公開日:2023-07-09
意外と簡単!失敗しにくい3種のセミドライミニトマトの作り方
もう一品
ミニトマトを使い切りたいときや、食べ方に迷っていませんか?
そんなときは、セミドライミニトマトを作るのがおすすめ!
トマトの旨味も凝縮してさらにおいしくなり、料理の幅も広がります。
ドライトマトを作るのは、ちょっとハードルが高そう…と思われがちですが、ミニトマトは普通のトマトよりも簡単に乾燥でき、セミドライなので意外と簡単に作ることができます。
今回、ミニトマトを乾燥させる3つの方法(天日干し方法と、オーブン、オーブントースター)の詳しいやり方と、それぞれのセミドライミニトマトの乾燥状態の比較を紹介します!
目次
ドライトマトとセミドライトマト
ドライトマトとは、完全に乾燥させた状態のトマトのことで、日持ちするため保存食として使われます。
完全に乾燥させて作るドライトマトは、専用の食品乾燥機が必要だったり、日干しで2〜3日かかったりするので、家で作るのはなかなか難しいです。
一方セミドライトマトとは、半干し状態のトマトのことです。
完全に乾燥しているわけではないので、ドライトマトよりは日持ちしませんが、自宅で気軽に作ることができます。
味もドライトマトに負けず劣らずで、作る時間もその日のうちにできます。
下ごしらえ
ミニトマトを乾燥させる前に、まずは天日干しにするのか、オーブンまたはオーブントースターを使うのかを決めましょう。
天日干しする場合は、種を取るので面倒と感じるかもしれませんが、基本的には天候に気をつけていれば置いておくだけでできるので、簡単にできます。
野菜を干すための網やザルなどがあると、虫などを気にしなくていいですね。
オーブンまたはオーブントースターで乾燥させる場合は、種も一緒に乾燥させるので無駄が出ませんが、乾燥させている途中、焼き具合をときどき見る必要があります。
必要な道具などは家にだいたいある物なので、新しく購入する必要はありません。
なるべくミニトマトを乾燥させたいという場合は、オーブンを使う方法がおすすめです。
どの方法で作るかを決めたら、ミニトマトの下ごしらえをします。
できあがりに影響してくる大切な作業となるので、しっかり準備していきましょう!
まずは、ミニトマトのヘタを取ってよく洗い、水気をキッチンペーパーなどで拭き取り乾かしておきます。
天日干しする場合
- ミニトマトの種が出るように横半分にカットする。
ヘタを上向きにした場合、横に包丁を入れます。
△横にカットすることで、種を簡単に取り出すことができます。 - ミニトマトの種をスプーンを使って取り除く。
※ 取ったトマトの種はスープなどに使えます!
オーブン・オーブントースターを使う場合
- ミニトマトの種が出るように縦半分にカットする。
※ ヘタの反対側をよく見ると白い筋が見えるので、その筋に沿ってカットします。
※ 天日干しと違って種も一緒に乾燥させるので、種が取れにくい切り方にしています。
△ミニトマトの真ん中、横に通っている白い筋が見えます。
白い筋に対して縦に切ってしまうと種が隠れてしまうので、注意しましょう。 - キッチンペーパーの上に、ミニトマトのカットした面を下にして置き、10分ほど水気を切る。
- オーブンを使う場合は、 耐熱のお皿や天板にクッキングシートを敷く。
オーブントースターを使う場合は、天板にアルミホイルを敷く。水気を切ったミニトマトのカットした面を上にして並べる。
△オーブンの場合 - 塩を適量ふりかけ、しばらく置いたら、再度キッチンペーパーで水気を拭き取る。
ミニトマトの乾燥方法
下ごしらえができたら、いよいよミニトマトを乾燥させていきましょう。
天日干し
- カットした面を上にして、ネットやザルに重ならないように置きく。
- 2〜3時間天日干しする。
- 裏返して2〜3時間干して完成。
△乾燥させたミニトマト
※ 2、3日そのまま天日干しすると、完全乾燥に近い状態になります。
オーブン
- 140°に余熱したオーブンに入れ、1時間焼く。
△1時間焼いたところ - キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
- 再度140°で30分焼きます。
- ミニトマトを裏返して、140°で20分〜30分焼いて完成。
※ ミニトマトの大きさによって加熱時間は調整してください。
オーブントースター
- 180°で15分焼く。
△焼く前 - 扉を開けて10分〜15分ほど置き、水気を飛ばす。
- もう一度、①と②を繰り返す。
- 温度を120°に変え、15分焼く。
- ②と同じく、置いて水気を飛ばす。
- ④と⑤をもう一度繰り返す。
- ミニトマトを裏返して、15分焼いて完成。
△焼き上がり
※ ミニトマトの大きさによって加熱時間は調整してください。
※ 途中焦げそうな場合は、温度を下げてください。
3つの方法の乾燥状態比較
セミドライの中でも、それぞれの方法で乾燥状態に差がでました。
天日干しした場合は、触ると柔らかく種がなくても全体的に半乾燥状態になりました。
オーブンを使用した場合は、ミニトマトの中でも小さなものはほとんど乾燥状態になったものもありますが、大体は真ん中が少し半生状態で、外側は乾燥していて、中が少し柔らかい状態。
オーブントースターを使用した場合は、天日干しよりは乾燥し、オーブンよりは全体的に少し柔らかい状態でしたが、そこまで大きな差は感じられません。
乾燥具合を順番に表すと、
天日干し → オーブントースター → オーブン
の順で半乾燥から→ある程度乾燥された状態となりました。
保存方法と保存期間
セミドライトマトは、冷蔵保存または冷凍保存することができます。
乾燥状態にもよりますが、保存期間は
- 冷蔵保存で5日〜1週間ほど
- 冷凍保存で1ヶ月ほど
また、セミドライトマトをオイル漬けすることにより、保存期間を延ばすことができます。
- 冷蔵保存で1〜3ヶ月
※トマトの乾燥状態や、オイル漬けにしたトマトの取り方などによって保存期間は異なります。
▽ドライミニトマトのオイル漬けレシピ▽
やみつきになるおいしさ
ドライミニトマトは生のミニトマトよりも味が濃くなり、とってもおいしくなります。
乾燥させることで旨味がギュッと詰まっているので、そのままでも一度食べるとやみつきに!
たくさんドライミニトマトを作って、料理に使ったり、おつまみにしたりと、ぜひ楽しんでみてください。
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