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まいにちの野菜を、もっとしあわせに。

公開日:2022-07-31

夏バテに最適なきゅうりと鶏ささみのあっさり冷や汁

スープ

 

暑い夏の日々が続き、「食欲がない」「体がだるい」と夏バテしている方も多いのではないでしょうか?

食欲がないからといって何も食べずにいると、一日に必要な栄養素やカロリー不足に陥り、さらに体力の低下や疲労を招くことになってしまいます。

そんな食欲がないときにこそ、あっさりとヘルシーに食べることができる「冷や汁」のレシピをご紹介します。

 

きゅうりと鶏ささみのあっさり冷や汁のレシピ

材料(4人分)
鶏ささみ
4本
小さじ2
きゅうり
1本
なす
1個
みょうが
2個
大葉
3~4枚
白ごま
大さじ1
白ごはん
茶碗4杯分
【A】水
2と1/2カップ
【A】みそ
大さじ2
【A】顆粒だし
小さじ2
作り方
  1. 鶏ささみはフォークとキッチンペーパーを使い、筋をとる。
     
  2. 耐熱容器に鶏ささみを入れて酒をふったら、ラップをふんわりとかけ、電子レンジ(600W)で2〜3分加熱する。粗熱が取れたら、手で食べやすい大きさに裂く。
     
  3. きゅうりは小口切り、なすは薄い半月切りにする。
     
  4. みょうがは縦半分に切って、斜め薄切りにする。 大葉は千切りにする。
     
  5. ボウルに③のきゅうり、なす、みょうがを入れて、塩を加えてもみ、5分ほど置いてしんなりしたら水気をしぼる。
     
  6. 別のボウルに【A】を入れて混ぜ合わせ、②の鶏ささみ、⑤を加えて冷や汁を作る。
     
  7. 器に冷や汁を盛り入れ、上から白ごまと大葉をトッピングしたら完成。
    温かいご飯にかけてお召し上がりください。
     

きゅうりの栄養効果と保存方法を知って夏バテを予防しよう!

きゅうりは、今やどこにでも見かける夏を代表する野菜です。
暑い夏の日々が続き、食欲がないといったときにこそ、あっさりと食べられるきゅうりがおすすめです!

この時期は食材が痛みやすいので、長持ちさせるためにもきゅうりの正しい保存方法を知り、食べることで夏バテを予防しましょう!

 

きゅうりの栄養効果

きゅうりはカロリーも低く、食欲のないときでも手軽に食べやすいところが魅力的です。
成分の約95%が水分であるため、夏場に汗をかいて不足しがちな水分を補い、脱水症状を防ぐ効果があります。

また、利尿作用の高いカリウムも豊富に含まれているため、体にこもった熱を排出し、体を冷やすだけでなく、むくみやだるさの解消にも効果があり、夏バテの疲労回復にも役立ちます。

しかし、きゅうりにはビタミンCを壊すアスコルビナーゼという酵素が含まれていますが、お酢と組み合わせることによって、この働きを抑えることができます。
きゅうりとお酢を使った料理といえば、サラダや和え物などがおすすめです。

 

きゅうりの保存方法

【冷蔵保存】

きゅうりは乾燥と低温が苦手なため、購入したまま冷蔵庫に入れると痛みが早くなり、長持ちしません。
冷蔵するときは、きゅうりの水分を保ちつつ低温を避けるのがポイントです。

① 丁寧に水分を拭き取る。
② 1本ずつキッチンペーパーかラップで包む。
③ 縦に立てて保存する。

※10日前後の保存が可能です。ビニール袋などに入れて保存する場合は2〜3日で使い切るのがベストです。

【冷凍保存】

きゅうりをさらに長持ちさせたい場合は、冷凍することで2〜3週間の保存が可能です。
そのまま冷凍保存すると、水分が抜けてしまい食感が変わってしまうので、塩もみをして保存することがポイントです。

① きゅうりは薄い輪切りにする。
② 塩もみをし、水気をしぼる。
③ 小分けにしてラップに包む※平らに広げて空気を抜くように包む。
④ 保存袋に入れ、冷凍庫で保存する。

 

暑い夏の日にこそ夏野菜を食べよう!

「きゅうりと鶏ささみのあっさり冷や汁」のレシピは、良質なたんぱく質の鶏ささみ、水分たっぷりな夏野菜のきゅうりとなす、薬味の大葉の食材の組み合わせが、夏バテ気味な体にぴったりなメニューとなっています。

旬の夏野菜を取り入れた冷や汁を食べて、暑い夏の日々を乗り切りましょう!

 


【出典】
文部科学省 日本標準食品成分表(2020年版)
JAグループとれたて百科
野菜情報サイト 野菜ナビ
【参考文献】
からだにおいしい野菜の便利帳 板木利隆監修(高橋書店)
新 野菜の便利帳 板木利隆監修(高橋書店)

 

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この記事を書いた人

ムク

1日の大半は食べ物のことを考えている、おいしいもの巡りが好きな管理栄養士です。
食の奥深い魅力を伝えるべく、日々アンテナを張り活動中。
健康になれる美味しいレシピ、食材情報をお届けします!

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