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公開日:2025-03-26

トマトは冷凍で長持ち!保存方法と冷凍トマトのおいしい食べ方

スタディー

2021年10月7日公開  2025年3月26日更新
 

カゴ盛りの真っ赤なトマトがたっぷり並んでいると、ついつい買ってしまいたくなりませんか?

今回は、たくさんのトマトが手に入ったときの便利な保存法と、おいしい食べ方を紹介します。

使い勝手のいい野菜ですが、ついつい余らせてしまうこともあるトマトをおいしく長期間保存できます。ぜひ試してみてくださいね。
 

トマトは冷凍して保存力をアップ!

 
メニューの付け合せやサラダのトッピングなど料理に彩りをプラスしてくれるトマトは、生で食べるだけでなくスープや煮込み料理など和洋中とさまざまなメニューに使える野菜です。

手頃な値段でたくさん袋に入ったトマトが店頭に並んでいると、お得感もあってつい買ってしまいますよね。

ですが、野菜室に入れているうちに古くなってしまい、生のまま食べるには…と思っているうちに、使いきれず腐らせてしまったという経験がある人も多いのではないでしょうか。

たくさんトマトが手に入ったときは、冷凍保存がおすすめです。

サラダなど生で食べる予定がある分量は野菜室へ、余りそうなら新鮮なうちに冷凍してしまいましょう。
 

冷凍保存の方法


 
トマトの冷凍保存はとっても簡単!
トマトをきれいに洗ってヘタの部分をくり抜いて、ジッパー付きの保存袋に入れて空気を抜きます。

後は冷凍庫で凍らせれば完成です。ヘタは先に取り除いておいたほうが調理の際に楽ですよ。

トマトソースや煮込みなど、後でペースト状になるような料理に使用する予定なら、あらかじめ2cm角程度に角切りにして重ならないようにジッパー袋に入れて冷凍保存してもいいです。
 

冷凍保存のメリット


 
トマトを冷凍保存するメリットは3つ!

1つ目は、先に触れたように保存期間が長くなることです。

新鮮なトマトは傷みやすくせっかくたくさん買っても腐らせてしまってはもったいないですが、冷凍保存すれば1ヶ月程度は日持ちします。

冷凍する際は、購入した新鮮なうちに下処理をして保存するようにしましょう。
 

2つ目は、味が濃厚になることです。

トマトは冷凍保存することで細胞が壊れるので、トマトの旨み成分や栄養素が溶け出しやすくなるといわれています。

生のままよりより濃厚な味わいが楽しめるのも、嬉しいポイントですね。
 

3つ目は、皮がツルッとむけることです。

煮込みやスープなどにトマトを使う場合、舌触りを良くするために湯剥きをしたり火であぶったりして皮をむいて使うことが多いですが、冷凍トマトなら流水にあてるか水につけるだけでツルッと簡単に皮をむくことができます。
 

冷凍トマトの使い方


 
冷凍トマトは解凍せずにそのまま使います。

まるごと冷凍したトマトは、冷水につけて皮をむいたりしているうちに包丁でザクッと切れますが、滑らないように気をつけて下さいね。

スープに使う場合、切ったトマトを凍ったまま鍋に入れて調理をしていきます。

トマトソースのように仕上がりをペースト状にしたい場合は、すりおろして使うとなめらかになりますよ。

トマトは冷凍すると細胞が壊れるため、生の状態とは食感が異なります。

解凍すると水分も一緒に出てしまい食感も悪くなるため、サラダなどの生食に使うよりもスープや煮込み料理など加熱調理するメニューに使うことをおすすめします。

トマトの旨みがギュッと詰まったスープは絶品ですよ!
 

冷凍トマトとキノコの卵スープ


 
トマトは切って盛り付けるサラダだけでなく、スープにするのもおすすめです。
 

材料(3人分)
冷凍トマト
1個
しめじ
1/2パック
ソーセージ
2本
溶き卵
1個
400ml
コンソメスープの素
1個
少々
オリーブオイル
適量
作り方
  1. 冷凍トマトは流水にかけて皮をむき、一口大に切る。
  2. しめじは石突きを切り落としてほぐし、ソーセージは薄切りする。
  3. 鍋にオリーブオイルを入れて熱し、②を入れて炒める。
  4. 水、コンソメスープの素、①を入れて加熱する。
     
  5. 溶き卵を回し入れてひと煮立ちしたら器に盛り付ける。
     

今回のトマトスープは、少しトマトの存在感も残したスープにしたかったので、まるごと冷凍したものを使用しています。
 

トマトをおいしいまま、長持ちさせよう!

 
今回はおいしいトマトを長く楽しむための、冷凍による保存法を紹介しました。

たくさんトマトが手に入ったときは、使い切れずに傷んでしまう前に冷凍していろいろなトマト料理をぜひ楽しんでみてください。
 

▽冷凍したトマトも使えるレシピ▽




 
 
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