公開日:2022-02-14
小豆から作る自家製あんこレシピ!圧力鍋を活用すれば時短で簡単
スイーツ

手作りのあんこはお好みの甘さに調整ができて小豆の風味もしっかりと感じられます。
圧力鍋を使えば加熱時間も短く手軽に作ることができておすすめ!
コツをつかんでおいしいあんこ作りを楽しみましょう。
自家製あんこの作り方
- 小豆
- 200g
- 水
- 800ml
- 砂糖
- 180g
- 塩
- ひとつまみ
-
小豆をボウルに入れて洗う。
- 圧力鍋に1と水(分量外)を入れて火にかけ5分ほど茹でる。(蓋はしない)
- ザルにあげて水洗いする。
- 圧力鍋に③と水を入れて蓋をして火にかける。
- 加圧が始まったら弱火にして15分加熱し、その後減圧するまでおいておく。
- 蓋をあけて弱火にかけ、砂糖を3回にわけて加え都度よく混ぜ合わせる。
- 塩を加えてさらに混ぜ、もったりしたら火を止める。
圧力鍋を活用してあんこをおいしく作るコツ
茹でた小豆に砂糖で甘みをつけたあんこは、シンプルな材料と作り方で素材の風味を感じられます。
手作りのあんこは用途に合わせてかたさや甘さもお好みに調整しやすく、添加物の心配がない点も嬉しいですね。
今回は圧力鍋を活用したレシピをご紹介しました。
普通の鍋を使用する場合、さし水をしながら小豆が柔らかくなるまで1時間ほど弱火でコトコト煮て作りますが、圧力鍋を使えば加熱時間は15分ほど!
後は圧力が下がるまで放置しておくだけで小豆が柔らかく煮えてとても手軽です。
砂糖は小豆が柔らかくなってから
あんこをおいしく作るコツの1つ目は砂糖を加えるタイミング!
小豆が柔らかくなっていることを確認してから入れましょう。
小豆にかたい部分が残ったまま、砂糖を加えてしまうとその後いくら加熱を続けても柔らかくはなりません。
減圧して蓋をあけたら小豆がしっかり柔らかくなっているかを必ず確認しましょう。
また、砂糖は一度に加えるのではなく3回程度に分けて都度混ぜながら入れていくと柔らかく仕上がりますよ。
塩を加えて味を引き締める
今回ご紹介のあんこレシピの甘さはやや控えめですが、甘めがお好みの方は同量程度まで増やしてみてくださいね。
また、味見をしてみて甘さがぼんやりしているときには少量の塩を加えましょう。
あんこの甘みは砂糖ですが、塩を加えることで甘みが引き立って味が引き締まります。
入れすぎるとあまじょっぱくなってしまうので、ごく少量であくまでも甘さを引き立てる程度にしておくとよいでしょう。
小豆は渋抜きしてから使う
小豆には渋味成分が含まれています。
小豆を水に入れて煮ると次第に赤く濁ってきますが、この赤い煮汁が渋味の素になりますので取り除くようにしましょう。
レシピでもご紹介している通り、圧力をかける前に鍋に小豆と水を入れて火にかけ、煮汁が赤く濁るまで煮たら一度ザルにあげて湯を捨てます。
この工程を「茹でこぼし」と呼び、茹でこぼしをすることで渋味が抜けてあんこがおいしく仕上がります。
お祝いの席でも食べられる小豆
小豆の歴史は非常に古く、奈良時代に完成された「古事記」にも小豆に関する記述があるほどです。
また古くから小豆の赤色が魔除けの力を持つと信じられていて、
季節行事やお祝いの席で小豆を使った食べ物がお供えされていました。
現代でも、節目のお祝いごとではもち米に小豆を入れて炊いたお赤飯を頂いたり、
あんこを使ったおはぎやおまんじゅうを振る舞ったりすることも多く、身近な暮らしの中でも小豆は長く親しまれています。
豊富な栄養を持つ小豆
小豆は縁起物としてだけでなく、豊富な栄養もあると言われています。
利尿を促進して体にたまった余分な水分を外に排出する効果があると言われているカリウムや、
腸内の動きを活発にする食物繊維などが多いとされており、むくみを解消したり、
便秘を防止したりする効果も期待できます。
優しい味わいのあんこを手作りで楽しもう
今回は手作りならではの素材の味わいと優しい甘みを感じられる自家製あんこレシピをご紹介しました。
作ったあんこは、ぜんざいやおしるこ、あんころ餅などの和菓子に使うほか、
食パンに塗って小倉トーストにしたり、パンケーキにトッピングしたりと洋風にアレンジするのもおすすめです。
ぜひ試してみてくださいね。
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