公開日:2023-12-21
真っ赤を楽しむ☆スーパーフード・ビーツのポタージュスープ【クリスマスレシピ】
スープ
今年のクリスマスの料理は何にしよう・・・
毎年の悩みになっている人も多いのではないでしょうか。
今年は「ビーツ」を使ったポタージュスープを作ってみませんか?
赤い色がとても綺麗な野菜なので、クリスマスにピッタリのスープです。
ビーツは使い方が難しそうなイメージですが、下茹でするだけでサラダやスープなど色々な料理に使うことができます。
下茹でが面倒な人は、下茹で済みの缶詰を使うとより簡単に作ることができますよ!
目次
ビーツの下処理方法
ビーツは下処理として茹でることで、土臭い香りが和らぎ、食べやすくなります。
- ビーツがかぶるくらいのお水と、酢をひと回し入れて、皮は剥かずに弱火で茹でる。
- 30分ほど茹で、串が通るほど柔らかくなれば取り出す。
- 粗熱が取れたら皮を剥いて、下処理完了。
ビーツのポタージュスープの作り方
- ビーツ
- 200g
- さつまいも
- 100g
- 玉ねぎ
- 1/4個
- 牛乳
- 150ml
- 水
- 150ml
- 無塩バター
- 20g
- コンソメ
- 小さじ2 (4.5g)
- 塩
- お好みで
- 盛り付け用
- ピンクペッパー
- 少々
- 水切りヨーグルト
- 少々
- ディル(チャービル)
- 少し
※ビーツは下茹でをしている缶詰を使用する場合はそのままで、生のものを使用する場合は、皮を厚めに剥いて使用するか、下処理を行なってください。
- ビーツは皮をむいてcm幅のいちょう切りに切る。
- さつまいもは皮のままcm幅のいちょう切り、玉ねぎはスライスする。
- 鍋にバターを溶かし、玉ねぎがしんなりするまで炒める。
- ビーツ・さつまいも・水・コンソメを入れ、蓋をして弱火で10分程煮る。
- ビーツ・さつまいもに串が通るほど柔らかくなったら、火を止める。
- 粗熱がとれたら、ハンドブレンダーやミキサーで撹拌する。
- 牛乳を加え、温まったら火を止める。
- 器に盛り付けたら完成!
- さつまいもは皮のまま使用することで、皮の色素も入り、さらに食物繊維も多く摂れます。
- コンソメだけでも味は整いますが、味が薄い場合は塩を入れてください。
- 盛り付けに、水切りヨーグルト・ピンクペッパー・ディルをのせるとよりクリスマスらしくなります。
ビーツってどんな野菜?
世界三大スープの1つ、ロシア料理のボルシチには欠かせない赤い野菜です。
別名がたくさんあり、ビート、ウズマキダイコンなどと呼ばれています。
ほうれん草と同じアカザ科ですが、生で食べると食感はシャキシャキしていて、味は甘い大根のような味がします。
土臭い香りが強いため、基本的には下茹でをして食べることが多いですが、生で食べる場合は厚く皮をむいたり、薄くスライスすると食べやすくなります。
ビーツは「食べる輸血」といわれるほど栄養価が高く、特に「カリウム」「葉酸」「食物繊維」を多く含んでいます。
葉酸は胎児の発育に必要な栄養素なので、妊娠前・妊娠中の女性が特に気を付けて摂る必要があります。
赤い色素はベタシアニンというポリフェノールの一種なので、抗酸化作用も期待できます。
このスープのカロリーと栄養
1人前のスープのカロリーは126kcalで、塩分は0.6gです。
スープにしてはカロリーが高めですが、食物繊維もたっぷり入って食べ応えがあるため、1杯で満足感があります。
食物繊維の量は、ビーツとさつま芋で、1日の半分の量を摂ることができますよ。
そしてビーツだけでもカリウムは多いのですが、さつま芋と牛乳が入っているのでさらにアップ。
また、さつま芋にはβカロテンや、ビタミンCも豊富に含んでいるので、美肌効果も期待できそうです。
ほかにも、鉄・銅・亜鉛・ビタミンB群などの栄養素も含むため、クリスマスだけでなく普段から飲みたいスープですね。
ビーツレシピをもっと楽しもう!
今回は、ポタージュスープを作りましたが、形を残した状態で牛肉や人参、ジャガイモなどの野菜を入れて煮込むと「ボルシチ」になります。
ビーツ自体には、はっきりとした味がないため、カレーライスやスムージーなど色々な料理に取り入れることができます。
いろいろなレシピに取り入れてみて、ビーツを楽しんでください!
▽そのほかのクリスマスにぴったりなポタージュレシピはこちら▽
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