公開日:2020-05-09
かしこく時短!長期間楽しめる正しいなすの保存方法&保存期間
スタディー
中華や和食、洋食に何にでも合う万能食材のなす。
普段の食事の中でもお世話になっている人は多いのではないでしょうか。
1年中売られているなすですが、夏野菜のなすの旬は6月~9月で、これからおいしい季節がやってきます。
おいしいなすを楽しみたい!だけど、なすは日持ちがしない食材です。
毎日なす料理をするわけにもいかないし…と、悩むことも。
そんなときは、上手に保存すれば最大1ヶ月先も旬のなすが楽しめます!
なすの栄養
なすの体積の約90%は水分であり、カロリーも20kcalと低カロリーかつ消化にいいので、栄養素があまりない食材だと勘違いされがちです。
なすには、特有の栄養素「ナスニン」というポリフェノールが含まれています。
抗酸化物質には老化や免疫機能の低下など健康に影響を及ぼす活性酸素を取り除いたり、酸化を抑制したりする効果があるとされています。
ほかにも、目にいいとされるアントシアニンや塩分を調節してくれるカリウム、食物繊維なども豊富に含んでいます。
皮部分に多く含まれているので、なすを調理する際には皮ごと使えば栄養をとることができます。
保存方法
冷蔵保存
なすはインド原産の野菜ということもあり、低温と乾燥に弱いです。
また切ったなすは空気に触れると酸化し、黒くなってしまいます。
変色すれば見た目も味も悪くなるので、冷蔵保存の場合は切らずに保存しましょう。
冷蔵保存をする際には、乾燥しないようにラップやキッチンペーパーなどで包み、保存袋に入れ、冷蔵庫で保存します。
冷蔵保存のコツ
- 切らずにそのまま保存する
- 水分はしっかり拭き取ること
- 乾燥させないようにラップやキッチンペーパーなどで包む
冷蔵庫で約1週間〜10日程度保存ができます。
冷凍保存
冷凍保存をする場合、下処理をすませた上で保存すれば、時短にもつながります。
しかし冷凍したなすを自然解凍すれば、べちゃっとしたなすになってしまうため、調理で使う際には冷凍のまま使った方がおいしく食べれるでしょう。
基本の下処理
- 使いやすい大きさ(乱切り・輪切り)にカットする。
- エグみをなくすため、切ったなすを塩をひとつまみ入れた水に5分間浸し、アク抜きをする。
- 水分をキッチンペーパーなどでしっかり拭き取り、保存袋に入れて冷凍庫で保管する。
冷凍保存のコツ
- 使いやすい大きさにカットする
- エグみをなくすためにアク抜きをする
- 調理の際には解凍せずにそのまま使う
冷蔵庫で約1ヶ月程度保存ができます。
アク抜きは必要?
よくなすを調理をする際に、レシピに「アク抜きをする」とあります。
というのも、なすはあくが強く、切ったまま放置しておくと、酸化して切り口が変色するためです。
変色したなすは、見た目も悪く渋くなってしまうため、本来の料理の味が表現できなくなってしまいます。
旬のなすはエグみが少ないので、アク抜きをしなくてもいいとも言われていますが、料理において見た目というのは非常に重要で、きれいな紫色を出す意味でもアク抜きはした方が無難です。
おいしいなすの選び方
おいしいなすを見分ける方法は、見た目でわかりやすいため比較的簡単です。
へたの切り口が新しく、トゲが鋭くとがっているものほど新鮮な証拠です。
紫色が濃く、表面はなめらかでツヤやハリのあるものがよりおいしいなすです。
またなすは水分が多い野菜なので、しっかり重みのあるものを選びましょう。
表面が濃い紫色であり、ハリとツヤがあるもの
へたの切り口が新しくみずみずしいもの
トゲが鋭くとがっているもの
かしこく保存して長期間楽しもう!
上手に正しく保存して、いつでも料理に使えるようにしておけば、時短にもつながります。
かしこく保存して、いろんな料理にチャレンジしてみましょう!
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