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公開日:2022-03-22

【スープジャー弁当】免疫力アップ!かぶの中華風コーンスープのレシピ

おかず

 
1年中スーパーに出回るかぶですが、皆さんは旬の時期をご存知ですか?
 
実はかぶの旬は2つあります。 
3月〜5月の春の時期と10月〜12月の秋の時期です。
 
春のかぶは皮が薄くみずみずしいのが特徴。秋のかぶは甘さがあるのが特徴です。
その種類も小かぶ、赤かぶ、聖護院かぶ等、様々な形や大きさがあります。
 
今回はかぶに含まれている栄養素を学びながら、スープジャーで作れるかぶの簡単レシピをご紹介します。 
調理時間も少ないので、朝のお弁当作りにも役立つレシピになっていますよ。
 

かぶの栄養と効果

 

 
かぶには免疫力を高める栄養素が豊富に含まれています。
 
具体的な栄養素を見ながら学んでいきましょう。 
 

βカロテン

かぶの葉にはβカロテンが豊富に含まれています。
 
βカロテンは強い抗酸化作用も持っているのが特徴で、体内でビタミンAとなって作用します。
免疫力を高めて体の皮膚や粘膜部分の細胞を活性化してくれるのです。
 
また、その強い抗酸化作用から美肌づくり・アンチエイジング効果も期待できます。
 

ビタミンC

かぶの根と葉の部分にはビタミンCが含まれています。
 
ビタミンCにも強い抗酸化作用があり、体内の細胞や血管の老化を防止して免疫力を高めます。
疲労回復や風邪予防にも働き、さらにコラーゲンの合成にも関わりますので、美肌作用にも効果が期待できます。
 
ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いので、食べるときはサラダにしたりスープにして汁ごと食べたり熱を通しすぎない調理が望ましいです。
 

食物繊維

かぶには食物繊維も豊富に含まれています。
 
食物繊維には腸内環境を整える効果があるので便秘を予防・改善します。
また、腸内環境がよくなると代謝が上がって免疫力を高める効果もあります。
 
これは糖尿病や高血圧等の生活習慣病の予防にも繋がります。
 

かぶは葉にも栄養がたっぷり!

 

 
皆さんはかぶの葉を捨てていませんか?
  

かぶは根の部分は淡色野菜、葉の部分は緑黄色野菜に分類されており、葉の部分は根とは違う栄養素も豊富に含まれています。
 
前項のβカロテンは葉の部分にしか含まれていません。
 
ビタミンCの量は根の部分よりも豊富で、さらにカリウムやカルシウムも根の部分と比べて豊富に含まれています。
どれも健康をサポートするには欠かせない栄養素ばかりです。
 
かぶの葉はすぐにしおれてしまうイメージがありますが、捨てずに根の部分と一緒に調理をして食べるようにしましょう。 
さっと茹でたり、油で炒めるだけでもおいしく食べられます。
 
それでは次に、かぶを丸ごと使ったスープジャーレシピをご紹介します。
 

かぶの中華風コーンスープのレシピ

 

材料 (1人前)
小かぶ
1個
コーン缶
60g
300ml
鶏ガラスープの素
小さじ1
醤油
小さじ1
塩コショウ
少々
作り方
  1. スープジャーにお湯を入れて温めておく。
  2. かぶはよく洗い、皮がついたままで8等分に切る。葉の部分も2cm幅に切る。
     
  3. 小鍋に水を入れて沸騰させたら切ったかぶと葉を入れて再び沸騰するまで煮る。
     
  4. コーンを加えて鶏ガラスープ、しょうゆ、塩コショウで味付けをして1分ほど煮たら火を止める。 
     
  5. 温めておいたスープジャーのお湯を捨てて、できあがったスープを注いだら完成。
  6.  

    かぶのスープで免疫力を高めよう!

     
    調理時間が短くてもスープジャーに入れておくことでかぶに十分火が通ります。
    かぶは皮がついたままなので煮ても形が崩れにくいです。
     
    葉の部分も一緒に使うので、かぶに含まれる栄養素をそのままたくさん摂ることができますよ。
     
    かぶを丸ごと使ったスープで温まりながら、免疫力を高めて健康な体をつくっていきましょう。
     
     

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この記事を書いた人

橘可弥乃

栄養士。
病院・保育園で働く中でアレルギー対応食やヴィーガン料理等、食の多様性を学ぶ。
豆腐マイスターをはじめとする大豆食品関連の資格も多数保有。
現在はフリーランスとしてレシピ作成や食事カウンセリング等で活動中。

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