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公開日:2021-11-06

しいたけの保存期間は?長持ちする保存方法と簡単レシピもご紹介

おかず

 
他のきのこにはない独特の風味を持つしいたけ。
煮物やお鍋など、しいたけが入っているとどこかほっとしますよね。

そんなしいたけですが「冷蔵庫に入れていたらいつの間にか干からびていた」という経験はないでしょうか。せっかく買ったしいたけがそんな状態になると落ち込みますよね。

今回はしいたけの保存方法について解説していきます。正しい保存方法を身につけて、しいたけをより美味しく頂きましょう。

しいたけが一番長持ちするのは、冷凍保存です。約1か月保存が可能で必要なときに必要な分だけ使えます。
さらに冷凍することにより栄養価と旨みもアップするので、冷凍しない手はありません!
詳しい保存方法は後ほど解説していきます。

そして記事の後半ではしいたけを使った簡単なレシピも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
 

しいたけの部位


 
しいたけは、上記の写真で左から傘(カサ)、軸、石づきに分かれます。

カサは肉厚でしいたけの食感と風味が一番よく感じられる部分です。
は刻んで餃子やハンバーグに混ぜるといい旨みを感じられます。
石づきは固くて食べにくいので捨ててしまってもよいでしょう。

以上を踏まえて、しいたけの保存方法を見ていきましょう。
 

しいたけの保存方法は3つ

 
しいたけには「生しいたけ」と「干ししいたけ」がありますが、今回はスーパーなどの冷蔵コーナーで売られている生しいたけの保存方法についてお伝えしていきます。
 

常温保存

 
しいたけはよく冷蔵コーナーに置いてあるので「常温で保存できるの?」と思うかもしれませんが、常温保存も可能です。

しかし、賞味期限は1日と短いです。夏場や湿気の多い日などはさらに短く半日で傷んでしまいます。買ったその日に使用する場合のみ、常温で保存しましょう。

さらにしいたけは、よく晴れた日などに外で1~2時間天日干ししてあげると、しいたけに含まれる栄養成分のビタミンDが増加します。ビタミンDは骨の形成に深く関わっており、骨粗しょう症の方や妊婦さんは特に積極的に摂ることをおすすめします。
時間に余裕のある方はしいたけを天日干しして使用してみてくださいね。
 

冷蔵保存

 
しいたけは冷蔵庫で保存する場合、保存期間は約1週間です。それ以上経つと味や香りが落ちてしまうので、なるべく1週間以内に食べきるようにしましょう。

冷蔵保存の仕方

  1. しいたけは洗わずにペーパータオルで汚れや水分を拭き取る。
     
  2. カサの頭を下にしてカサの裏が上を向くようにペーパータオルで包む。
    (カサ裏のヒダについている胞子が下に落ちて傷むのを防ぐ。)
     
  3. ポリ袋や保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で軸が上向きのまま保存する。
     

しいたけは湿気に弱いので必ずペーパータオルなどで包んで保存しましょう。
 

冷凍保存

 
しいたけの保存で一番おすすめなのが冷凍保存です。
約1か月は保存可能で、冷凍することにより旨みと栄養価がアップします。

冷凍保存の仕方

  1. 冷蔵保存と同様しいたけは洗わずに汚れや水分をペーパータオルで拭き取る。
     
  2. 石づきは切り落とし、カサ、軸と分けておく。
    (軸は冷凍すると後で切り離しにくいため、あらかじめ切り分けておく。)
     
  3. カサはそのまま保存袋へ、軸はラップして保存袋に入れ冷凍する。
    (このときどちらも使う用途によって切っておいてもよい。)

 

しいたけと大葉チーズの肉巻きのレシピ

 

しいたけを使った簡単な時短レシピをご紹介します。

材料
豚ロース薄切り
6枚(150g)
しいたけ
2個
大葉
6枚
とろけるスライスチーズ
2枚
塩こしょう(お好みでブラックペッパー)
少々
作り方
  1. しいたけは細切りに、大葉は茎の部分を切り取り縦半分に、スライスチーズは3等分にする。
  2. 豚ロースに塩こしょう(ブラックペッパー)を振る。
  3. 豚ロースの上に大葉、チーズ、椎茸をのせ、手前からはみ出ないように巻いていく。
     
  4. フライパンに油をひき③の巻き終わりを下にして並べて焼いていく。
     
  5. 軽く焦げ目がついて火が通ったら完成。
     

下味としいたけの出汁がしっかり効いているので、タレがなくても美味しく頂けます。
お好みでポン酢をかけても相性抜群です。

しいたけは冷凍で約1ヶ月保存することが可能です。さらに栄養価や旨みもアップするということから、買ってその日に使用しない場合は冷凍保存することを強くおすすめします。

今回ご紹介したレシピは、しいたけの旨みがたっぷりと味わえて、弁当の具材やお酒のおつまみにもぴったりですので、ぜひ一度作ってみてくださいね。
 
 

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きゃな

この記事を書いた人

きゃな

生後半年の息子を持つアラサー主婦。
小さい頃から食べるのが好きで、食に関わる仕事がしたいと思い管理栄養士免許を取得。主婦と管理栄養士という立場から、時短でも栄養の摂れる料理を日々考案している。

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