公開日:2020-08-26
超絶簡単でびっくりおいしい!おかずやおつまみにピッタリの「すき焼き風しらたきき」
もう一品
ようやく梅雨があけて思い切り洗濯ができるのはいいけど、毎日のうだるような暑さに家事のための気力が削られますよね……。
特に料理は火を使うだけに、暑くて気が滅入るという方も多いのではないでしょうか。
今回は、火の使用や下ごしらえなどは最低限に、暑い時期でもサッと簡単に作れる「すき焼き風しらたき」のレシピをご紹介します!
すき焼き風しらたきの作り方
- しらたき
- 100g
- 牛脂
- 5~10g
- (A)砂糖
- 大さじ3
- (A)酒
- 大さじ1
- (A)みりん
- 大さじ1
- (A)醤油
- 大さじ3
作り方
- しらたきを適当な長さにカットする
しらたきの長さは適当で構いません。全体的に食べやすいくらいの長さになるよう、調理バサミでザクザクカットします。あまり細かくすると食感が損なわれるので、ズルズルッとすすって食べられるくらいの長さがちょうどいいですね。お好みで調整してください。
- しらたきを炒める
フライパンを温めたら、カットしたしらたきを弱火~中火で炒めます。油を引く必要はありません。乾煎りする要領で全体的にムラなく炒めてくださいね。炒めることによってしらたきの余計な水分が飛び、こんにゃく独特のくさみが抜けます。しらたきなどこんにゃく独特の生臭いようなにおいの原因は、こんにゃく芋に含まれるトリメチルアミンやジメチルアミンと呼ばれる成分。これらは魚の生臭いにおいの原因と同じ成分です。さらにこれらの成分はアルカリ性の環境でいっそうにおいがきつくなる性質を持っています。こんにゃくは成型するために石灰(アルカリ性)を用いるため、においがより際立ってしまうんですね。
におい成分は揮発性が高いため、加熱することで和らげることができます。またこれらの成分は主に食品の水分中に多く含まれるため、水分を飛ばすことでにおいを減らすことができます。
しらたきを炒めていると、そのうち「キュッキュッ」という音が聞こえてくるはず。
このようにしらたきが鳴いているような声が聞こえてきたら完了の合図です。
あまり炒め過ぎると焦げるなどして香りや食感が損なわれるので気をつけてくださいね。 - 牛脂を加える
しらたきの水分が飛んだら、牛脂を塊のままフライパンに加えます。
フライパンの熱で牛脂が溶けたら、しらたき全体に絡ませるよう全体を混ぜてください。この「牛脂を加える」というのが、このレシピ最大のポイント。
牛脂の香りを加えることで、牛肉を使わなくても本格的なすき焼きっぽいコクのある味と香りが実現できます。牛脂はスーパーの牛肉コーナーなどで無料にて提供されているもので構いませんよ。牛肉などを購入するときに少し分けてもらいましょう。
- 調味料を加える
材料の(A)をすべてフライパンに加えひと煮立ちさせたまま15秒ほど置き、コンロの火を消します。
あまり煮詰め過ぎると味が濃くなり過ぎたり、味を全体にしみ込ませにくくなったりするので注意。 - 味をしみ込ませる
保存容器などにしらたきをたれごと移し、自然に冷まします。荒熱がとれたら冷蔵庫に入れてください。
1時間もしみこませたら完成です。途中、一度全体を混ぜてたれを馴染ませればなおよし。
召し上がるときはそのまま食べてもおいしいですが、電子レンジで500w20~30秒程度温めてあげると、いっそうおいしくいただけます。
お召し上がりの際にお好みで卵黄を落とすのもいいですね。
節約主婦の味方!すき焼き風しらたきの上手なアレンジ法
すき焼き風しらたきはビックリするおいしさもさることながら、何と言ってもコスパのよさが魅力ですよね。小鉢に盛りつければ、これだけで立派な一品料理になります。
アレンジを楽しみたいという方は、木綿豆腐を角切りにしたものなどを加え、しらたきと一緒に優しく炒めてからたれの味をしみ込ませてみてください。
意外と季節のお野菜とも相性抜群。すき焼きに合う具材は何でも合うので、色々試してみてくださいね!
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