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公開日:2022-09-04

管理栄養士が教える!意外と簡単なゴーヤの下処理と保存方法まとめ

スタディー

2022年9月4日公開  2024年7月22日更新
 

夏に旬を迎えるゴーヤは、ビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどが豊富で、美容にはもちろん、夏バテ解消にもうってつけの野菜です。

また、ゴーヤのビタミンCは過熱しても壊れにくいのが特徴です。
良質なたんぱく質と一緒に、揚げ物、炒めもの、焼き物、和え物、漬物など…調理法もかなり豊富ですよ!

しかし、ゴーヤを丸ごと1本購入してもなかなか使いきれない人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ゴーヤの下処理方法と、冷凍保存方法について紹介していきます。
 

ゴーヤの選び方

 
全体的に鮮やかな緑色で黄色く変色しておらず、重みのあるものを選びましょう。

ゴーヤは実のいぼにつやがあり、しっかりしているものが新鮮です。
黒ずんでいたり、柔らかくなっているものは避けましょう。
 

下処理方法・切り方

 
ゴーヤの基本的な下処理方法と切り方です。

  1. ゴーヤを流水でしっかり洗い、縦半分に切る。
     
  2. スプーンなどでゴーヤのワタを取り除く。
     
  3. 切り口を下にして、好みの幅にカットする。

    ※ すぐに使用せず冷凍保存したい場合は、1センチ程度にカットするのがおすすめ。
     天ぷら、炒めもの、浅漬け、和え物、サラダなどの料理に使用しやすい大きさです。
     

ワタの部分はスプーンを使うとやりやすく、きれいに取り除けますよ。

冷蔵庫や冷凍庫で保存する場合に、しっかりワタを取り除いておかないと傷みやすくなり、おいしく食べられなくなる原因になるので注意してください。

下処理後すぐに使う場合は、ワタを軽く取ることで、ワタに含まれている栄養素も一緒に取ることができますよ。
 

苦味処理

 
苦いのが好きな方はこのまま使用しても大丈夫ですが、苦みが苦手な人や子どもに使用する場合に、ちょっとした工夫で苦みを軽減させることができます!
 

塩もみする

 
カットしたゴーヤに塩を少々振りかけてしんなりさせ、塩もみをするとゴーヤから水分が出て苦みがやや軽減されます。

ポリ袋などに入れておこなうと汚れも少なくお手軽にできますよ。
 

 

さっと茹でる

 
塩もみをしてもやっぱり苦みが気になる…という方は、さっと湯通しするのがおすすめです。

お湯を沸かし、塩を少々入れてゴーヤの色が鮮やかになる程度にさっと茹でます。(数秒~十数秒)

ここであまりにも火を通しすぎてしまうと、ゴーヤの魅力であるシャキシャキとした食感が損なわれてしまうので、注意しましょう。
 

 

保存方法

冷蔵保存

 
冷蔵庫で保存する場合は、濡らしたキッチンペーパーをくるんでビニールに入れて野菜室で保存すれば1週間ほどは日持ちします。

冷凍よりはフレッシュな食感を味わえるので1週間程度で使い切れそうな場合は、冷蔵保存がおすすめです。
 

冷凍保存

 
下処理後、水分を適度に取り、ジッパー袋に入れて冷凍庫で保存します。

下ゆでした場合はしっかり水にさらし、冷ましてから保存してください。
 

使用するときは冷凍庫から取り出して、そのまま料理に使用することができます。

保存期間は大体1ヵ月を目安に使い切るようにしましょう。

冷凍庫の中はとても乾燥した環境です。

冷凍期間が長くなってしまうとゴーヤの水分がどんどん失われて、ぼそぼそした食感になってしまうので、早めに使い切りましょう。
 

栄養たっぷり、旬野菜の保存上手に!

 
ゴーヤの下処理から保存方法までを紹介しました。

旬の野菜は安く手に入れることができる上に栄養も満点なので、上手に保存してしっかり栄養を摂っていきたいですよね。

ゴーヤは保存が難しいと思われがちなのですが、新鮮なうちにきちんと下処理をしてあげれば、おいしい状態をキープして保存することが可能です。

ぜひお試しください。
 

▽ゴーヤの下処理や保存方法などのポイントを知りたい人はこちら▽


 

▽ゴーヤの栄養や健康効果についてはこちら▽


 

▽ゴーヤを使ったレシピはこちら▽




 
 
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この記事を書いた人

野村 優希

総合病院の管理栄養士をしており、日々患者さんへの栄養指導を行っております。
食のあり方や生活習慣が多様である現代だからこそ、一人一人にあった食事の提案を心がけております。
◇保有資格◇
・管理栄養士
・NST専門療法士

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