公開日:2021-12-08
ほろ苦甘いスイーツ♪りんごとナッツのキャラメリゼ
スイーツ
一年の中でも秋から冬にかけてが旬のりんご。
スーパーやコンビニでも気軽に買えるりんごには、多くの栄養素が含まれているんです。
今回は甘さとほろ苦さのバランスが絶妙なスイーツである、りんごのキャラメリゼのレシピを紹介します。
皮を剥いて生で食べることが多いりんごですが、皮もそのまま食べられて、寒くなる季節にピッタリな温かいりんごのレシピになります。
- りんご
- 1個(約300g)
- スライスアーモンド
- 25g
- 砂糖
- 大さじ4
- 水
- 大さじ1
- バター(食塩不使用)
- 20g
- シナモン
- お好みの量
-
りんごはよく洗い、皮がついたまま8等分のくし切りにしたら、芯と種を削ぎ取って、食べやすい一口サイズに乱切りする。
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フライパンに砂糖と水を入れて中火にし、キャラメルを作る。
フライパンをコンロから少し持ち上げて、水が砂糖に浸透するように左右に傾けて回しながら加熱する。
※ 砂糖の種類は写真ではグラニュー糖を使用していますが、お好きな砂糖をお使い下さい。
※ 砂糖が溶けると、最初は透明で大きな泡がブクブクしてきますが、次第に小さな泡になり、茶色くキャラメル色になってきます。 -
写真のように薄いキャラメル色になったら弱火にし、りんごとバターを加えて木べら等でキャラメルと絡める。
※りんごを加えるときにキャラメルが跳ねやすいので注意。
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りんごの水気が出てきたら、アーモンドスライスを加える。
りんごの形が崩れないようにやさしく混ぜたら中火に戻し、ぐつぐつと煮詰める。
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水気が無くなったら火を止めて、仕上げにシナモンをお好みの量加え、全体に絡めたら完成。
そのままでも、お好みでトーストやワッフル、アイスなどに乗せてお召し上がりください。
りんごに含まれるペクチンの効果
皆さんはりんごに含まれる”ペクチン”という成分をご存知でしょうか。
りんごの代表的な成分のひとつにペクチンと呼ばれる水溶性の食物繊維があります。
この成分には水に溶けるとゼリー状になる性質があり、これが整腸作用に働きます。腸内のバランスを整えて便秘や下痢を解消する効果があるのです。
さらに、その性質から血糖値の急激な上昇やコレステロールの吸収を抑える効果もあり、糖尿病や動脈硬化の予防につながります。
このペクチンは果実だけではなく、りんごの皮にも多く含まれています。
また、ペクチンの作用は加熱しても効果が変わりません。むしろ加熱することでペクチンの量が増え、生の状態よりも多く摂取できる利点があります。
▽りんごの詳しい栄養などについてはこちら
忙しいときのりんごの上手な保存方法
今回のようなりんごのスイーツを作りたいけどなかなか時間が取れない、また、りんごを大量に購入して保管場所がない際の保存方法に、りんごを事前にカットをして冷凍しておく方法があります。
りんごを洗い、水気をよく拭いたら料理に使う大きさにカットします。ジッパー等の保存用袋に入れて冷凍しておけば長期の保存が可能です。
▽りんごの詳しい冷凍保存方法についてはこちら
冷凍庫から取り出してそのまま食べても良いですが、冷凍すると食感が変わってしまうので、生で食べるよりも煮たり焼いたりして食べるのがおすすめです。
今回のレシピで使うときにはもちろん、りんごジャムやアップルパイの具を作る際にも、カットして冷凍しておくと使いたいときにすぐに使えて便利です。
りんごスイーツを楽しもう!
整腸作用や生活習慣病予防に効果が期待でき、ペクチンが多く含まれたりんご。
そんなりんごで作ったりんごのキャラメリゼを、今回はトーストの上に乗せてみましたが、ワッフル、パンケーキ、アイスなどのトッピングにも◎
そのままでもアレンジしてもおいしい、皮まで食べられる温かいスイーツとして、りんごのキャラメリゼをぜひお試しください。
▽そのほかの皮まで食べられる温かいりんごのスイーツレシピ
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