公開日:2019-12-09
下ごしらえ・冷凍で時短!フレッシュトマトのミックス野菜スープ
スープ
下ごしらえ・冷凍で時短!フレッシュトマトのミックス野菜スープ
忙しい朝は同時にしっかり栄養を取りたい大事な時間でもあります。冷凍保存なら栄養と美味しさを保ったまま素早くワザ有りの朝食が完成。
トマトを中心に赤い野菜でリコピン、ビタミンC、カロテンたっぷりのスープを作りましょう。
パセリの便利なおすすめ保存方法も記載します。
ミックススープのための冷凍保存
トマトの冷凍保存の方法
忙しい朝の時短料理のためにはすぐに使える状態で保存します。
トマトは湯むきをしてクシ形に切って保存します。
洗ってヘタをくり抜き、ヘタと反対側に十字に切り込みを入れて、ヘタのついていたところにフォークを刺して、熱湯の中でくるくると回して10秒くらいで冷水に浸します。
十字に入れた切り込みから皮が簡単にむけます。
クシ形に切ったらいつでも使えるトマトの完成です。
他の野菜は下ごしらえをして冷凍保存
今回は美味しいスープにするために数種類の野菜も一緒に冷凍します。
玉ねぎ・にんじん・赤パプリカは適当な大きさに切ってレンジで加熱します。機種により時間やワット数は異なりますが後でミキサーにかけますので栄養と美味しさを保つために加熱しすぎに注意しましょう。
加熱した野菜は粗熱を取って先ほどのトマトと一緒に冷凍用ジッパー付き袋に入れ保存します。ミキサーに入る量、一度に食べる量を考慮して袋のサイズ、入れる量を決めるとよいでしょう。
保存期間は2週間くらいがおすすめです。水分を多く含む野菜なので、霜が出過ぎる前に食べ切ってしまいましょう。
パセリも冷凍で便利野菜に
パセリは茎から葉をはずしてフードプロセッサーでみじん切りにします。これを冷凍用ジッパー付き袋に入れ平にならしてから冷凍庫へ。
冷凍後は少しずつ使うことができます。色や栄養も保たれるので常温や冷蔵庫ですぐに葉が黄色くなってしまうパセリはこうして保存するのがオススメです。
スープを作りましょう
ミキサーでなめらかスープ
冷凍したスープの具材はレンジで軽く解凍したら少量の水、顆粒のチキンコンソメ少々・胡椒少々を加えてミキサーにかけます。口当たりが良くなるようになめらかになるまでしっかりかけましょう。
器に移してレンジで温めます。
暑い日は冷たいままでも美味しくいただけます。
スープはこれでできあがりです。オリーブオイルやパセリをトッピングして栄養価を高めましょう。
野菜の下ごしらえについて
このスープ、硬い野菜は先に火を入れて柔らかくしているため、口当たりがよく飲みやすい優しい味になります。
トマトは皮を残していると、ミキサーにかけても皮の食感が残りやすいのです。
硬さのあるトマトの皮は簡単一手間で剥きやすいので、湯むきをしましょう。
ミニトマトを湯むきする場合は包丁の先で傷をつけて、熱湯にほんの数秒浸して冷水にとれば簡単に剥くことができます。熱湯に長時間つけてしまうと、身は煮崩れてしまい剥きにくくなってしまいます。
にんじん、パプリカは皮を剥かなくても加熱してミキサーで細かくすれば美味しく頂けます。皮と身の間は旨味も多く、栄養も豊富です。できるだけ皮付きのまま、丸ごと野菜を頂きましょう。
栄養のある朝食で元気な1日を
色のきれいな栄養豊富な野菜たち
今回のスープは玉ねぎとトッピングのパセリ以外は赤系の色でまとめています。
色もとてもきれいで、リコピンやカロテンなど抗酸化作用のある栄養素に特化した、アンチエイジング、美肌作りにぴったりなスープになりました。
オリーブオイルでカロテンの吸収も助けてくれます。
長時間の加熱をしないため、ほとんど野菜から出る水分で爽やかなスープになりました。
このスープはさらに加熱をすれば、また違った味わいになります。
トマトはトマトペーストのようにしっかりと加熱すると、甘みや旨みが増します。水分を飛ばしながら煮詰めると肉料理や魚料理や卵料理のソースとしても活躍します。
トマトの酸味が強い場合、はちみつなど甘みを少し足すと酸味がマイルドになります。
時短朝食でモチベーションアップ!
写真はフレッシュトマトのミックス野菜スープとヨーグルトの玄米フレーク添え、冷凍パセリをたっぷり入れたオムレツでバランス朝食を15分で作ってみたものです。
冷凍パセリはほうれん草カレーに入れたり、ピラフの具材に入れたり、細かく切ると不思議とクセがなく、おいしくたべられるのです。
オムレツにたっぷり入れても不思議とクセもなく、パセリが苦手な人もおいしく食べられます。
ビタミンCが豊富なパセリは冷凍保存で是非全て使い切ってください。茎も冷凍して取っておくことができます。
茎が何本か溜まってきたら、肉料理の臭い消しに使ったりするのがプロのワザになります。鶏肉のスープなどに入れて使ってみてください。
下ごしらえ・冷凍で便利野菜に
色々な野菜をまとめて冷凍保存すれば、ワザあり時短料理ができてしかもちゃんと手がかかったような美味しいスープになります。
余って使いきれない野菜も少し手間をかけて冷凍すれば、いざという時に頼りになる役に立つアイテムになりますよ。
クシ切りトマトはミキサーにかけずに、スープの具材としても活躍します。
その場合、クシ切りトマトをバットなどに並べて凍らせてから冷凍保存用のジップ袋に保存すれば取り出しやすくなります。
コンソメや中華だしで作ったスープに凍ったまま入れればすぐに具材としておいしく頂けます。保存が効いてお買い物の手間も少なくなる野菜の冷凍、ぜひ試してみてくださいね。
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