公開日:2021-11-24
生姜×辛味で体の芯から温まる!高菜と白菜のポカポカ具沢山スープ
スープ
寒い日が続き、体の芯から温まる料理が恋しくなる季節。冬の定番野菜である白菜をたっぷり使用し、体を温めてくれる生姜と辛味を加えたスープで、冷えた体を温めませんか。
スープというと、献立の脇役的な印象がありますが、今回は豚ひき肉もプラスするので、満足感もアップ。味付けのアクセントには、高菜のお漬物を活用します。
献立のメインにしても◎な、冬に食べたいポカポカ具沢山スープをご紹介します。
高菜と白菜のポカポカ具沢山スープの作り方
- 豚ひき肉
- 80g
- 高菜漬け
- 50g
- 白菜
- 150g
- 生姜
- 10g
- ゴマ油
- 大さじ1/2
- 水
- 500ml
- 鶏がらスープの素
- 小さじ2
- 豆板醤 ※1
- 小さじ1/3
- 水溶き片栗粉 ※2
- 糸唐辛子
- 適量
※1 高菜漬けに唐辛子が入っている場合や、辛味が苦手な方は調整してください。
※2 片栗粉小さじ1を、水小さじ2で溶いておいてください。
- 白菜と生姜は千切りに、高菜漬けは汁気を切っておく。
- 鍋にごま油を入れて生姜を炒める。
- 弱火にし、豆板醤を加えて炒める。
- 高菜を加え、汁気を飛ばすように炒める。
- 豚ひき肉を加えて、中火で火が通るまで炒める。
- 白菜を加えてしんなりするまで炒める。
- 水と鶏ガラスープの素を入れる。
- スープが沸騰したら、手早く水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
- 盛り付けて、お好みで糸唐辛子をのせたら完成。
体を温めたい場合の生姜の摂取方法
言わずと知れた体ポカポカ食材、生姜。
生姜に含まれるショウガオールには、血行を促進する作用や体を温める働きのほか、新陳代謝を活発にしたり、発汗作用を高める働きがあります。そして、生姜に含まれるジンゲロールという成分は、加熱することでショウガオールに変化することから、体を温める目的で料理に取り入れるのであれば、生のまま摂取するより加熱してから摂取する方がおすすめです。
豆板醤の魅力
料理に辛味をプラスする万能調味料として知られる豆板醤。実は、栄養豊富で健康に役立つさまざまな効果があるんです。
豆板醤の主原料は、唐辛子とそら豆。唐辛子に含まれるカプサイシンは、脂肪燃焼を助けてくれるほか、血行改善や食欲増進の効果もあります。手先足先が冷える、疲れてどうも食欲がわかない……というときは、ぜひ積極的に取り入れたい調味料です。
同じく、唐辛子に含まれる成分として見逃せないのが、カプサンチンという物質。こちらは、優れた抗酸化作用をもっているので、がん予防にも効果があるのではないかと注目されています。
高菜の旬と栄養
レシピで使用した、味付けのポイントにもなるお漬物の高菜。
高菜は、12月から3月にかけて旬を迎える野菜です。
気になる高菜の栄養ですが、βカロテンをはじめ、ビタミンCやビタミンKなども豊富に含まれています。また、高菜には殺菌効果や抗酸化作用の強いアリルイソチオシアネートが豊富に含まれており、食欲増進効果や動脈硬化予防、ガンの予防にも期待されているんですよ。
お漬物売り場で目にする機会の多い高菜ですが、ごはんのお供として白米にのせていただくだけでなく、このように調味料として活用することで、使用の幅がグッと広がります。加熱調理に使うと旨味もプラスされるので、ぜひ活用してみてくださいね。
冬野菜といえば!白菜
一年の中で、晩秋から冬にかけて一番美味しくなる白菜。寒くなる時期は、ぜひ積極的に取り入れたいお野菜です。
白菜は、お鍋に使うのはもちろん、スープやお漬物、サラダや炒め物など多様な使い方ができる優秀なお野菜。
そんな白菜の栄養価ですが、そのほとんどが水分から構成されているため、量は多くないですが、カリウムやカルシウムなどのミネラルが比較的豊富で、ビタミン類もバランスよく含まれています。同じく、量は多くありませんが、グルタミン酸やアスパラギン酸などのさまざまなアミノ酸も含まれていますよ。
春雨をプラスしても◎
献立の一品としてスープとしていただくのはもちろん、別途茹でた春雨を加えれば、これ一品でさらに満足感のあるお料理になりますよ。体を温めてから出掛けたい朝や、パパッと手軽に済ませたいランチなどにもおすすめです。ぜひ試してみてくださいね。
体を温めてくれる食材や旬の食材を積極的に取り入れて、冬の寒さに負けず、栄養豊富な食事で体の芯から温まりたいですね。
参考文献
旬の食材百科 – ショウガ(生姜/しょうが)
旬の食材百科 – ハクサイ/白菜/はくさい
良好倶楽部 – 豆板醤
良好倶楽部 – 高菜
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