公開日:2023-12-20
圧力鍋で簡単&時短!小豆から作る自家製あんこレシピとコツ【甘さ調整可能】
スイーツ
小豆から作る、甘さ控えめのあんこレシピを紹介します。
手作りのあんこはお好みの甘さに調整ができて、小豆の風味もしっかりと感じられるのでおすすめ。
圧力鍋を使えば加熱時間も短く手軽に作ることができます!
普通の鍋を使用する場合、さし水をしながら小豆が柔らかくなるまで1時間ほど弱火でコトコト煮て作りますが、圧力鍋を使えば加熱時間は15分ほど!
後は圧力が下がるまで放置しておくだけで小豆が柔らかく煮えてとても手軽です。
おいしく作るポイントも紹介しているので、コツをつかんでおいしいあんこ作りを楽しみましょう。
目次
自家製あんこの作り方
- 小豆
- 200g
- 水
- 800ml
- 砂糖
- 180g
- 塩
- ひとつまみ
-
小豆をボウルに入れて洗う。
- 圧力鍋に①と水(分量外)を入れて火にかけ5分ほど茹でる。(蓋はしない)
- ザルにあげて水洗いする。
- 圧力鍋に③と水を入れて蓋をして火にかける。
- 加圧が始まったら弱火にして15分加熱し、その後減圧するまでおいておく。
- 蓋をあけて弱火にかけ、砂糖を3回にわけて加え都度よく混ぜ合わせる。
- 塩を加えてさらに混ぜ、もったりしたら火を止める。
圧力鍋を活用してあんこをおいしく作るコツ
茹でた小豆に砂糖で甘みをつけたあんこは、シンプルな材料と作り方で素材の風味を感じられます。
手作りのあんこは用途に合わせてかたさや甘さもお好みに調整しやすく、添加物の心配がない点も嬉しいですね。
砂糖は小豆が柔らかくなってから
あんこをおいしく作るコツの1つ目は砂糖を加えるタイミング!
小豆が柔らかくなっていることを確認してから入れましょう。
小豆にかたい部分が残ったまま砂糖を加えてしまうと、その後いくら加熱を続けても柔らかくはなりません。
減圧して蓋をあけたら小豆がしっかり柔らかくなっているかを必ず確認しましょう。
また、砂糖は一度に加えるのではなく3回程度に分けて都度混ぜながら入れていくと柔らかく仕上がりますよ。
塩を加えて味を引き締める
今回紹介しているあんこレシピの甘さはやや控えめですが、甘めがお好みの方は同量程度まで増やしてみてください。
また、味見をしてみて甘さがぼんやりしているときには少量の塩を加えましょう。
あんこの甘みは砂糖ですが、塩を加えることで甘みが引き立って味が引き締まります。
入れすぎると甘じょっぱくなってしまうので、ごく少量であくまでも甘さを引き立てる程度にしておくとよいでしょう。
小豆は渋抜きしてから使う
小豆には渋味成分が含まれています。
小豆を水に入れて煮ると次第に赤く濁ってきますが、この赤い煮汁が渋味の素になりますので取り除くようにしましょう。
レシピでも紹介している通り、圧力をかける前に鍋に小豆と水を入れて火にかけ、煮汁が赤く濁るまで煮たら一度ザルにあげて湯を捨てます。
この工程を「茹でこぼし」と呼び、茹でこぼしをすることで渋味が抜けてあんこがおいしく仕上がります。
豊富な栄養を持つ小豆
小豆の歴史は非常に古く、奈良時代に完成された「古事記」にも小豆に関する記述があるほどです。
また古くから小豆の赤色が魔除けの力を持つと信じられていて、季節行事やお祝いの席で小豆を使った食べ物がお供えされていました。
そんな小豆は縁起物としてだけでなく、豊富な栄養もあるといわれています。
利尿を促進し、体にたまった余分な水分を外に排出する効果があるといわれているカリウムや、腸内の動きを活発にする食物繊維などが多いとされており、むくみを解消したり、便秘を防止したりする効果が期待できます。
優しい味わいのあんこを楽しもう
今回は手作りならではの素材の味わいと優しい甘みを感じられる自家製あんこレシピを紹介しました。
作ったあんこは、ぜんざいやおしるこ、あんころ餅などの和菓子に使うほか、食パンに塗って小倉トーストにしたり、パンケーキにトッピングしたりと洋風にアレンジするのもおすすめです。
ぜひ試してみてくださいね。
▽あんこを使ったレシピはこちら▽
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