公開日:2022-02-07
女性に嬉しい効果が!大豆のドライカレーのレシピ
おかず
古くから日本で愛されてきた食材、大豆。
醤油、味噌、豆腐、納豆等の加工食品の原料としても幅広く知られ、節分には邪気を払う豆まきとして大豆が使われます。
そんな大豆の栄養や健康効果を皆さんはご存知でしょうか。
近年の多様化する食生活にも大豆の持つたんぱく質をはじめとする栄養成分が注目されています。
日本のみならず、世界中で起こる健康ブームにも重宝する食材と言えるでしょう。
今回は大豆の栄養成分と健康効果を学びながら、大豆の水煮缶で簡単に作れるレシピをご紹介します。
大豆の代表的な栄養素と健康効果
大豆たんぱく質
たんぱく質は筋肉や血液等、丈夫な体を作る大切な成分です。
大豆に含まれるたんぱく質は体を作る上で食事でしか摂ることができない必須アミノ酸が植物性たんぱく質の中でもバランスよく入っています。
内臓脂肪を減らして血中コレステロールを下げる作用や脂肪の燃焼を促進する作用があり、生活習慣病の予防やダイエット効果に期待ができます。
大豆イソフラボン
大豆と言えばイソフラボンを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をしているため、その過不足を調整してサポートしてくれます。
それにより、肌の潤いや弾力の維持、更年期症状の緩和、骨粗しょう症の予防等の効果が期待できます。
大豆オリゴ糖
大豆にはオリゴ糖も豊富に含まれています。
消化されにくいため、大腸の奥まで運ばれて善玉菌と言われるビフィズス菌のエサになってその数を増やしてくれます。
腸内環境を整えて便秘の改善や予防、体全身の免疫力をアップして健康にいい影響を及ぼす効果が期待できます。
大豆の持つ栄養や健康効果が分かりましたでしょうか。どれも女性に嬉しい効果ばかりだったと思います。それでは次に、その大豆を使ったレシピをご紹介します。
大豆のドライカレーのレシピ
- 大豆
- 1缶(100g)
- 玉ねぎ
- 2個
- にんじん
- 1本
- すりおろし生姜(市販のチューブでも可)
- 大さじ1
- すりおろしにんにく(市販のチューブでも可)
- 大さじ1
- サラダ油
- 大さじ1
- カレー粉
- 大さじ3
- クミンパウダー
- 小さじ1
- ガラムマサラ
- 小さじ1
- ケチャップ
- 大さじ4
- 中濃ソース
- 大さじ2
- 塩
- 小さじ2
- 砂糖
- 大さじ1
- こしょう
- 少々
- 乾燥パセリ
- お好みの量
- しょうがとにんにくはすりおろす。玉ねぎ、にんじん、大豆はそれぞれフードプロセッサー等でみじん切りにする。
- フライパンに油、しょうが、にんにくを入れて火をつける。油が温まってきたら玉ねぎと人参を加えて中火で炒める。
- 野菜の水分が出て玉ねぎの色が透明になったら弱火にして大豆を加えて炒める。
大豆が全体に馴染んだら一旦火を止める。仕上げの乾燥パセリ以外の調味料を加えて再度火をつけたら弱火にして、焦がさないように混ぜながら煮詰めていく。
- 水分が無くなるまで煮詰めたら火を止める。お皿にごはんとドライカレーを盛り、仕上げに乾燥パセリを振りかけたら完成。
大豆で美と健康を!
ドライカレーに使うクミンパウダーとガラムマサラはスーパーやコンビニでも簡単に手に入るスパイスです。
カレー粉と一緒に少し使うだけでさらに本格的な味になるので使ってみて下さい。
大豆の持つ栄養素には女性の体をサポートする様々な効果が期待できます。
加工食品は摂っていたものの大豆は食べることが無かった方も、この機にぜひ料理に使ってみてはいかがでしょうか。
参考:
・eヘルスネット 「良質なたんぱく質」「骨粗鬆症」「オリゴ糖」
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)-文部科学省
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