公開日:2022-02-02
余った切り餅の消費にも◎香ばしい切り餅の長ネギソース添え
もう一品
冬はお鍋にすき焼きに…と出番の多い長ネギ。
スーパーなどでは、年間を通して目にするお野菜ですが、その旬は11月~2月。まさにお鍋が恋しくなる時期が長ネギの季節と言っても過言ではありません。
特にこの時期いただく加熱調理してトロッとなった長ネギは、本当に美味しいですよね。
今回は、そんな寒い時期に冷蔵庫の常連になっていることも多い長ネギと、ゴマ油でカリッと焼きあげた切り餅を組み合わせて、手軽に作れる絶品レシピをご紹介します。
香ばしい切り餅の長ネギソース添えのレシピ
- 切り餅
- 2個
- ゴマ油
- 大さじ1弱
- 長ネギ
- 白い部分1本分
- 塩
- 少々
- バター
- 15g
- だし醤油
- 大さじ1~1.5(お好み量)
- ブラックペッパー
- 適量
- 長ネギは斜めに切る。
-
小鍋にバターを入れて火にかけ、斜め切りにした長ネギを入れて炒める。
-
塩少々をふり、長ネギがしんなりするまで炒めたら、出汁醤油で味付けする。
-
切り餅は、4等分にカットして食べやすいサイズにする。
-
フライパンにゴマ油を入れ、切り餅を加熱する。
※ フライパンに切り餅を並べる際に、近すぎると餅同士がくっついてしまうので、写真のように少しスペースを空けて並べます。 -
中まで火が通るよう、弱火で切り餅の表面をカリッと焼く。
ひっくり返しながらかたい部分がない状態に仕上げる。
-
お皿に焼いた切り餅を盛り付け、その上に③の長ネギソースをのせる。
-
仕上げにブラックペッパーをプラスして完成。
長ネギの選び方
スーパーでたくさん並んだ長ネギの中から選ぶとき、どのような基準で選ばれていますか。
美味しい長ネギを見分けるためには、以下の方法で選ぶことをおすすめします。
白い部分と緑の部分がはっきりと分かれているものを選ぶ
よくスーパーで見かける長ネギは「根深ネギ」といって、白い部分を主にいただきます。
そんな根深ネギを選ぶ時は、白と緑の境目がはっきりしているものを、さらに、白い部分が長いものを選ぶようにすると良いでしょう。
巻きがしっかりしているものを選ぶ
軽く触れてみたとき、ふかふかしていないものを選びましょう。
巻きがしっかりしているものは、瑞々しく新鮮さを感じられます。
長ネギの栄養
風邪をひいたら長ネギを…。風邪予防に長ネギを…。など、長ネギは風邪に効果がある、という話をきいたことはありませんか。
実際、長ネギにはどのような栄養があるか、長ネギの栄養成分を見てみましょう。
β-カロテンやビタミンCが豊富
特に長ネギの葉の部分に多く含まれているのが、β-カロテンとビタミンCです。
緑黄色野菜に多く含まれるβ-カロテンは、抗酸化作用や免疫を活発にする作用などが期待できる栄養素です。
皮膚や粘膜の健康維持にも働きます。粘膜を強くしておくことで、風邪に対する予防線を張ることができますね。
そして、白血球を活性化させ、体内に侵入したウイルスと戦う力を高めてくれるのが、ビタミンCです。
体の中に貯めておくことができないので、食事の都度、こまめに摂れると良いですね。
アリシン
ネギ特有の強い香りや辛味の元となっているのは、アリシンという成分です。
肩こりや疲労回復にも効果が期待できるほか、消化液の分泌を促す働きもあります。
また、このアリシンという成分は強力な殺菌作用を持っているので、風邪対策や風邪予防にも効果的なのです。
おばあちゃんの知恵袋のような長ネギの効果は、長ネギが持つ成分にもきちんと基づいており、伝え継がれてきた知恵は、事実に即したものだったようです。
長ネギの保存方法
買ってきた長ネギは新聞紙に包み、冷暗所に「立てて」保存します。
長ネギを丸ごと立てて保存するのが難しい…という方は、カットしたあとラップに包み、野菜室で保存しましょう。
薬味などで使用するために毎回細かく刻むのが面倒な方は、小口切りや粗くみじん切りにして刻んだあと、冷凍庫で保存しておくと、風味は劣りますが、サッと使うことができるので便利です。
旬の長ネギをたっぷり食べよう!
表面をゴマ油でカリッとサクッと焼き上げた切り餅に、加熱してトロッとなった長ネギのソースが相性抜群な一品をご紹介しました。
寒い時期に、家にストックされていることの多い切り餅と長ネギという少ない食材で、サッと作ることができるので、忙しい時にもおすすめです。
風邪予防にも◎な長ネギをたっぷり使って、ぜひ作ってみてくださいね。
参考文献
大塚製薬 – ビタミンA / βカロテン
一般財団法人 educe食育総合研究所 – おいしく対策しよう! 風邪予防野菜、にんじん!
nominaのSNSをフォローして
最新情報をチェックしよう!