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公開日:2022-08-24

秋の果実をおいしく味わう!なめらかいちじくのコンポートレシピ

スイーツ

 

濃厚で上品な甘みがあるいちじくは、晩夏から秋にかけて旬を迎えるフルーツです。
柔らかくて繊細ないちじくはそのまま食べるだけでなくシロップで煮込むのもおすすめ!

そこで今回は、簡単にできて滑らかな口当たりを楽しめるいちじくのコンポートレシピをご紹介します。

 

 

材料(4個分)
いちじく
4個
グラニュー糖
50g
赤ワイン
100ml
80ml
レモン果汁
大さじ1
作り方
  1. いちじくの皮をむく。
     
  2. 小さめの鍋に①のいちじくと材料をすべて入れて中火にかける。
     
  3. 沸騰してきたら火を弱め、落しぶたをして10分ほど煮る。
     
  4. 粗熱が取れたら、容器に移し冷蔵庫で冷やしたら完成。
     

 

独特の食感と味わいが楽しめるいちじくの魅力


 
濃厚な甘みと芳醇な香りが口の中に広がるいちじくは、8月~9月にかけて収穫の最盛期を迎え、地域によっては10月下旬ごろまで店頭に並びます。

道の駅などの直売所では、ふっくらと大きな採れたてのいちじくがたくさん並んでいて、いちじく好きには嬉しい季節ですね。
限られた時期だけ店頭に並ぶフルーツは、季節の移ろいを感じさせてくれます。

 

いちじくの選び方


 
完熟したおいしいいちじくは、甘みが強く口の中でとろけるような柔らかさが特徴です。
選ぶ際には、ふっくらとした丸みがあり形の良いものがおすすめです。

また、ヘタの近くまで果皮が赤褐色になっているものは熟している目安ですので、全体に色づいているいちじくが食べごろです。

傷があったり潰れかけたりしているものは傷みやすいので、皮にハリや弾力があるかも確認しましょう。

【おいしいいちじくの特徴】
  • ふっくらとした丸みがあり形の良いもの
  • ヘタの近くまで果皮が赤褐色になっているもの
  • いちじく全体が色づいている
  • 皮にハリや弾力がある

 

いちじくの保存方法

いちじくはとても柔らかくて繊細なフルーツなので、日持ちがしません。
おしりの部分が開いているものは完熟の状態ですので早めに食べきるようにしましょう。

また、重なったり下になったりしている状態で長く置いていると傷んでしまいますので、潰さないように持ち運びや振動に気をつけることも大切です。

食べきれない場合は、乾燥しないようにビニール袋に入れて野菜室で保存しますが、もう少し長く楽しみたいなら今回ご紹介のコンポートやジャムにすると良いですよ。

 

いちじくの皮のむき方


 
いちじくを割ると皮の近くの白い部分と赤いツブツブの部分がありますが、どちらもそのまま食べることができます。

サラダなどに入れる場合は、きれいに洗って皮ごと食べても大丈夫ですが、口当たりが気になるようでしたら皮を薄くむくと良いですよ。

皮をむくときは、いちじくのヘタ付近に包丁を入れて動かしながら、ごく薄くむくようにします。
果肉が非常に柔らかいので、皮を引っ張りながらむくとせっかくのおいしい果肉まで裂けてしまうことがありますので気をつけましょう。

 

いちじくのおいしい食べ方


 
限られた季節だけ味わえる旬のいちじくは、そのまま食べればトロリとした果肉とプチプチとした食感が楽しめますが、今回ご紹介したレシピのようなひと手間加えたアレンジもおすすめです。

いろいろな食べ方に挑戦してみましょう。

 

煮込んでデザートに


 
今回は、いちじくのコンポートレシピをご紹介しました。
フルーツを赤ワインや砂糖入りのシロップで煮込んだものを「コンポート」と呼びます。

ジャムのようにペースト状に潰してとろみをつけるのではなく、フルーツの形を残したまま煮込むため、風味や食感も楽しむことができる上、簡単でおすすめです。

砂糖の量はジャムに比べて少なく長期保存はできないため、冷蔵保存で4〜5日以内に食べきりましょう。

まとめてたくさん手に入った時や、せっかく買ったのに運悪く硬かったり甘みが足りなかったりしたいちじくでも、コンポートにすればデザート感覚でおいしく食べきれますよ。

 

生のまま前菜やサラダに


 
完熟のいちじくは、くし形にカットして生のまま単品で食べるほか、グリーンサラダのトッピングにしたり、生ハムで巻いて前菜風にしたり、バケットにチーズと一緒にのせて食べたりしてもおいしいです。

サラダにかけるドレッシングや生ハム、チーズなど塩気のきいた食材と、甘いいちじくは相性が良く、おつまみとしても最適で、いつもの料理がワンランクアップしたような雰囲気になりますよ。

 

旬のいちじくを楽しもう!

いちじくのコンポートは、生のままとはまた違った滑らかな食感が楽しめます。ヨーグルトに入れたり、アイスを添えたりしてデザートとして味わうのにも最適!

ぜひ旬のいちじくを、いろいろな食べ方で楽しんでみてくださいね。

 


【参考サイト】
イチジク – JA堺市(堺市農業協同組合)
イチジク(無花果)|とれたて大百科|食や農を学ぶ|JAグループ

 
 

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