イチゴが酸っぱい…そんなときに。切り餅で作るいちご大福

 
ときどき引いてしまう、酸っぱいいちご。せっかく買ったのだから、おいしく食べたいものです。

今回紹介するのは、切り餅を使って作る簡単ないちご大福のレシピです。

酸味を活かして、とびきりの和菓子に変身させましょう。

20分程度で作れるので、ぜひ挑戦してみてください！
 

いちご大福の作り方

1. いちごをあんで包む
   いちごを洗って水気を拭き取り、へたを切り落とす。
   おにぎりをにぎる要領で、いちごをあんで包む。
    
   ※ いちごのてっぺんが少しだけ見えるように包むと、天地がわかりやすいです。
    
   
2. 切り餅を溶かす
   切り餅を適当な大きさにカットして耐熱容器に入れたら、水を加えてラップをする。
   電子レンジ(600w)で1分30秒加熱する。
    
   よく混ぜ、水分が全体に行き渡ってとろみがついたら、もう一度600wで1分30秒加熱する。
    
   ※ 容器が熱くなりますので、やけどにご注意ください！
    
   
3. お餅を広げる
   バットに片栗粉を振り、溶かしたお餅をできるだけ均等な厚さになるように広げる。（全体に打ち粉をして、綿棒などで優しく延ばすと簡単です。）
   お餅を5mm程度の厚さまで伸ばしたら、4つに切り分ける。
    
   ※お餅が冷たくなると成型しにくくなってしまいます。お餅の温度が下がり過ぎないよう、できるだけ手早く行ってください。
    
   
4. 成型する
   切り分けたお餅で、①のいちごとあんこを包む。
   てのひらでの成型が難しい場合は、ラップなどに包み、キャンディの要領でギュッと絞る。
    
   
5. きれいに形が整ったら完成！
    
   

上手に作るポイント

小粒のいちごを使う

いちごは大粒の方が食べ応えがあって楽しいですが、その分お餅を使う量が大きくなり、成型も難しくなります。

自信がない場合は、小さめのいちごを使うと成型が失敗しにくいですよ。
 

あんこは甘めがおすすめ

砂糖が加えられていないあんこを使う場合は、お好みの甘さになるよう砂糖（分量外）を加えて調整してください。

気持ち多めに加えた方が、いちごとの酸味とバランスがとれます。

また、あんこがない場合は、羊羹（ようかん）をすり鉢でつぶして代用することもできます。
 

打ち粉は多めに

打ち粉が足りないと、お餅が手やラップにくっついてなかなかうまく成型できません。

打ち粉は気持ち多めに使うようにしてくださいね。
 

お餅は四角く広げる

加熱したお餅をバットにあける際は、できるだけお餅が四角くなるように広げてください。

そうすれば、四つにカットした後の成型がスムーズにいきます。

丸く延ばしてしまうと、カット後にそれぞれもう一度四角に成型しなければなりません。この間にお餅の温度が下がり過ぎて成型しにくくなってしまいます。
 

酸っぱいいちごも、おいしい和菓子に変身

甘くないいちごも、あんこと出会うことでとてもおいしいいちご大福になります。

いちごが余ったときや、甘くないいちごを引いてしまったときなどに是非お試しください！