公開日:2026-06-19
にんにくの風味を活かす!覚えておきたい基本の切り方使い方【管理栄養士監修】
スタディー
2019年5月15日公開 2026年6月19日更新
パスタやお肉料理などの香りづけに使われるにんにく。
その強い香りは食欲がそそられますよね!
すりおろしやスライスなど、様々な切り方で料理に使われていますが、使い道によって切り方も変わるのを知っていますか?
料理に合わせて切り方を使い分けることで、にんにくの香りをより活かすことができます。
目次
にんにくは切り方で香りの強さが変わる

にんにくは切ったり潰したりして細胞が壊れることで、特有の香り成分が生成されます。
そのため、切り方によって香りの強さや料理へのなじみ方が異なります。
例えば、
- すりおろし:香りが最も強い
- みじん切り:香りと風味をしっかり出したいとき
- 薄切り :香り付けやトッピング向き
- 潰す :やさしく香りを移したいとき
など、用途によって使い分けるのがおすすめです。
にんにくの特徴と活用法
香り付けとして使われることが多いにんにくですが、その栄養成分にも注目され、体調管理を意識する際に取り入れられることもあります。
こうしたにんにくの特徴を活かすためには、切り方や使い方もポイントになります。
にんにくの香り成分「アリシン」とは
にんにくを傷つけると生じる「アリシン」は、にんにく特有の強い香りのもとになります。
アリシンは調理の過程で分解・結合すると、スルフィド類に変化します。
このスルフィド類は、疲労回復をサポートする働きや、殺菌・抗菌作用との関連が研究されています。
そのため、よりにんにくの効果を高めたいときには、にんにくを刻んだり、すりおろしたりして傷つけ、アリシンを多く発生させるのがポイントです。
料理に入れる理由

香り付けだけでなく、ほかにも料理に使われる理由があります。
強く刺激的な香りは、肉の臭い消しとして有効です。よく肉を焼くとき、にんにくと一緒に焼かれるのはそのため。
消臭するというよりは、より強いにんにくの香りで肉の臭みが気にならなくなるという仕組みです。
また、アリシンには殺菌効果があると研究報告があります。
馬刺しやカツオのたたきなどの薬味として、にんにくが添えられることもあります。
にんにくのむき方

にんにくのむき方は簡単、根元を切って皮をむくだけ。
くっついてなかなか剥がれない皮が、むきやすくなる方法です。
- まず外側の皮をむき、必要な分取り分ける。
- 根元を切り落とすとき、切り落としきらず皮を残す。
- 切った根元についている皮をめくるようにむく。
- 中に緑の芯がある場合は、縦に半分に切り、爪楊枝などで取り除く。
にんにくの切り方&使い方
にんにくは傷つけることで香りの成分であるアリシンが発生します。
そのため、切り方や使い方によって香りや効果が少しずつ変わってきます。
切り方と合わせて、どんな料理に向いているのかも見てみましょう。
すりおろし

すりおろしたにんにくは、にんにくの香りが強くでます。
そのため、にんにくの香りをより立たせたいときに使いましょう。
カレーなどに入れても、カレーの匂いに負けずにんにくの香りが引き立ちます。
唐揚げの鶏肉に下味をつけるときにも効果的です。
みじん切り

みじん切りはパスタやサラダ、ドレッシングに最適です。
「食べるにんにくオイル」を作るときも、みじん切りにしたにんにくをオリーブオイルで炒めて作ります。
もちろん煮物や炒め物にも向いています。
千切り

千切りは煮物や炒め物に向いています。
サラダなどの野菜を和えるときにも使います。
すりおろしほどではないですが、薄切りよりも香りが強くでます。
薄切り

薄切りのにんにくは、煮物、炒め物、肉料理などに使われます。
ステーキなどを焼く前に、油でスライスしたにんにくを炒めると、にんにくの香りがたちます。
また、油でカリッと炒めれば、ガーリックチップスにもなります。
潰す

根元を切り皮をむいた1片のにんにくに、包丁の腹をあてます。
包丁を持っていない方の手で、上から体重をかけ、にんにくを潰します。
煮物や炒め物に、ほんのりにんにくの香りをだしたいときに使います。
また、にんにくを切る前に一度潰し傷つけておくことで、よりにんにくの香りがたちやすくなるといわれています。
にんにくの切り方別|料理一覧表
にんにくの切り方と香りの強さ、向いている料理を表にまとめました。
| 切り方 | 香りの強さ | 向いている料理 |
|---|---|---|
| すりおろし | ★★★★★ | 唐揚げ、カレー |
| みじん切り | ★★★★☆ | パスタ、アヒージョ |
| 千切り | ★★★☆☆ | 炒め物、サラダ |
| 薄切り | ★★☆☆☆ | ステーキ、ガーリックチップス |
| 潰す | ★☆☆☆☆ | スープ、煮込み |
にんにくの切り方にこだわってみよう
にんにくは、すりおろし・みじん切り・千切り・薄切り・潰すなど、切り方によって香りの強さや料理へのなじみ方が変わります。
しっかり香りを出したいときはすりおろしやみじん切り、やさしく風味を加えたいときは薄切りや潰したにんにくがおすすめです。
料理に合わせて切り方を使い分けることで、いつもの料理がさらにおいしく仕上がります。
ぜひいろいろな切り方を試してみてください!
参考元:
*にんにく大辞典 にんにくの成分と栄養素について解説!
*日本薬学会 環境・衛生部会 環境・衛生部会トピック ニンニクと健康
▽にんにくを使ったレシピはこちら▽
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当ページ監修 管理栄養士プロフィール
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当ページ監修 管理栄養士プロフィール
片村 優美
管理栄養士
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2004年、国公立大学卒業後、管理栄養士免許取得。
その後約7年間病院に勤務し、栄養指導や給食管理に従事した。私たちの体は食べたものから作られていることを基本に、普段の食事やバランスの良い食生活を習慣化することの大切さを伝える。
また、間違った情報も多い中で、何が本当かわからなくなることも多い世の中。
間違った情報はときに健康を害してしまうこともあるので、科学的根拠のある情報を慎重に選んで正確に伝えるよう心掛けている。≪主な実績≫ 日本テレビOha4!NEWS LIVE、読売新聞、女性セブン、女性自身





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