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公開日:2022-08-27

意外と知らない!?劇的に楽になるピーマン・パプリカの切り方

スタディー

ピーマンのよく使う切り方

 
料理に彩りを加えたり、味のアクセントにもなるピーマンやパプリカは、意外と活用頻度の高い食材です。

しかし、タネの取り方や切り方が、なかなかうまくいかないと思っている人も多くいるのではないでしょうか。

ピーマンやパプリカは、一工夫で劇的に楽に、きれいに切ることができます。

また、ピーマンの苦味を感じにくい切り方もあるので、ワンポイントを交えながら紹介します。
 

タネの取り方

タネを取る方法はいくつかあるので、うまくタネが取れない、タネが散らかってしまうのが嫌…と感じていたら、色々と試してみて!
 

縦半分に切って取る方法(ベーシック)

 
一般的な方法ですが、ヘタ周りの果肉部分も一緒に取れてしまうことはありませんか?
やり方を少し変えるだけで、もったいないを減らせます!

  1. ピーマンを縦半分に切る
     
  2. 利き手とは反対の手で、半分に切ったピーマンをしっかり持つ。
    特にピーマン上部、ヘタの両サイドのあたりを人さし指と親指で押さえておく。
  3. 利き手の人差し指はヘタの葉と果肉の間あたりにひっかけ、親指はタネの真ん中を押さえる。
    人差し指を手前に引いて、ヘタとタネを取る。
     
  4. 残ったタネやワタは手で取り除く。
     

ヘタだけ取れて、タネの部分が残ってしまったら…
ピーマンをしっかりと持ったまま、タネの下の方から、ヘタの横の方へ向かって取り除きます。
※ まっすぐ上に向かって取るのではなく、下から横に向かって取るイメージです。
 

【ワンポイント】

タネの方からヘタに向かって押すようにして、タネを取るのではなく、ヘタからタネのほうに引くようにして取ります。

このとき、ピーマンの果肉部分も一緒に取れないように、反対の手でしっかりと固定しておきましょう。

 
 

上部を切り取る方法

 
輪切りにするときや、タネを散らかさずまとめて取りたいときにおすすめの方法です。
ワタも一緒にきれいに取り除けます。

  1. ピーマンのヘタ(上から5〜8mmほどの厚さ)の部分を切り落とす。
     
  2. タネと果肉の繋がっている部分(奥の方まで)を、包丁でカットする。(3箇所ほど)
     

  3. タネの部分をしっかりと持って、少しねじりながら抜き取る。
     

ピーマンの形にもよりますが、ヘタ部分は薄く切り落とすことで、ヘタと果肉が簡単に別れます。果肉部分は食べられるので、無駄なく使うことができますよ。
 

【ワンポイント】

タネ部分と果肉の繋がっている箇所を切る際、包丁を奥まで入れすぎてしまうと、果肉が切れてしまうので注意しましょう。

 
 

そのほかの方法

 
ほかにも、タネの周りを切り落とす方法や、ヘタを親指で押して取り除く方法もあります。

タネの周りを切り落とす方法は、ヘタと果肉の堺目を3〜4回に分けて切り落とすやり方です。
ある程度慣れていないと少し難しく感じるかもしれませんが、タネをあまり散らかさずに取ることができますよ。

ヘタを指で押す方法は、ピーマンを利き手と反対の手でしっかりと握るようにして持ち、利き手の親指や人差し指でヘタの部分を押すだけ。
ヘタとタネがピーマンの中に落ちたら、取り除きます。

ピーマンが割れてしまうことがしばしばありますが、包丁を使わずに取れる簡単な方法です。
 

ピーマンの切り方 − 3種類 −

普段よく使う切り方でも、ピーマンが割れてしまったり、きれいに切れず、太さがまちまちになってしまったりなど、思ったようにうまく切れないことはありませんか?

ワンポイントを抑えれば、とっても楽に、そして割れずにきれいに切ることができますよ。

また、切り方によって苦味の感じ方が変わるのもポイントです!
 

千切り

  1. 縦半分に切って、タネ・ワタを取る。
     
  2. ピーマンの内側を上にして、好みの太さに切る。
     

角切り・みじん切りをする場合は、任意の太さで縦に切った後、横に好みの大きさになるよう切ります。
 

【ワンポイント】

ピーマンやパプリカを切るときは、必ず内側を上に向けて切るようにしましょう。

外側の皮のある面から切ると、包丁の刃が入りにくいため、特に千切りするのが難しくなります。

 

またピーマンを切る方向によって味の感じ方が異なるため、料理の種類で使い分けるのがおすすめです。

繊維に沿った切り方:縦に切る
縦に通っている繊維に沿って切ると、苦味が少なく、シャキシャキ感が楽しめます。
サラダなど、火を入れないで食べるときにおすすめの切り方です。
 

繊維を断つ切り方:横に切る
縦に入っている繊維に対して、直角になるように、ピーマンを横にして切ると、柔らかい食感になります。
繊維を切るため苦味が強く出やすいですが、味が染み込みやすくなるため、炒め物におすすめです。
 

 
 

乱切り

味が染み込みやすく、炒め物をするときにおすすめの切り方です。

  1. ピーマンを縦半分に切り、タネを取り除く。
  2. 1/2のピーマンを、包丁に対して横向きにおく。このときも、ピーマンの内側を上にむける。
    ピーマンに対して斜め45°くらいに包丁を傾け、切る。
     
  3. 次に、ピーマンを傾けて、②とは逆側を切る。
     
  4. ②と③を最後まで繰り返す。
     

【ワンポイント】

乱切りは、形にこだわる必要はありません。食べやすい大きさになるように切りましょう。

 
 

輪切り

サラダやピザのトッピングなど、見た目にもこだわりたいときにおすすめの切り方です。

  1. ヘタのあるピーマンの上部分5〜8mmほどのところを切り、果肉とタネが繋がっている部分を切る。
     
  2. タネは取らず、そのまま好みの太さに輪切りにしていく。
     
  3. タネと果肉を分ける。
     
【ワンポイント】

タネがついたまま一緒に切ることで、ピーマンが潰れにくくきれいな輪切りにすることができます。

 
 

ワンポイントで簡単下処理!

 
ピーマンやパプリカを普段から料理に使っている人でも、一工夫すれば、さらに簡単、そしてきれいに切ることができますよ。

ワンポイントを抑えて、楽しく料理をしましょう!
 
nominaでは、ピーマンの切り方のほかに保存方法も紹介しています。
冷凍術でかしこく時短!ピーマンの正しい保存方法と見分け方

ぜひ参考にしてくださいね!
 
 

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この記事を書いた人

nomina編集部

「もったいない野菜でおいしく健康に」をテーマに、ドリンクレシピや野菜の知識などをお届けします。

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