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公開日:2021-11-10

加熱してもおいしい!レタスの冷凍保存方法と活用レシピ紹介

おかず

2021年11月10日公開  2025年1月15日更新
 

生野菜の代表ともいえるレタス。

夏から秋にかけてが旬ですが、最近では植物工場での栽培も進み、一年中食べられるようになっています。

みずみずしい食感が特徴のレタスは、生のまま食べる方が多いのではないでしょうか。

中には「毎回サラダで食べるのは飽きてしまった…」という方もいるかもしれません。そんなときは、ぜひレタスを加熱して食べてみましょう。

今回はレタスを加熱して食べるメリットや、調理のポイントを紹介します。

レタスレシピのレパートリーが増えれば、毎日の献立作りにも役立つこと間違いなしです!
 

レタスは加熱してもいいの?


 
レタスの約95%は水分でできていることを知っていましたか?

シャキシャキ食感のレタスはサラダで食べるイメージが強いですが、実は加熱して食べることもできます。

レタスに含まれているビタミンEβカロテンは熱に強い性質があるので、加熱しても栄養素が逃げてしまう心配はありません。強い抗酸化作用があり、ストレスや老化から体を守ってくれたり、動脈硬化の予防、免疫力アップなどの働きがあります。

さらに油と一緒に摂ることで体への吸収率がアップするという嬉しい効果も。

むしろ加熱して食べた方が栄養もしっかり摂ることができます。チャーハンや炒め物にもぴったりの食材ですね。
 

カサが減ってたっぷり食べられる

 
葉物野菜はボリュームがあるため、1〜2枚程度でもけっこうお腹いっぱいになってしまいますよね。

加熱調理することでカサが減るため、たっぷりと食べることができます。

またレタスはとてもヘルシーな食材なので、ダイエットに向いているのも嬉しいポイント。

しっかり栄養も摂れてお腹も満たせるレタスは、ダイエットの強い味方にもなりますよ。
 

シャキシャキ感が残る程度に

 
レタスは水分を多く含んでいるため、加熱しすぎると水分がどんどん抜けてしまいます。長時間の加熱はせっかくのシャキシャキ食感が失われる原因に。

炒め物などで使うときは、一番最後に入れてさっと火を通す程度に調理するのがおすすめです。

またレタスに含まれるビタミンCは熱に弱く、加熱すると逃げてしまう栄養素。

火を通す時間を短くするか、逃げ出したビタミンCも一緒に食べられるスープやあんかけにするのがおすすめです。汁ごと食べれば、レタスの栄養素を無駄なく摂ることができますね。
 

丸ごと洗って栄養キープ!

 
レタスには水に溶けやすい栄養素がたくさん含まれているため、ちぎってから洗うと切り口からどんどん栄養成分が流れ出てしまいます。

使うときは大きい葉のまま洗って、ちぎった後には水にさらさないようにしましょう。

また包丁ではなく手でちぎるのもポイントです。

包丁を使うと切り口が酸化して変色してしまったり、繊維質を断ち切ってしまうことで、栄養素が流れ出てしまう原因になります。手でちぎるときは、なるべく繊維にそってちぎるようにしてくださいね。
 

レタスの冷凍保存方法


 
レタスは傷みやすい食材のため、冷蔵庫に入れておいたら変色してしまったという経験のある人も多いのではないでしょうか。

そんなときにおすすめなのがレタスを冷凍保存する方法。

加熱調理するのであれば、冷凍保存でも十分おいしく食べることができます。

冷蔵保存でダメにするくらいなら、冷凍してしまうのも一つの手ですね。

冷凍保存はなるべく新鮮なうちにすることがポイントです。

レタスを水で洗い水気を拭き取ったら、手でちぎってすぐにジップロックなどの保存袋にいれましょう。袋の口をしっかり閉めて、冷凍庫にいれればOKです。

冷凍であれば3週間程度は日持ちします。解凍後はどうしてもしなっとしてしまうので、生ではなく加熱調理して食べてくださいね。
 

レタスのしゃぶしゃぶレシピ


 
加熱してもおいしく食べられるレタス。

今回は少ない調味料で簡単にできる、レタスのしゃぶしゃぶを紹介します。

さっと加熱することでレタスのシャキシャキ食感を残しつつ、スープまで飲むことができるので栄養もしっかり摂れますよ。

冷凍保存したレタスを使ってもOKです。
 

材料(2人分)
レタス
好きなだけ
豚バラ肉
200g
800ml
鶏ガラスープの素
大さじ1
にんにくチューブ
2cmほど
しょうがチューブ
2cmほど
ポン酢(お好みで)
適量
作り方
  1. レタスは手で一口サイズにちぎる。豚バラ肉(200g)は食べやすいサイズに切る。
     
  2. 鍋に水(800ml)、鶏ガラスープの素(大さじ1)、にんにく(2cm)、しょうが(2cm)を入れて火にかける。
     
  3. 沸騰したら豚バラ肉を入れる。
     
  4. 最後にレタスを入れてさっと茹でたら火を止める。
     

スープの味つけは薄めなので、ポン酢につけて食べるのがおすすめです。

調味料の量を増やしてしっかりとスープに味をつけ、そのまま食べてもいいかもしれません。

ネギや豆腐など、お好みでほかの食材を入れてもOKです。

寒い冬にぴったりのしゃぶしゃぶ。レタスのほどよいシャキシャキ食感を楽しんでくださいね。
 

▽そのほかおすすめのレシピはこちら▽




 
 

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この記事を書いた人

kyoko

食べることが大好きな一人暮らしの女子ライターです。
おいしく食べて健康になれるようなレシピやコラムをお届けしていきます!食の魅力や食材のもつパワーを一緒に学んでいきましょう!

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