公開日:2021-05-22
クリームティーを味わう♡英国式スコーンのレシピと食べ方
スイーツ
イギリスを代表するスイーツ文化といえばアフタヌーンティーを思い浮かべる人は多いと思います。
実はほかにも、ハイティーやクリームティーというものがあるのを知っていますか?
今回は、本場イギリスのクリームティーが楽しめる、スコーンのレシピや食べ方などを紹介します。
目次
イギリスのティータイム
イギリスでは紅茶を楽しむ文化があり、ティータイムは3種類あります。
1つは、多くの人が知っているアフタヌーンティー。
基本的なアフタヌーンティーは、紅茶、ケーキ、スコーン、サンドイッチで構成されています。
2つ目は、ハイティー。
ハイティーはアフタヌーンティーよりも食事の意味合いが強いもので、より遅い時間に食べる、格調高いものになります。
主にお肉系のものが多く、ボリュームのある食事となります。
そして3つ目は、クリームティー。
クリームティーは、スコーンにジャムとクロテッドクリーム、紅茶を組み合わせた、いわばアフタヌーンティーの簡易版です。
イギリスではホテルやカフェ、パブなどでも提供されていて、アフタヌーンティーのように量が多くなく、値段も3分の1ほどなので気軽に食べられます。
本場イギリスのスコーンを作ってみよう!
スコーンは、手軽な材料で作れるのも魅力の一つ。
卵や砂糖を加えたもの、加えないもの、レーズンやチーズ入りのもの、ベーキングパウダーの有無など、材料によって味も食感も大幅に変わる奥の深いスイーツです。
きちんと作ったスコーンは、市販のものとは比べものにならないほどおいしいので、ぜひ作ってみてください。
- 小麦粉
- 220g
- ベーキングパウダー
- 小さじ2と1/2
- バター
- 55g
- 卵
- 1/2個
- 砂糖
- 40g
- レーズン
- 40g
- 牛乳
- 120ml
- つやだし用の卵黄
- 適量
- オーブンは200℃で余熱しておく。
- ベーキングパウダーと小麦粉を合わせて2度ふるったものを大きめのボウルに入れる。
(粉ふるいがないときは泡だて器でよく混ぜればOK)
- ①に1cmの角切りにした、よく冷えたバターを加える。
- バターが小麦粉に均等になじみさらさらになるまで、冷えた指先ですり混ぜる。
- 砂糖、レーズンを入れて混ぜる。
- 卵と牛乳を入れて、こねないように軽く混ぜる。(ポイント1)
- 打ち粉をした台に生地を置いて、3cmの厚さに伸ばしたら型でくりぬく。(ポイント2)
- 3cmほど間を空けて天板に並べ、表面につやだしの溶き卵を塗って、表面が色づくまでオーブンで20分焼く。
- 外はサックリ、中はふんわり、理想のスコーンの完成!
【ポイント】
やっと粉が混ざり合ったくらいの柔らかくて持ち上げるのが難しい生地の硬さが正解!
2.型で抜くときは上から垂直に押して一気にスパッと!
生地が柔らかく、型についてしまうので、抜くたびに小麦粉をまぶしておくのがおすすめです。
プラスチックよりもステンレス製の型のほうが切れ味がいいです。
スコーンの正しい食べ方
スコーンの正しい食べ方は諸説あり、紅茶の飲み方と同じくらい意見の分かれるところですが、クロテッドクリームの専門店であるRodda’s(ロダス)によると重要なポイントは2つ。
- スコーンは、ナイフを使わず手で横半分に割る(薄さ半分のふたつの円になる)。
- ジャムをたっぷり塗ったスコーンの真ん中にクリームをぽってりと置く。
分量の目安としては、スコーンの厚みに対してジャム1、クリーム2、が理想とされていますが、かなりリッチな味わいになるので、これは好みに合わせて調整して大丈夫です。
一番おいしい食べ方は、やっぱりクロテッドクリームとジャムをのせたものですが、クロテッドクリームは日本では手に入りにくいかと思います。
そんなときは、脂肪分高めの生クリームを瓶に入れて密封し、数分間振り続け、柔らかめのバター状になったもので代用できますよ。
クリームを上、ジャムを下にすることで、口に含んだ際にまずはクリームのなめらかさ、濃厚な風味が感じられ、その後ジャムの甘さが来ることでそれぞれの具材の魅力を最大限に引き出せるとのこと。
実際にやってみると、確かに食感にも風味にもかなりの違いがあります!
*参考元:Rodda’s クリームティー-ロダス完璧なクリームティーへのガイド
冷凍保存して本場の味をいつでも楽しもう!
この分量で直径8cmの型で4個、5cmの型で10個くらいできます。
焼きたてはもちろん、冷めてもおいしいですが、翌日中に食べない場合は冷凍保存もできます。
食べるときは解凍せず、余熱したオーブンで10~15分温めれば、焼きたての味が復活しますよ!
日本にいても、本場イギリスのスコーンをぜひ楽しんでみてください!
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