公開日:2022-12-08
【スープジャー】野菜不足に◎台湾風の海老ワンタンスープ
スープ
中華料理がベースとなり、日本や西洋の食文化も混ざった台湾料理。
自宅で毎日料理をする習慣があまりないため、屋台で気軽に食べられる食事が多くなっています。
そこで今回は、便利なカット野菜を利用して、1日に必要な栄養素も補える「台湾風の海老ワンタンのスープジャー弁当」を紹介します。
目次
海老ワンタンスープの作り方
- <海老ワンタン4個分>
- むき海老
- 60g
- ワンタンの皮
- 4枚
- 塩
- 少々
- 卵白
- 適量
- 片栗粉
- 適量
- <野菜スープ>
- 好きな野菜
※ ここでは白菜、にら、人参を使用 - 120gほど
(両手のひら1つ分)
- 鶏ガラスープ
- 300ml
- 塩
- 少々
- XO醤
- 小さじ1
- <飾りのピーナッツ>
- 胡麻油
- 適量
- 干しエビ
- 適量
- ピーナッツ
- 適量
- クコの実
- 適量
飾りのピーナッツを作る。
- 熱したフライパンに胡麻味を適量入れ、お好きな量のピーナッツと干しエビを加えて軽く炒める。
- 香りが出たら火を止める。
- スープジャーに沸騰したお湯をたっぷり注ぎ、温めておく。
- 野菜を火の通りやすい大きさにカットしておく。
- 背ワタの処理をしたむき海老を、よく洗って水気を切ってから包丁で1cm程に刻み、片栗粉、塩、卵白をまぶしてよく混ぜ、ワンタンの皮に包む。
- ワンタンは、エビをのせたら水をつけて、しっかりと閉じる。
一度にたくさん作るときは、バットの下に片栗粉をまぶしておく。 - 鍋に鶏ガラスープを入れてお好みの野菜を入れて火が通るまで煮込む。
- 沸騰した中に③のワンタン、XO醤、塩の調味料を入れて味付けし、火が通ったら止める。
- 温めたスープジャーの湯を捨てて⑤を入れ、飾りのピーナッツ、クコの実をのせて完成。
色鮮やかで見た目も美しいワンタンと野菜のスープに、茹でたビーフンを加えてもおいしく食べられます。
台湾風の味の決め手になる食材
台湾料理をご家庭でも楽しめる、味付けのポイントをいくつか紹介します!
調味料はXO醤を使って
台湾風の味付けには、貝柱や干しエビなどの旨味成分が欠かせません。
しかし、貝柱や干しエビからしっかりと出汁を取るには、時間と手間がかかります。そこで、便利なのがXO醤です。
この調味料は、香港・ペニンシュラホテルの料理人が干しエビや干し貝柱、魚などを使って最高級な調味料として作ったもの。
これを使うといつものスープの味もグッとおいしさが増して台湾気分が味わえます。
味のアクセントにピーナッツ
台湾では、お粥や麺類など色々な料理のアクセントに欠かせないのがピーナッツ。
ピーナッツを使った甘いスープのデザート花生仁湯(ホワションレンタン)や鶏肉とピーナッツを使った宮保鶏丁(ゴンバオジーティン)なども有名な台湾料理ですね。
そのまま食べてもおいしいピーナッツですが、今回は紹介したレシピでは、干しエビと一緒に胡麻油で炒めたものを使いました。
ひと手間加えてピーナッツを入れることで、より本格的な台湾料理に近づきますよ。
緑黄色野菜&淡色野菜も合わせて
不足しがちな野菜は、カット野菜やほかの料理で余ったものを活用して、野菜たっぷりのスープジャー弁当にしましょう!
台湾風のスープの味付けには、どんな野菜もぴったりです。
1日に必要な野菜はたっぷり350g
厚生労働省では「健康日本21(第二次)」で、成人男女が1日に必要な野菜の量は350gとしています。
野菜には、体の機能を正常に保って生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するために必要な、食物繊維やカリウム、ビタミン類が豊富に含まれています。
野菜不足を解消するためには、毎食しっかりと補っていく必要があります。
また野菜の中でも、様々な種類の野菜を取ることで、栄養バランスがよくなります。
例えば、色の濃い緑黄色野菜と色の薄い淡色野菜。
緑黄色野菜には、補酵素として働き体の調子を整えるビタミンAやCが豊富に含まれ、淡色野菜には塩分を体から出す作用のあるカリウムや食物繊維が多く含まれています。
そのほかにも、きのこ類や海藻類にも体に必要な栄養素がたくさんあるので、色々な食材を上手に組み合わせていきましょう。
手ばかり栄養法で野菜の量を知る
野菜を350gしっかり食べることが大切なのが分かっても、その量がどのくらいなのか毎回の食事で計るのは難しいことです。
そこで便利なのが「手ばかり栄養法」。
これは厚生労働省の食事摂取の基準を元に、各自治体が自分の手を目安に所要量を知る方法として伝えているものです。
出典元:御殿場市 健康・福祉・子育て 1日分の食事の目安を、自分の手で考えよう!
手のひらの大きさは、人の体の大きさに比例していることもあり、年齢や体格に合わせて必要な食事量がわかるのが特徴です。
例えば、野菜では1日に必要な量は、個人差があっても両手のひらで一つ分が約120g前後となります。
これをふまえて、緑黄色野菜や淡色野菜を組み合わせて野菜を食べることで、1食の必要量になるという方法です。
今回紹介した海老ワンタンスープの野菜では、この「手ばかり栄養法」を使って好きな野菜を組み合わせれば、1食に必要な野菜が食べられますよ!
材料はアレンジOK
海老ワンタンの代わりに、ワンタンの具材を鶏や豚のひき肉にしたり、豆腐と野菜の精進風にしてもおいしくできます。
味の決め手となるXO醤が手に入らないときは、ナンプラーや薄口醤油で味付けしても◎
出汁となるスープは鶏ガラを使いましたが、市販のコンソメやうどんスープの素、貝柱のスープの素なども使えますよ。
カット野菜や残り野菜をたくさん加えて、野菜不足も解消できるおいしいスープジャー弁当なので、ぜひお試しください。
参考元:
*厚生労働省 e-ヘルスネット 野菜、食べていますか?
*出典元:御殿場市 健康・福祉・子育て 1日分の食事の目安を、自分の手で考えよう!
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