公開日:2019-05-22
今が旬!そら豆が苦手な人でも食べやすい下処理&ポタージュレシピ
スープ
2019年05月22日公開 2024年5月29日更新
4月から6月が旬のそら豆、みなさんはもう食べましたか?
下処理の方法がわからなかったり、豆類特有の豆臭さや食感が苦手だったり、スーパーで見かけても買ったことがない人は多いのではないでしょうか?
ですが、実はそら豆は美容と健康の味方で、これからの梅雨の時期にぜひとも食べてもらいたい食材なんです!
今回はそんなそら豆の選び方、保存・調理方法と、そら豆が苦手な人でもでも食べやすい「そら豆のポタージュ」を紹介します。
目次
梅雨の時期こそ、そら豆が体を元気にしてくれる
梅雨の時期、なんだか体がだるい理由は「湿邪(しつじゃ)」にあります。
そんな湿邪の解消にそら豆はうってつけなんですよ!
体調不良の原因「湿邪(しつじゃ)」とは?
「湿邪」とは東洋医学の考え方で、梅雨のような湿度の高い時期に、水分や老廃物が体に溜まることで引き起こす心身の不調のことです。
湿邪が溜まってしまうことで、血流の流れが悪くなり体内が冷えてしまい、体のだるさ、むくみ、食欲不振などの症状が現れてしまうのです。
▽湿邪についてはこちら▽
そら豆で体がスッキリ&美容効果も!
湿邪で溜まってしまった水やむくみを解消するには、利尿作用のあるカリウムが豊富な野菜や果物、あるいはカフェインの入った飲み物を摂取することです。
その中でもそら豆にはカリウムがとても豊富に含まれているため、余分な水や老廃物が排出されやすくなり、体がスッキリします。
さらに、そら豆にはビタミンB群やC、ミネラルも含まれているので、肌荒れや便秘解消など、美容効果も期待できます。
新陳代謝アップ、むくみ解消、疲労回復、夏バテ予防、肌・髪・爪を健康的にする、肌荒れ改善、二日酔い解消、便秘解消など
鮮度が命!そら豆の保存・調理方法
そら豆をおいしく食べられるのは収穫してから3日以内と、とても短いのが特徴です。
そんな短命なそら豆を鮮度の良いまま長く楽しめる方法を紹介します。
鮮度の良いそら豆は?
おいしいそら豆を選ぶポイントとしては、
- サヤが鮮やかな緑色でツヤがある
- 表面に産毛が生えている
- 粒ぞろいが均一
であることです。
サヤが茶色くなっているものは収穫から時間がたってしまっているものなので、避けるようにしましょう。
また、サヤから豆を取り出してしまうとさらに鮮度が落ちてしまうので、購入したその日にすぐ使うようにしましょう。
そら豆は買ったらすぐに食べる or 冷凍保存すべし
鮮度が落ちやすいそら豆は、買ったその日にすぐ使うか、冷凍保存するのがおすすめです。
サヤから豆を取り出し、皮をむきやすいように薄皮にある筋(以下写真の赤線)に沿って切れ目を入れてから、生のままチャック付き保存袋に入れて冷凍します。
冷凍保存したそら豆は、大体1ヶ月で使い切るようにしましょう。
塩茹では、お酒を入れて「豆臭さ」を軽減
そら豆特有の「豆臭さ」が気になる人もいるのではないでしょうか?
あの豆臭さがそら豆のよさでもありますが、苦手なな人におすすめしたいのが、塩茹でする際にお酒を入れること。
これだけで、あの豆臭さを軽減できるのです。
豆臭くなくなる塩茹での方法
- そら豆
- 1袋(豆のみ約100g)
- 水
- 1L
- 酒
- 100ml
- 塩
- 大さじ2
- サヤから豆を取り出し、皮をむきやすいように薄皮の筋に切れ目を入れる。
(冷凍したそら豆を使用する場合はパスしてください) - 鍋に水(1L)と酒(100ml)、塩(大さじ2)を入れ沸騰したら、お湯がふつふつとした状態になるまで火加減を調整し、そら豆を一気に入れて3分茹でる。
(冷凍の場合は、豆が凍った状態で4分茹でる) - 時間になったらすぐにざるにあげ、うちわなどで冷ます。
- 薄皮をむいて、中身を取り出す。
今回はポタージュ用に柔らかめに茹でていますが、もし塩茹でしたそら豆を楽しみたい場合は、常温のそら豆を2分(冷凍は3分)茹でるのがおすすめです。
また、冷ますときに水にさらすと豆が水っぽくなるので避けましょう。
筆者もおいしく食べられた!そら豆のポタージュ
- そら豆
- 1袋(豆のみ約100g)
- 玉ねぎ
- 1/2玉
- バター
- 15g
- 水
- 150ml
- 牛乳
- 100ml
- コンソメ(顆粒)
- 小さじ2
- にんにくチュープ
- 2cm(お好みで)
- 塩
- 適量
- パセリ
- 適量
- フライパンにバター(15g)と薄切りにした玉ねぎ(1/2玉)を入れて、玉ねぎが透き通るまで炒める。
- 薄皮をむいたそら豆(100g)を入れてバターと絡ませたら、水(150ml)、コンソメ(小さじ2)、にんにくチューブ(2cm)を入れ一煮立ちさせる。
- 粗熱が取れたらミキサーにかける。
- 滑らかになったら、鍋に戻して牛乳(100ml)を加え、必要であればコンソメと塩で調整する。
- 器に盛り、お好みでパセリを振る。
発見!そら豆ってこんなにおいしい
丁寧に下処理したそら豆は塩茹でしただけでとってもホクホクとおいしく、ポタージュにすれば子どもでもおいしく食べられます。
これから梅雨の時期、むくみを解消して体を軽くしてくれるそら豆。
旬のそら豆を食べて、健康と美容を手に入れましょう!
参考元:
*健達ねっと そら豆は薄皮に栄養素がある?美味しく健康に食べるコツ7選
*旭化成ホームプロダクツ そら豆|野菜保存のポイント|保存テクニック
▽そのほか湿邪を解消するおすすめレシピ▽
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