公開日:2020-11-04
秋の夜長に!おつまみにぴったりなさつまいもと豚肉の甘辛炒め
もう一品
ホクホクした食感と自然の甘みが美味しいさつまいもは秋を感じさせてくれる野菜ですね。
今回は秋の夜長のお酒のあてについ手が伸びる美味しいさつまいものおつまみレシピをご紹介します。電子レンジを活用してパパッと手軽にできるのでぜひ試してみて下さいね。
美味しいさつま芋の選び方
天然の甘さとホクホクした食感のさつまいもは、9月から11月頃の秋に旬を迎えます。
代表的な鳴門金時をはじめ、紅あずまや安納芋にシルクスイートなど、さつまいもにはいろいろな品種がありそれぞれ特徴も異なります。
実が淡い黄色のものからオレンジがかったもの、また黄金色でねっとりした食感のものなどさまざま。食べ比べてお好みの品種を見つけるのも楽しいですね。
さつまいもを選ぶ際には、皮の色が鮮やかでハリやツヤがあるもの、またずっしりとした重みがあり見た目がふっくらしたものがおすすめです。
表面にへこんだあとがあるのは、ヒゲ根が多いもので食感が筋っぽくなります。できるだけデコボコが少ないものを選びましょう。
さつまいもの栄養
さつまいもを代表する栄養素といえば「食物繊維」です。
食物繊維には、腸の働きを活発にして便通が良くなるなど、整腸作用や便秘予防の効果が期待できます。
また、肌の調子を整えたり免疫力を高めたりすると言われているビタミンCの含有率も高いことも特徴的です。
ビタミンCは加熱すると壊れやすいとされていますが、さつまいもに含まれるビタミンCはでんぷん質に守られているため、加熱しても壊れにくくなります。
ほかにもカリウムやビタミンE、カルシウムなども豊富な栄養が含まれている野菜です。
さつまいもの使い方
前述にご紹介しましたさつまいもの栄養を丸ごと摂取するには、皮ごと食べることがポイントです。
実の部分よりも皮の方に栄養がより多く含まれているとも言われていますので、よく洗って皮ごとカットして食べるようにしましょう。
さつまいもに含まれるアクは体に有害なものではないため、必ずアク抜きをする必要はありませんが、切ってそのまま置いておくと切り口の断面から黒く変色して見た目が悪くなってしまいます。
また、アク抜きをした方が味がしみ込みやすくなりますので、カットしたら水にさらしてアク抜きをすることをおすすめします。
時間は5~10分程度で、水の色が濁ってきたら新しく変えます。
あまり長くつけておくと栄養が流れ出てしまいますので注意しましょう。
さつまいもと豚肉の甘辛炒め
今回は、コクのある豚肉とさつまいもを炒めて、甘辛い味付けに仕上げたビールやお酒のおつまみにぴったりな1品をご紹介します。
もちろんご飯にもよく合いますので晩ご飯のおかずとしても重宝します。
さつまいもは、あらかじめ電子レンジで加熱して柔らかくしてからフライパンで焼き色をつけて作ります。
こんがりした焼き目がつくことで美味しそうな仕上がりに!
さつまいもを生からそのまま炒めると、火加減によっては表面だけ焦げて中はまだ硬いということがありがちですが、レンジ加熱で先に柔らかくしておくことで失敗なく作ることができますよ。
また、肉類は鶏肉でも良いですが豚こま切れ肉を使えば火通りも早いので、より時短で調理ができてお酒のあてにパパッと作りたいときにはおすすめです。
酢を少量加えることで、砂糖としょう油の甘辛い味付けにほのかな酸味が入って、絶妙な味わいを楽しめます。
- さつまいも
- 1本
- 豚こま切れ肉
- 80g
- 酒
- 小さじ2
- 塩コショウ
- 少々
- 黒ゴマ
- 適量
- しょう油
- 大さじ2
- 砂糖
- 大さじ2
- 酢
- 大さじ1
- さつまいもは皮つきのまま輪切りにして、10分ほど水にさらす。
- 豚こま切れ肉は食べやすい大きさに切り、酒と塩コショウを振る。調味料は合わせておく。
- さつまいもを耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジ(500W)で3~4分加熱して柔らかくなったら取り出す。
- フライパンに多めのサラダ油を熱し、3を入れて両面にほんのり焦げ目がつくまで焼く。
- 豚こま切れ肉を加えて炒め、火が通ったら調味料を絡める。
- 器に盛り付けて黒ゴマを振りかける。
簡単ですが、食べ応えもしっかりある一品です。
ぜひお試しください!
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