公開日:2021-02-21
砂糖でシャキシャキ感をキープ!便利なたけのこの冷凍保存方法
スタディー
春が近づくとスーパーに並びはじめる、春の代名詞「たけのこ」。
シャキシャキっとした歯ごたえがおいしいたけのこは、炊き込みごはんや煮物などにぴったりの食材です。
しかし、たけのこを一本買うと量が多いのでなかなか使い切ることも難しいですよね。
またたけのこを食べるのに必要なアク抜きなども毎度するとなると面倒です。
たけのこは傷みやすいので日持ちがしない食材ですが、冷凍保存をすれば長く楽しむことができます。
今回は、春をおいしく楽しむ!便利なたけのこの冷凍保存方法をご紹介します。
たけのこの栄養
たけのこは、豊富なミネラルや食物繊維を持つ食材です。
食物繊維は腸内環境を改善する効果があり、便秘改善や大腸がん予防、血糖値を抑えたりなど生活習慣病予防にも役立ちます。
またミネラルの中でもカリウムが特に多く含まれており、カリウムには高血圧予防やむくみ予防などにも効果的だと言われています。
冷凍保存
たけのこは冷凍保存をする場合、切ってそのまま冷凍庫に入れてしまうとスカスカになってしまったり筋張ってしまいおいしくないことがあります。
おいしく冷凍保存するには、水分が逃げないように工夫することが大切です。
たけのこの冷凍保存方法は2種類あります。
砂糖を使って冷凍保存をする
砂糖にはたけのこの持つ水分を閉じ込める働きがあります。
食べる際には砂糖の甘さはほとんど感じられないので、そのまま使うことができます。
材料
- たけのこ
- 300g
- 砂糖
- 大さじ1
- アク抜きしたたけのこを下茹でし、水に入れて冷ます。
- 水切りをし、たけのこを小さく切る
- 砂糖をまぶす。
- 保存袋に入れ、空気を抜いてしっかりと密封する。
だし汁を使って冷凍保存をする
煮物などにたけのこを使う際に、予めだし汁を使い下処理をし、だし汁と一緒に冷凍保存をする方法です。
使用方法が煮物に限定されてしまいますが、事前に下処理をしておくと時短になります。
材料
- たけのこ
- 300g
- 白だし
- 大さじ2
- 薄口醤油
- 大さじ2
- 酒
- 大さじ2
- みりん
- 大さじ1
- 水
- 300ml
- アク抜きしたたけのこを下茹でする。
- たけのこを食べやすい大きさに、薄く切る。
- 市販の白だし、薄口醤油、酒、みりん、水を鍋に入れ、20分煮込む。
- ③を冷まし、煮汁とたけのこを保存袋に入れて空気を抜き、しっかりと密封する。
保存期間
冷凍保存をしたたけのこは、1ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。
1ヶ月以上経ってしまうと、たけのこの水分が抜けてスカスカになってしまいます。
購入時に新鮮なたけのこを選ぶことも長期保存のコツです。
- 穂先の色が黄色のもの
- 切り口の色が白く、みずみずしいもの
- 持った時に水分が詰まっており重たいもの
- ずんぐりとしており太っているもの
- 色ツヤがよく皮が薄い茶色のもの
以上のようなポイントに注意して選んでみてください。
たけのこを使ったレシピ
下処理・あく抜きから行うタケノコとワラビ・キクラゲのふんわり卵とじ
旬の味が感じられるシンプルな味付けの卵とじです。
栄養満点のワラビとキクラゲと一緒に炒める簡単レシピです。
下処理やアク抜きの仕方もご紹介していますので、参考にしてみてください。
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にんじんとれんこん、鶏ささみや桜えびなど具沢山の炊き込みごはんのレシピです。
桜えびの香り豊かな風味が食欲をそそります。
手軽においしくたけのこを楽しもう
アク抜きなどが面倒なたけのこも、事前にやっておいて冷凍すればパパッと時短することもできます。
たけのこを買ったけど使いきれずに少し余ってしまったときなどに、ぜひお試しください!
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