公開日:2019-10-28
大きなかぼちゃは冷凍しよう!丸ごとおいしく食べきる冷凍保存術
スタディー
大きなかぼちゃがスーパーに並ぶ時期になりました。
丸ごと1個買ったほうが安いものの、使い切れるか不安でカット済みのものを買ってしまうこともあるのではないでしょうか?
かぼちゃは冷凍保存ができる野菜です。
簡単な下処理で、様々なお料理に使うことができます。
かぼちゃの冷凍保存の方法
かぼちゃの冷凍保存は、大きく3つ。
それぞれ用途によって使い分けることで、調理時間の短縮やお料理のバリエーションを簡単に増やすことができます。
かぼちゃの下処理
まずは3つの冷凍方法に共通するかぼちゃの下処理です。
かぼちゃを4等分に切り、ヘタを切り落とし、種とワタをスプーンなどで削ぎ落としましょう。
冷蔵保存する場合も、種とワタは痛みの原因となるのですぐに削ぎ落としてしまいましょう!
綺麗に取り除くのが、おいしいかぼちゃ料理のコツです。
種とワタを取り除いたら、用途に合わせてかぼちゃをカットします。
【下処理が簡単】生のまま冷凍
下処理に時間がかからないのが生のまま冷凍です。
煮物や炒め物など、用途に合わせてカットし、保存袋に入れて冷凍するだけ!
なるべく空気を抜いて密閉した状態で冷凍しましょう。
生のまま冷凍したかぼちゃは1ヶ月を目安に食べ切りましょう。
【時短調理に◎】加熱して冷凍
軽くレンジで加熱してから冷凍することで、使うときに時短で調理することができます。
カットしたかぼちゃを耐熱皿に入れ、ふんわりラップをかけたら500Wで2~3分加熱します。
粗熱が取れたら一食分ずつラップに包み、保存袋に入れて冷凍します。
柔らかく煮すぎてしまうと、解凍したときに水っぽくなってしまうので、レンジでは固さが残る程度に留めておきましょう。
保存期間は1ヶ月を目安に消費してください。
【おいしさ重視】マッシュして冷凍
マッシュしたかぼちゃは、冷凍しておくことで簡単にポタージュスープにしたり、オムレツに混ぜ込むことができます。
かぼちゃをラップに包み、柔らかくなるまで加熱します。
柔らかくなったらボウルに移し、フォークや木ベラなどで潰します。
過去記事:製氷皿で作り置き!「ポタージュキューブ」で即席スープを楽しもう
一食分ずつラップに包み、保存袋に入れたら冷凍します。
保存期間は1ヶ月を目安に消費してください。
玉ねぎと一緒にペースト状にし、味付けをしておくことで、レンジだけでポタージュスープを作ることもできます。
冷凍かぼちゃの解凍方法
冷凍かぼちゃは、スープや煮物などじっくり火を通す料理の場合、凍ったまま使うことができます。
一度冷凍することで味が染み込みやすくなり、美味しく食べられます。
炒め物や揚げ物などに使用するときは、あらかじめレンジで解凍してから使いましょう。
冷凍したかぼちゃがおいしくない…
冷凍かぼちゃは便利なものの、いざ食べるときにニオイが気になり、おいしく食べることができなかったという経験がある人もいるのではないでしょうか?
冷凍時に気をつけること
冷凍したかぼちゃがおいしくない原因はいくつかありますが、冷凍する際にできることは、ニオイの原因になる種やワタを綺麗に取り除くことです。
また、冷凍庫のニオイ移りなどを防ぐために、保存袋の中の空気をしっかり抜いて冷凍しましょう。
複数回に分けて使う場合は、1食分毎にラップに包んで保存すると空気に触れにくくなり、劣化を防ぐことができます。
食べるときに気をつけること
冷凍だからといってあまり長期間放置しないことも大切です。
保存期間は1ヶ月程度ありますが、その間にも味はどんどん落ちてしまいます。
気をつけていてもニオイが気になる場合は、煮物やカレーなど味の濃い料理に使ってみましょう。
冷凍かぼちゃのおすすめレシピ
煮物
一度冷凍することで味が染み込みやすくなり、ホクホクのかぼちゃの煮物に仕上がります。
一からかぼちゃの下処理をして、コトコト煮込むのは時間がないと難しいですが、煮物用にカットしておけば調味料を入れて煮込むだけなので簡単です。
スープ
マッシュしておいたかぼちゃをミルクで伸ばせば、簡単にポタージュができあがります。
そのほかにも、薄切りにしてお味噌汁に、角切りにしてミルクスープやコンソメスープにしたりと、バリエーションもたくさんです。
シチュー
シチューの具材として煮込めば、これからの季節にぴったりなとろとろのかぼちゃシチューに。
チーズをのせてオーブンで焼けば、焼きシチューにもなります。
丸ごと1個おいしく食べ切ろう
皮が硬く下処理に時間のかかるかぼちゃは、冷凍することで忙しい日も簡単に楽しむことができます。
ちょっとした下準備で、今が旬のかぼちゃを丸ごと1個おいしく食べ切りましょう!
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