公開日:2022-02-21
ネバネバ成分で健康に!長いもの和風グラタンのレシピ
おかず
長芋は、煮る・焼く以外にも、サラダや揚げものなど、様々な食べ方で楽しむことができます。
また、食感も調理方法によって大きく変わります。すりおろしてとろろかけごはんにしてもおいしいですよね。
芋類の中でも珍しく生で食べられる長芋には、ビタミンB群のほか、でんぷん分解酵素も含まれます。
今回は、長芋に含まれる栄養素を学びながら、ポリ袋を使って後片付けまで簡単にできるグラタンを作ってみましょう。
長いもに含まれる栄養素
ビタミンB1
ビタミンB群の中でも特に多く含まれるのがビタミンB1です。
ビタミンB1は糖質(ブドウ糖)を代謝する際に必要な栄養素で、エネルギーを生み出してくれます。
ビタミンB1が不足するとエネルギーを作れなくなるため、疲労が溜まりやすくなり、食欲不振になったり息切れしやすくなります。さらに悪化すると脳神経系にも影響を及ぼしてしまいます。
ビタミンB1は体にとても大切な栄養素なのです。
カリウム
ミネラルの一つであるカリウムは、体の中でナトリウムとペアになってそれぞれのバランスを保ってくれます。
余計な塩分を排出し、高血圧予防やむくみ解消の効果が期待できます。
長芋が生で食べられるのはなぜ?
長芋を生で食べることができるのは、長芋にジアスターゼと呼ばれるでんぷんの分解酵素が多く含まれているためです。
この成分があるので、生で食べても胃で消化しやすく、おいしく食べられるのです。
また、このジアスターゼは、一緒に食べた食材のでんぷんの消化を助ける働きもするため、胃腸が弱っているときにもおすすめです。
ジアスターゼは、生やあまり加熱しすぎない状態で食べることでより効果を発揮します。
長芋の和風グラタンのレシピ
- 長芋
- 1本(30cm程)
- 万能ネギ
- 1/2本
- 絹豆腐
- 350g
- 卵
- 1個
- 味噌
- 大さじ1
- ピザ用チーズ
- お好みの量
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絹豆腐をキッチンペーパーで包み、耐熱皿にのせたらそのまま電子レンジ(500W)で3分加熱して水切りをする。
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万能ネギは小口切りにする。
長芋はピーラーで皮を剥いたら7~8等分に切り、厚さ1cmの拍子木切りにする。
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長芋を食用のポリ袋に入れ、めん棒などで少し形が残る程度まで叩く。
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ポリ袋に絹豆腐、卵、味噌、半量の万能ネギを加えて袋の口を結び、手で揉んで全体を混ぜる。
※ 袋が薄い場合は二重にすると安心です。
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ポリ袋の下の端をハサミで切り、手で袋を絞りながら中の具をグラタン皿に流し入れる。
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全体を平らにならし、ピザ用チーズと残りの万能ネギをかける。
オーブントースターでチーズに焦げ目がつくまで焼いたら完成。
長芋を食べよう!
絹豆腐を使っているのでヘルシーで口当たりも軽く、長芋のホクホク・シャキシャキとした様々な食感が楽しめます。
ポリ袋を使って混ぜることで、忙しいときでも簡単に作れて、後片付けも楽にできますよ。
ぜひ、お試しください。
参考文献
eヘルスネット 「カリウム」- 厚生労働省
日本食品標準成分表2020年版(八訂)- 文部科学省
食品成分データベース – 文部科学省
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