レモンの使い道に迷ったら・・？お家で簡単に作れるレモンカード

 
最近ではスーパー等でもよく見かける“防カビ剤不使用”のレモン。旬の時期には国産レモンも多く出回ります。

レモンティーやお料理の付け合わせとして、爽やかな香りでお料理をワンランクアップさせてくれるレモンですが、意外と使い切れずに余らせてしまう事も多いのではないでしょうか？

今回は、防カビ剤不使用のレモンを使った、皮まで使えるレモンカードのレシピをご紹介します。

冷蔵保存で2週間ほど日持ちするので、作りおきしておけば好きな時に使えて便利です。

レモンのはちみつ漬けやレモンジャムとは一味違った濃厚な味わいを、ぜひ一度お試しください。
 

レモンカードとは？

 

 
レモンカードとは、イギリス生まれのジャムのようなレモンのスプレッドのこと。

日本ではまだまだ聞き慣れない名前ですが、現地イギリスでは日常でスコーンやパンにつけて食べるのが定番です。

材料はレモン、卵、砂糖、バターの4つだけ。日本でもご家庭にあるもので気軽に作れるところが嬉しいですね。

また、レモンは果汁だけではなく皮まで使うので、レモンのいいところを余すことなく使えます。
 

手軽に作れてアレンジもしやすいレモンカード

パンに塗るだけではなく、アレンジ次第で色々な食べ方ができるのもレモンカードの便利なところです。
 

ヨーグルトのトッピングとして

 

 
プレーンヨーグルトに混ぜてヨーグルトソースとして使えば、それだけで簡単スイーツの出来上がり。

グラノーラやアイスクリームと一緒にグラスに盛り付けて、即席レモンパフェもできちゃいます。
 

手作りお菓子の材料として

チーズとレモンの相性は抜群！チーズケーキを作るときの材料として混ぜれば、いつものチーズケーキが爽やかなレモンチーズケーキに変身します。

その他クリームチーズを使うお菓子に混ぜれば、いつものお菓子がレモン風味に仕上がります。

また、パンに塗る時も、クリームチーズを塗ってからレモンカードをトッピングすると、簡単にチーズケーキのようなおいしさが味わえます。
 

手作りドレッシングベースとして

 

 
レモンカードにサラダ油、お酢、塩コショウを混ぜてシェイクすれば、ほんのり甘いフルーティーな即席ドレッシングが作れます。

サラダにかけるだけで食べ応えのあるフルーツサラダの完成！

お魚との相性もいいので、カルパッチョソースにしてもおいしいですよ。
 

レモンカードのレシピ

1. レモンの皮をおろし金などですりおろす。
    
   
2. レモンを半分にカットして果汁を絞る。
    
   
    
   ※ 今回は75mlの果汁が取れました。これより極端に果汁が少ない場合はレモンの個数を増やすか、少量であればレモンポーション等で代用して調整してください。
3. ボウルにといた卵を入れ、砂糖、レモンの皮、レモン果汁の順に加え、よく混ぜる。
    
   
4. ③を鍋に移し、中火で絶えず混ぜながら火を通す。
5. 全体的に白っぽくなり、もったりととろみがついたら火からおろす。
    
   
6. ⑤を濾し器で濾す。
   口当たりを滑らかにするため、レモンの皮はここで取り除く。
    
   
7. 角切りにしたバターを加え、ハンドブレンダー等で撹拌する。
   ※ フードプロセッサーやミキサー等でも可。
    
   
8. 煮沸消毒した保存瓶に入れて冷ませば出来上がり。
    
   

レモンカードの保存方法

煮沸消毒した保存瓶に入れて冷蔵保存で約2週間日持ちします。

冷凍保存もできますが、使い辛くなるので製氷皿などに入れて凍らせ、使う分だけ解凍すると便利です。

その場合は凍ったレモンカードをラップに包んでジッパー袋などに入れて冷凍臭を防ぎ、1ヶ月を目安に使い切ってください。
 

簡単に作れてアレンジしやすいレモンカード

なんとなく使い道に迷ったり、つい余らせてしまいがちなレモン。

はちみつ漬けやジャムにするのも良いですが、一度このレモンカードにしてみるのはいかがですか？

使い道も色々あって、子どもから大人まで楽しめる万能スプレッドがご家庭で簡単に作れます。

国産レモンを見つけたら、一度食べたらクセになる『レモンカード』をぜひお試しください。