2019-07-25更新
インフューズドウォーターって? その効果やメリットと種類
スタディー

海外セレブ達の間からここ数年で人気になったインフューズドウォーター。
日本ではまだまだ知らない人も多いですが、実はカフェやレストランで飲んだことがある人が多いはず。
健康やダイエットに良いと言われている飲み物ですが、実際はどうなのでしょうか。
インフューズドウォーターとは
インフューズドウォーター??
カフェやレストランで出てきたお水が美味しい!と感じたことはありませんか?
お水にレモンが入っていて、ほんのり味が出ているため、普通の水よりもスッキリとした味わいで美味しく感じますよね。
これがインフューズドウォーターです。
インフューズドウォーターは英語でinfused-waterと書きます。
infuseは水に浸す、漬け込む、染み込むなどという意味があり、infused-waterは直訳すると「染み込んだ水」「漬け込んだ水」という意味になりますね。
インフューズドウォーターは、フルーツや野菜、ハーブを水に漬け込んだものを呼びます。
日本ではフレーバーウォーターやデトックスウォーターとも呼ばれていて、味のついた水やダイエット効果が期待できる水として知られている事が多いです。
また最近では脂肪燃焼するための、ファットフラッシュウォーター(fat flush water)という名前でも出てきているようです。
フレーバーウォーターなの?
インフューズドウォーターは、フレーバーウォーターとも呼ばれることもありますが、フレーバーウォーターには別の種類の水を呼んでいることもあります。
それはよくコンビニなどで市販されている、香りのついたお水のことです。
インフューズドウォーターは自然のものを水に浸しているのに対して、フレーバーウォーターは自然のものから香りを抽出し、糖類や酸味料を加えたお水となります。
フレーバーウォーターはいつでも気軽に購入する事ができますが、自分で作るのは難しいですね。
インフューズドウォーターは保存できる期間が短いため、市販されている事がほとんどなく、自分で作るようになります。
入れる素材によっては便秘やダイエットなどの効果があると言われている事もあるため、デトックスウォーターにもなります。
インフューズドウォーターのメリット・効果
フレーバーウォーターとの違いを知った上で、インフューズドウォーターにはどのようなメリットがあり、本当に効果があるのでしょうか。
メリット
1. 簡単に作れる
自分で作らないといけない、、というところで少し億劫に思ってしまうかもしれませんが、
お好みのフルーツや野菜、ハーブを洗ってカットし、水の中に入れて数時間浸しておくだけ。
ジュースやスムージーを作るよりもとっても簡単なのです。
フルーツをカットした際に、少し傷んでいる部分や端の部分を入れてしまうという事もでき、もったいないも減らせますね。
2. 体調や気分に合わせて作れる
インフューズドウォーターは入れる素材によって、効果が変わってきます。
二日酔いの時や、悪阻の時などに普通の水を飲むよりもレモンやミントの入ったインフューズドウォーターを飲むことにより、とてもスッキリとします。
またりんごやレモンが入った白湯を飲むことで、体も温まりリラックスする事ができます。
冷蔵庫で残った野菜やフルーツを入れることもできるので、今日はこの組み合わせを試してみるなど、楽しんで作る事もできますよ。
3. 簡単にフルーツの成分が得られる
ジュースを作る際にミキサーやジューサーを使うことにより摩擦熱が発生し、フルーツや野菜に多く含まれるビタミンなどが損失してしまいがちです。
その点インフューズドウォーターは物によっては皮ごと入れたり、カットして入れるだけであまり手を加えないので、栄養成分を失う事が少なくなります。
ただ注意することは、特に皮ごと使用する場合、無農薬の物を選んだり、塩などでよく洗うなどした方が安心でしょう。
4. 味がない水よりも飲みやすい
インフューズドウォーターは素材の味がじんわりと水に染み込みます。
普通の水は味気ないので飲んでて飽きてしまいがちですが、インフューズドウォーターであればほんのり味があるのでとても飲みやすくなります。
フルーツや野菜の効果を得ながら美味しくいただける水なんて、一石二鳥ですね。
5. 子供やお客さんにも喜ばれる
市販のジュースや野菜ジュースでは、塩分や糖分が多く含まれていることもあります。
その点インフューズドウォーターは、農薬を気をつければ、人工甘味料や化学薬品などが入っていないため、ダイエット中の方や、妊娠中の方、子供でも安心して飲むことができます。
また水の中にカラフルなフルーツや野菜が入っているので、見た目がとても綺麗でインスタ映えにもなります。
お客さんが来た時にも、素材をたくさん入れて作っておく事で、美味しくておしゃれでちょっと贅沢感のあるインフューズドウォーターを出したら、喜ばれること間違いなしですよ。
効果
野菜やフルーツは肉や魚と一緒に食べる事で、消化を助けたり、鉄分の吸収率がアップしたり、癌や生活習慣病の予防、疲労回復など、様々な効果があります。
そのため厚生労働省では、健康維持のために1日の野菜摂取目標量を350gとしていたり(「健康日本21」より)、農林水産省では1日200gの果実摂取(「毎日くだもの200グラム!」より)を目標としています。
野菜に関してだと、70g相当のサラダを5皿以上(「野菜の1日の摂取目標「350g」とは」より)、フルーツだとりんご1個分またはみかん2個分や、もも2個分などの量が必要と考えると、結構な量ですよね。
そこで、インフューズドウォーターによって少しでも効率よくフルーツや野菜の栄養成分を摂るという方法も1つの手段です。
フルーツや野菜には水に溶けやすい水溶性のビタミンCやB、食物繊維などが含まれているため、インフューズドウォーターで水に溶け出したフルーツや野菜の栄養成分が摂れると言われています。
ただ実際にはすぐにデトックス効果やダイエット効果などが出る、ということは個人差があり、1回や2回飲んだだけでは効き目は感じられないことがほとんどでしょう。
毎日続けて飲む事で効果が期待できるようになります。
また消費されたエネルギー源の元となるブドウ糖を摂取するため、朝起きてすぐや、運動中・運動後に飲むと特に効果的とも言われているので、ぜひ試してみたいですね。
どんなインフューズドウォーターがあるの?
インフューズドウォーターはたくさんの種類があります。
その中でも特に知られていて一般的なのが、レモンやミントがありますね。
他にも、
りんごとシナモン
いちごとベリー(クランベリーやブルーベリー)
などがあります。
それぞれのフルーツや野菜の効果を考えて、自分の体にあったインフューズドウォーターを好きなように作ることができます。
また水だけでなく、炭酸水やお湯でもいいので、消化促進や冷え防止にもなりますよ。
インフューズドウォーターについての詳しいレシピは以下で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
インフューズドウォーターのレシピ
まとめ
インフューズドウォーターはジュースやスムージーよりも簡単に作れ、余ったフルーツや野菜を使えば経済的にも優しく、かつ効率的に栄養成分が摂れることがわかりましたね。
さっそく作って、楽してお得な健康生活を送ってみましょう!
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