公開日:2022-07-17
1つで10個の機能って本当!? DAISO多機能トングを使ってみた
おかず
DAISOの「多機能トング」は、1つで10個の調理機能を備えたアイデアグッズ。
メディアの100均特集などでもよく見る、DAISOの人気商品です。
しかし10個も機能がついていると、きちんと使いこなせるかどうかは気になるところ…。
そこで筆者が「10個の機能は使いやすいか?」「使う際に面倒な部分はないか?」など、多機能トングについての疑問を調査してみました。
多機能トングを実際に使ってみた感想や、使うときのポイントをおさえながら、トングを使って簡単にできるグラタンレシピも紹介します。
目次
DAISOの多機能トングとは?
こちらの多機能トング、値段は110円(税込み)です。
筆者はあるテレビ番組を見てこのトングを知りましたが「これ1つで10通りの使い方ができます」と聞いたときはとても驚きました!
このトング1つあれば、調理の際に使う【はさむ・和える・黄身分け・湯切り・フォーク・切る・計量スプーン・マッシャー・スプーン・炒める】の10個の機能に対応できるそうです。
しかし、多機能なものは使い勝手が気になるところ。
そこで筆者が、DAISO多機能トングを実際に使って確かめてみました!
多機能トングの10個の機能とポイント
DAISO多機能トングの10個の調理機能を、それぞれポイントを交えながら紹介します。
1.はさむ
多機能トングはネーミング通り、そのままトングとして食材を【はさむ】ことができます。
先が大きいので、1度にたくさんつかむことができます。
2.和える
トングはセパレートにできるので、サラダや酢の物などを【和える】ときに使うことができます。
セパレートにする方法は簡単で、トングの根元を持って左右に軽く広げると、根元をパキッとはずすことができます。
3.黄身分け
【黄身分け】の場合は、まずトングの先端をはずし、容器(内径70~80mm)にセットすれば黄身と白身を分けることが可能です。
先をはずすときは、ストッパーを指で押してずらすだけ。特に力は必要なく楽にはずせました。
4.湯切り
黄身分けと同じ部分を【湯切り】として使用することができます。
トングの状態のまま湯切りすることはできなくもないですが、セパレートにしたほうが断然使いやすいです。
5.フォーク
トングの先端には【フォーク】部分があるので、ここを使ってパスタやそうめんなどを鍋から取り出すことができます。
フォーク機能を使う際は、セパレートにしたほうが使いやすいです。
6.切る
トングでやわらかい食材を【切る】ことができます。
写真のようにスプーン横にギザギザがついているので、それを使って切ります。
7.計量スプーン
スプーン部分は【計量スプーン】になっていて、5ml(小さじ1)と15ml(大さじ1)を量ることができます。
8.マッシャー
スプーンの裏側にはウェーブ状のすりつぶし機能がついているため、じゃがいもやにんじんなどをつぶすときに【マッシャー】として使えます。
9.スプーン
トングの先端を【スプーン】として使えます。
幅広なのですくいやすく、料理を器に盛るときに活躍しそうです。
10.炒める
トングの先端はナイロン製で、耐熱温度が180℃あります。そのためトングを使って【炒める】ことが可能です。
ただし、持ち手部分はポリプロピレン製で耐熱温度が70℃のため、フライパンにトングをかけて置くことはできません。
実際に使うとついやりがちなので注意しましょう。
多機能トングを使ってみよう!
それでは実際にDAISOの多機能トングを使って、お手軽料理を作ってみます。
今回紹介するグラタンは、電子レンジとオーブントースターのみで作れるレシピです。鍋やフライパンは使わず、ホワイトソースも作りません。
暑くて火を使いたくない日や「おうちで簡単に、でもしっかり食べたい!」という日にピッタリですよ。
マッシュポテト入り☆カルボナーラ風パスタグラタン
- じゃがいも
- 中1個
- 玉ねぎ
- 5g
- ベーコン
- 1枚
- 生クリーム
- 160ml
- スパゲッティ
- 50g(1/2束)
- 卵
- 1個
- ピザ用チーズ
- 30g
- 塩こしょう(じゃがいもの味付用)
- 少々
- 粉チーズ
- お好みの量
- ブラックペッパー
- お好みの量
パスタ用
- 水
- 500ml
- 塩
- 3g(小さじ1/2)
- 生クリームは植物性のものを使用しますが、動物性でもOK。
- ピザ用チーズの量はお好みで調節可能です。
- 卵は多機能トングを使って黄身分けをします。余った卵白はホワイトオムレツにしたり、メレンゲ菓子などに活用できます。
- 玉ねぎはスライサーで薄くスライスしておく。
-
じゃがいもは4等分にカットする。
耐熱容器に入れたらラップをして、電子レンジ(600W)で約1分半加熱する。
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ラップをしたまましばらく余熱で蒸らす。
じゃがいもがやわらかくなったら多機能トングの【マッシャー】機能でしっかりつぶし、塩こしょうをかける。
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ベーコンは1.5cm幅に切る。
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スパゲッティを手で半分に折り、深めの耐熱ボウルに入れ、水と塩を加える。
電子レンジ(500W)で、パッケージに記載のゆで時間+5分を目安に加熱する。
※ ラップはしません。
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ゆで上がったら多機能トングの【フォーク】機能を使って麺を取り出す。
※ 麺のゆで具合が足りないときは、1分ずつ加熱を追加して様子を見てください。
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グラタン皿に、スパゲッティ→玉ねぎスライス→マッシュポテト→ベーコンの順にのせる。
多機能トングの【計量スプーン】機能を使って生クリーム160mlを量りながら、上からまわしかける。
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ピザ用チーズをのせて、オーブントースター(900W)で約15分焼く。
※ 使用するオーブントースターによってW数や焼き時間が異なります。こんがりとした焼き目がついてクリームがグツグツと温まるのを目安にしてください。
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焼き上がったグラタンにお好みで粉チーズやブラックペッパーをかける。
多機能トングの【黄身分け】機能を使って黄身を取り出し、グラタンにのせる。
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黄身をくずしてグラタンとからめて召し上がれ♪
黄身がとろ〜り、濃厚グラタンをまろやかにしてくれます。ソースをパンにつけてもおいしいですよ。
多機能トングを実際に使ってみた率直な感想は?
多機能トングを実際に使ってみて、感じたことがたくさんありました。
筆者個人の感想を、メリット・デメリットに分けて紹介します。
-
【メリット】
- トング裏面に突起がついていてスタンドになり、先が台につかないので衛生面で安心。
- 汚れ落ちがいい。サッと水洗いすればだいたいの汚れが落ちて、1つの料理で複数の機能を使いたいときに便利。
- トングをセパレートにしたり先端をはずすとき、力いらずで楽にできる。
- 10個の機能を使いこなせるか心配だったが、それぞれの使い方は意外と簡単。
- トングが多機能なので、専用のキッチングッズを何個もそろえる必要がない。
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【デメリット】
- 食洗機が使えない。
- 【黄身分け】機能は、卵の殻でできる人には必要ないかも。また、黄身分けの際に白身が落ちる力に引っ張られ、黄身も一緒に下へ引っ張られて割れることがあった。
- 【切る】機能でスパゲッティを切るのは難しく、コツが必要。
- 【マッシャー】機能は、食洗機が使えない多機能トングよりも食洗機を使えるフォークなどを選びたいと感じた。(ほかの機能と一緒に使うなら便利)
多機能トングの10個ある機能は、人によって使いやすい・使いにくいがあると思いますが「110円なら家に1つあってもいいかも」と感じました!
DAISO多機能トングは実際使えそう!
DAISO多機能トングは、10個の調理機能を兼ね備えた優れもの。
使い方は簡単で「使いこなせないかも」という心配は無用です。
これ1つあれば、きっと毎日の料理に役立つはず♪
便利な機能をぜひ実際に体験してみてください!
*参考文献:ダイソーネットストア 多機能トング
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