公開日:2021-03-20
スナップエンドウがとまらない!おいしくする下処理や茹で方・保存法
スタディー
春から初夏にかけて旬を迎えるスナップエンドウは、アメリカから導入された、グリーンピースを品種改良したもの。
中の豆が成長しても、さやごと食べられるのが特徴です。
パリパリ、ぽりぽり食べられることから、スナック菓子を連想させ「スナックエンドウ」とも呼ばれている時期があったり、品種名として販売されているものもあります。
この特徴的な食感やきれいな緑色をなるべく保ち、おいしく食べられる下処理方法や茹で方、保存方法を紹介します。
下処理方法
スナップエンドウには太い筋があり、取らずに食べると口の中に残ってしまいます。
筋の取り方によっては、スナップエンドウが開いてしまうので、注意しましょう。
- スナップエンドウを洗います。軽めにさっと洗う程度でOK
- スナップエンドウの先端、少し飛び出たところを親指の爪に引っ掛けて折り、上に持ち上げて、ガクの頭の先の方までスジをひっぱります。
- ガクのあるところまでスジを引いたら、右手でガクを持ち、左手でそのすぐ下の部分を持って、パキッとスジを取った反対側へ折ります。
※ なかなか折れない場合は、爪やハサミなどで切り込みを入れて折ります。
- 折るとスジだけ繋がった状態になるので、その筋を下まで引っ張り取り除きます。
ガクの方から折ってスジをとっても問題ありませんが、筋が太くなかなか手で折れないので、先端からの方が取りやすいです。
茹で方
スナップエンドウは食感が大切。茹で方によって、スナップエンドウの味が決まります!
好みの硬さになる茹で時間を見つけましょう。
- 中ぐらいの大きさの鍋に水をたっぷり入れ、お湯を沸かします。
- 小さじ山盛りいっぱいを溶かし、下処理をしたスナップエンドウを入れて、1分30秒〜2分30秒ほど茹でます。
硬め:1分30秒 普通:2分 柔らかめ:2分30秒※ 大きさによっても多少異なります。
- 茹でている間、途中スナップエンドウを菜箸などで下に沈め、全体に火が通るようにします。
- 好みの硬さに茹でたらすぐに冷水で冷やし、水気をよく切ります。
※ 中まで水が入っている場合があるので、中の水気も切ってください。
茹でてからすぐに冷水で冷やすことで、きれいな緑色が保たれ、またハリのあるきれいな表面になります。
保存方法
スナップエンドウは冷蔵保存がおすすめ。
生のものよりも食感が多少劣ってしまいますが、硬めに茹でて冷凍保存も可能です。
冷蔵保存方法
- ビニール袋に入れて空気を抜いて、野菜室で保存します。
- 乾燥が気になる場合は、硬く絞って湿らせたキッチンペーパーにスナップエンドウを包み、ビニール袋に入れて空気を抜き、野菜室で保存します。
1週間以内に食べるのであれば、冷凍保存よりも冷蔵保存する方がおすすめです。
冷凍保存方法
- 下処理をしたスナップエンドウを30秒〜1分茹でます。
- さっと冷水で冷やして水気を切り、粗熱をとります。
- 粗熱が取れたら、キッチンペーパーなどで水気を拭き取る。
※ 中に入っている水も出し、水気が残らないようにしましょう。 - ジップロックなどに重ならないように入れて、空気を抜いて口を閉じて冷凍保存します。
使用する分量に分けてラップで包み、ジップロックなどに入れて冷蔵保存してもOK
炒め物などの加熱調理する場合は凍ったまま、サラダや和物などにする場合は自然解凍がおすすめです。
下処理が大切!
ぽりぽりとした食感がおいしいスナップエンドウ。
食感を保つためにも、なるべく冷蔵保存したものを使い、スジ取りや茹でる時間、水切りなどとしっかり下処理をするようにしましょう。
やみつきになるスナップエンドウができますよ!
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