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2021-01-29更新

果物と野菜に表示されている糖度とは?甘さの基準「糖度」のヒミツ

スタディー

スーパーで果物や野菜を見ていると、たまにポップで「糖度」という表記が見られますよね。
みかんやさつまいもなど、糖度が高いと甘くておいしいというイメージがありますが、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。

糖度とは、甘さの目安のひとつですが、単純に糖の量を示す値ではありません。
実は、糖度が高いと甘いというわけではないのです。

今回は、知っているようで知らなかった糖度についてご紹介していきたいと思います。

 

糖度とは?

糖度とは、果汁100グラムの中に糖分が何グラム含まれているかを表します。
また数値は、糖度計で測定した場合、Brix値(ブリックス値)という値で表示しています。

糖度計は屈折計とも呼ばれており、光が水中や空気中では直線に進む性質を利用して糖度を計測します。
ショ糖が含まれている液体を計測すると光の屈折が起こるため、屈折率によって糖度を数値化しています。

つまり糖度の数値は、水に溶けている固形物の量の指標のことであり、厳密にいえば糖だけの量を示す値ではありません。
しかし同じ果物同士を比較する場合、一般的に糖度が高ければ糖の量が多いため、糖度は甘さの目安と考えられています。

    代表的な果物・野菜の糖度

  • イチゴ 8.0〜15.0度
  • みかん 10.0〜14.0度
  • ぶどう 17.0〜22.0度
  • りんご 12.0~17.0度
  • バナナ 20.0〜21.0度
  • さつまいも 8.0〜12.0度
  • 焼きいも 40.0〜50.0度
  • かぼちゃ 19.0〜20.0度

参考:農林水産省

中には糖度が高くても、糖以外の成分の方が多ければ甘いと感じないものもあります。
グレープフルーツの糖度は10度程度ですが、クエン酸を含む量が多いので酸っぱいと感じます。

糖度という甘さの指標はありますが、果物ごとにより組成が異なりますので、比較してもどちらが甘いのかは一概にはわかりません。

 

どの糖質が一番甘い?

果物の甘みを含む糖質は、果糖・ブドウ糖・ショ糖などがありますが、糖度はショ糖の量を測っています。
いずれも聞いたことがあるかと思いますが、どれが一番甘い糖であるかご存知ですか?

ショ糖(砂糖)は科学用語ではスクロースといい、果糖とブドウ糖がくっついてできたものになります。
であれば、ふたつを足したショ糖が一番甘いと思われがちですが、実は一番甘いのは果糖であり、ショ糖は二番目の甘さです。

しかし口に入れた後、時間経過と共に果糖の甘さは下がっていき、ショ糖やブドウ糖の方が甘いと感じるようになります。

 

甘くておいしい果物・野菜を食べよう

糖度が高いと甘いというわけではなく、何事もバランスが大切ということがわかりました。
スーパーなどで糖度が表示されている場合は、クエン酸などの酸味よりも糖度の方が割合が高いことが多いので参考にしてみましょう。
また大きさや形、果皮の色やツヤ、香りなども甘くておいしい果物を見極める目安になります。

果物や野菜を選ぶ際には、じっくり観察してみて、よりおいしいものを選びましょう!

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「もったいない野菜でおいしく健康に」をテーマに、ドリンクレシピや野菜の知識などをお届けします。

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