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まいにちの野菜を、もっとしあわせに。

公開日:2020-06-24

キッチンで大活躍の100円グッズ!野さしい菜ブラシ野菜専用洗いブラシ

ニュース

管理栄養士・フードコーディネーターの小川寿美です。
100円均一ショップが好きで何となく立ち寄ってどれが本当に使える商品か悩んでついつい色々試し買いしてしまう。そんな方も多いと思います。
便利な調理器具などキッチン用品では専門店のお店で買うよりお買い得なものも多くありますね。
今回は、100均一ショップ大手のセリアで見つけた主婦におすすめの「野さしい菜ブラシ野菜専用洗いブラシ」をご紹介します。

 

商品の特徴

この商品は見た目はとってもかわいくでキッチンに置いてあると子供も興味を持つような商品です。
根菜類をゴシゴシ洗え、ぎゅっとカーブするから洗いやすいのが特徴です。ごぼうやじゃがいもの泥汚れなどは適度な毛の硬さでさっと落ち、時短に繋がります。きれいに洗って皮ごと調理できるから、栄養も無駄なく摂れるので、とてもおすすめです。
鍋などを洗うたわしとは別に野菜専用のブラシがあると衛生的にも安心ですね。

 

野菜の皮にある栄養

野菜の皮はどうしてますか? 野菜の皮には実の部分以上の食物繊維、ミネラル・ビタミン・機能性成分がたっぷり含んでいるものがたくさんあります。
このブラシを使って栄養を無駄なくとれるおすすめの野菜を紹介します。
 

にんじん

にんじんの中でも一番栄養がたくさんあるところ、それは皮のすぐ下の部分といわれています。β-カロテンは皮のすぐそばに多いです。
このブラシを使って洗えば皮ごと綺麗にいただけます。人参は皮ごと調理してもさほど気になりません。
 

じゃがいも

じゃがいもの皮にも、ビタミンや鉄、カリウムなどが含まれています。芽が出ていたり皮が緑色になっているものは天然毒素が含まれているので注意が必要ですが、綺麗なじゃがいもはこのブラシでさっと洗って皮ごといただけます。
じゃがいもはポテトサラダやコロッケなどにする以外は皮つきでおいしく調理できます。料理に合わせて使い分けてください。
 

さつまいも

さつまいもを皮ごと食べることで、カルシウムやビタミンCや食物繊維の一種のヤラピン(さつまいもを切った時にできてくる白い液体)や抗酸化作用のあるポリフェノールの一種のアントシアニン色素が含まれています。
さつまいもは皮つきだと気になる方もいると思いますが、基本おかずとして調理する場合は皮をむく必要はありません。スイートポテトなどの口当たりを気にするような物の時以外はぜひ皮ごといただきましょう。
 

ごぼう

ごぼうの皮はとても薄く、ごぼうの独特の香りや旨みは皮のすぐ下の部分にあるので、このブラシで洗うだけで十分です。ごぼうの皮には抗菌・消炎作用のあるタンニンや抗酸化作用のあるクロロゲン酸などのポリフェノールが豊富に含まれています。
 

れんこん

れんこんの皮には、ポリフェノールやビタミンCなどが含まれています。
れんこんの皮は少し硬いので歯触りがよくないので、皮ごと食べることに抵抗があるかもしれませんが、薄く切って炒めたり、揚げたりすることで皮ごとおいしく食べられます。
 

実際の使い心地

今回は人参を洗いながらこすってみました。
手にフィットしやすく、皮が取れすぎず綺麗になるので皮の栄養も無駄なく調理できます。特に泥付きごぼうやじゃがいもなどを洗うとさっと泥が取れてとてもおすすめです。
 

野菜の栄養を無駄なく皮ごとおいしくいただきましょう

野菜の皮には食物繊維、ミネラル・ビタミン・機能性成分など含まれています。
土に埋まっている根菜は、直接日光に当たることはありませんが、外側にある皮を通じて葉に養分を届けようとするため、皮側に栄養が集まるといわれています。また、いも類の皮には加熱時に流出しやすい栄養素を食い止める役割もあります。この野さしい菜ブラシを使って皮ごと栄養を無駄なくいただきましょう。
 
 

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この記事を書いた人

小川 寿美

管理栄養士・フードコーディネーター
大学卒業後、コンビニ商品開発業務に携わる。その後写真スタジオの管理栄養士兼フードコーディネーターとして書籍・広告、レシピ提案、スタイリング、栄養計算など多岐にわたり活躍。現在フリーの管理栄養士・フードコーディネーターとして活動中。2人の男の子のママとして育児経験を活かした簡単で栄養バランスのとれた家庭料理が得意とする。

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