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公開日:2021-05-03

お家で簡単!インドネシア料理「ナシゴレン」のレシピ

おかず

ナシゴレンはインドネシアやマレーシアの焼きめし(チャーハン)で、とてもポピュラーな国民食です。インドネシア語で「ナシ」はご飯、「ゴレン」は炒めるという意味に当たります。一緒に炒める具材は様々ですが、今回は鶏肉の挽肉を使い、玉ねぎやニンニク・野菜・干しエビなどと炒めます。

現地では鶏肉を細かく刻んだり、人参やエシャロット(バワンメラという紫小玉ねぎ)、青菜などが入ったものもあります。味つけは*ケチャップマニス・ニンニク・赤唐辛子(チャベ)・*トゥラシをすりつぶし、ナシゴレン用のサンバルを作り、フライパンでしっかり炒めていきます。

日本では専門店でないと手に入らないケチャップマニスやトゥラシなので、今回はどこの家庭でもあり、スーパーで手に入りやすい調味料のレシピをご紹介いたします。
ナシゴレンは最近ではネット通販などでもナシゴレンの素を購入できるようになりました。味の決め手となるサンバルを手造りする場合の良さは、辛さの調節を自分好みにできることです。

*ケチャップマニスとはインドネシアの甘い醤油。*トゥラシは海老の発酵ペーストでインドネシアではよく使われています。
 

 

ナシゴレンの材料(2人分)

ごはん
300g(ご飯2膳)
鶏ひき肉
100g~150g
2個
玉ねぎ
1/4個
にんじん
30g
ピーマン
1/2個
パプリカ
1/2個
干しエビ
大さじ1~2
ニンニク
1片
少々
調味料
スイートチリソース
大さじ2
ケチャップ
大さじ1
ナンプラー
大さじ1
醤油
小さじ1
赤唐辛子
少々
お好みの油
(米油・亜麻仁油・ココナッツオイルなど)
大さじ1

*お好みでマッシュルームやエリンギを5mm角にして入れても◎
 

ナシゴレンの作り方
  1. 調味料をフライパンで温めながら混ぜ合わせサンバルソースを作る。
  2. 温かいご飯に温めたサンバルソースを入れ混ぜ合わせる。
    (ここでご飯とムラ無く混ぜ合わせることで出来上がりが綺麗でおいしくなります)
     
  3. 具材の野菜は玉ねぎをみじん切り、それ以外のにんじんなどは全て粗みじん切りにしておく。
    フライパン油、ニンニクを入れて火をつけたら、具材を全て入れて炒める。
    水分がなくなったら塩をひとつまみ入れ下味をつけておく。
     
  4. ②のご飯を入れて炒める。
    よく炒めてから味見をし、塩加減の調節をする。
     
  5. 器に炒めたナシゴレンを盛り付ける。
     
  6. 目玉焼きを別のフライパンで作る。
    ※やや多めの油でふたをせず焼くのがポイント!白身がカリッと仕上がります。
     
付け合せ野菜の材料(2人分)
きゅうり
1/2本
トマト
1/2個
もやし
80g
少々
カレーパウダー
少々
付け合せ野菜の下処理・作り方
  1. もやしはヒゲを取り2分蒸し茹でにする。粗熱が取れたら塩少々、カレーパウダー少々を加えて混ぜる。
  2. きゅうりは斜めスライス切り、トマトはくし形に切る。
  3. 付け合わせ野菜と目玉焼き、フライドオニオンをトッピングして完成!
     

付け合わせの野菜は完成写真のような切り方がよりインドネシア風な盛り付け方です。
 

おうちで本格ナシゴレンを楽しもう!

ナシゴレンをご家庭にある調味料で本場の味のようにできるポイントは、干しエビや干しあみを使うことです。

インドネシアでは「ウダントゥラシ」という海老の発酵ペーストを入れるので、干しエビや干しあみがその役目を果たしてくれます。
また、今回は鶏のひき肉を使いましたが、豚のひき肉でもおいしく作れます。

さらに本場のナシゴレンの味に近づくもう一つのポイントとして、コショウを使わないということもあります。特にブラックペッパーを使いません。
インドネシアやバリ島では、ナシゴレンを家庭や食堂(ワルン)で食べますが、コショウの味がしないのがほとんどです。
(ホテルのレストランでは、日本人や外国人向けにコショウを使っている場合もあります)

その代わりにチャベという唐辛子を味のアクセントにして調理されます。お子様や辛いのがお好きな方は唐辛子の量を調節して下さい。

ぜひ簡単ナシゴレンを作って、南国の味わいをお楽しみください。
 
 

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この記事を書いた人

ビビアン

美容・食・健康関連の仕事をしています。
(資格:オーガニック料理ソムリエ・ハーブコーディネーター・セラピスト) 数年前まで6年間にわたってバリ島やネパール、インド、チベット、北米etc...などを旅をしながら、各国の料理やマッサージ&セラピーなどを習ってきました。今は手造りパンにはまっています。

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