公開日:2022-11-14
喉が痛いときは!簡単おいしいはちみつ大根の作り方・飲み方
スタディー
乾燥が気になり始めるこれからの季節にぴったりな「はちみつ大根」を知っていますか?
急な温度差や、乾燥で喉の痛みが気になるとき、はちみつ大根の効果がすごいということで実際に作ってみました。
目次
はちみつ大根とは
はちみつ大根は、大根飴とも呼ばれ、カットした大根をはちみつ漬けにしたもの。
大根からでた水分とはちみつが混ざり、一晩で甘いシロップができあがります。
風邪のひき始めに喉が痛いときや、熱は下がったのに咳だけが止まらないとき、このシロップをティースプーン2杯分ほど舐めると楽になるとのこと。
家庭によっては、小さい頃から馴染みのある味という人もいるのではないでしょうか?
民間療法として伝わるはちみつ大根ですが、大根に含まれる辛味成分「イソチオシアネート」には、殺菌・抗菌作用があり、食中毒を防ぐため刺身のつまとして使われます。
はちみつにも殺菌効果や保湿効果が期待できるため、どちらも喉のイガイガにはもってこいの食材なんです。
▽大根の栄養についてはこちら
季節の変わり目で喉が痛いものの、スースーするのど飴やトローチが苦手なため、はちみつ大根を作ってみることにしました。
はちみつ大根の作り方
- 大根
- 約3cm
- はちみつ
- 適量
- 清潔な保存瓶
保存用の瓶は煮沸消毒などして、清潔なものを使いましょう。
- 大根の皮をむき、1cm角の角切りにする。
- 清潔な瓶に大根を入れ、はちみつを回しかける。
※ はちみつの量はお好みですが、今回は大根の半分が浸るくらいの量を入れました。
- 一晩置くと、大根から水分が出てくるので、軽くかき混ぜたら完成!
冷蔵保存で2〜3日を目安に食べ切りましょう。
長期保存はできないので、必要なときに1〜2日分作るのがベストです。
はちみつ大根の飲み方
はちみつ大根の基本の食べ方は、大根は食べずシロップをティースプーン2杯分舐めるだけ。
そのままで飲みにくい場合は、お湯や紅茶で割ったり、ヨーグルトソースとして使ってもOKです。
冬場はもちろん、クーラーの効いたオフィスなどで乾燥が気になる場合にも、飲み物に加えるだけなので手軽に対策できます。
また、大根の風味が気になる場合は、レモンを加えてはちみつレモン風にすると、より飲みやすくなります。
※はちみつ大根は、1 歳未満の乳児には与えないで下さい。
どんな味?
大根から出た水分ではちみつが薄まっているので、さっぱりとした甘さに、少しピリッとするおいしいシロップになりました。
喉に大根の辛味がじわーっと効いて、くせになりそうです。
はちみつにつけた大根は、ポリポリとピクルスやお漬物のような食感で、そのままでもおいしく食べられました。
キムチの素と和えてカクテキ風にしたり、お漬物にしたり、お料理にも使えます。
すぐに飲みたいときは「はちみつ大根おろし」
一晩でできるとはいえ、一刻も早く喉の痛みを抑えたいときには、すりおろした大根を使って即席はちみつ大根を作りましょう。
すりおろしたときに大根から出た水分も捨てずに、全て使うのがポイント。
就寝前や起床後、喉の痛みがどうしても気になるというときには、即席はちみつ大根を作ってみましょう。
はちみつ大根を試してみて!
簡単に作れるはちみつ大根は、乾燥が気になるこれからの季節、喉風邪の予防としても手軽に始められます。
想像のつかなかった味でしたが、シロップを実際に口にしてみると、ほんのり甘くて後味がさっぱりとしていておいしい!
ちょっと喉に違和感を感じたときや、妊娠中で薬が飲めないとき、はちみつ大根を試してみてはいかがですか?
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