタを取り除いた状態にします。
また、ゴーヤは水と乾燥に弱いので、表面が汚れている場合は乾いたキッチンペーパーで拭き取るようにしましょう。
その上で切り口にキッチンペーパーを巻きつけ、ラップで包みます。
冷蔵保存のコツ
- 汚れている場合はキッチンペーパーで拭き取る(水はNG)
- 切り口を下にして保存
冷蔵庫で約1週間〜10日程度保存ができます。
冷凍保存
冷凍保存をする場合は、あらかじめ料理で使うサイズに切っておきます。
冷凍した状態のまま料理に使うので時短にもつながり、長期間の保存もできるようになります。
基本の下処理
- 縦半分に切り、種とワタを取り除く。
- 長時間水にさらすと栄養が流れるため、薄切りにし、さっと水にさらす。
- 水気をよく拭き取り、保存袋に重ならないように入れ、密閉して保存する。
冷凍保存のコツ
- さっと水にさらし、よく水気を切る
- 重ならないように空気を抜いてチャック付き保存袋に入れる
冷凍保存の場合、保存期間は1ヶ月程度が目安です。
ゴーヤの苦味を軽減する裏ワザ
ゴーヤのおいしさは苦味にこそありますが、あまりに苦いと食べにくく感じてしまう人も多いかと思います。
ゴーヤの苦味成分は、ゴーヤに含まれる「モモルデシン」という成分に由来します。
食欲増進効果がありますが、これは水溶性の栄養素です。
ゴーヤを薄切りにするとモモルデシンが溶けやすくなり、また塩揉みや下茹ですると苦味が軽減されます。
苦いのが苦手…という人は、塩揉みしたゴーヤをさっと茹でてみましょう。
おいしいゴーヤの選び方
おいしいゴーヤには見分け方があります。
濃い緑色であり、表面のイボにハリとツヤがあるズッシリと重いものがおいしいと言われています。
色と形、重さに注目して選んでみましょう。
一般的にゴーヤの緑色が濃くイボが小さいものほど苦味が強くなりますが、栄養素も高くなります。
逆に緑色が薄くイボが大きいものは、苦味は薄いですが、栄養素は低くなります。
自分の食べやすいゴーヤを選ぶようにしてみましょう。
おいしいゴーヤの見分けるコツ
- 濃い緑色
- イボにハリとツヤがある
- ズッシリと重い
ゴーヤをおいしく食べよう
今まで苦手であまり手が出せなかった人も、おいしいゴーヤを選んで処理すればおいしく食べられます!
かしこく保存術を使い分けて、ゴーヤを長く楽しみましょう。
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