公開日:2021-10-09
解凍いらずで使える!長ネギの保存方法と活用レシピ
スタディー
和食、洋食、中華など、さまざまな料理に欠かせない長ネギ。
買う機会の多い野菜の一つですが、正しい保存方法をご存じですか?
今回は、常温、冷蔵、冷凍と、3つの方法で長ネギを長持ちさせる方法をご紹介します。
また、保存した長ネギを使った活用レシピもあわせてご紹介!ぜひ、チェックしてみてくださいね。
目次
長ネギに含まれる「アリシン」とは?
ビタミンAやカルシウムなど豊富な栄養を含む長ネギですが、中でも注目したいのが香りの元となる「アリシン」です。
アリシンには、血行をよくして血液をサラサラにする効果があります。また、殺菌・抗菌の働きもあり、風邪予防にも用いられる成分の一つです。
しかし、アリシンは揮発性なので、長時間空気に当たると成分が飛んでしまう性質を持っています。そのため、できるだけ空気に触れないように保存しましょう。
参考:野菜検定公式テキスト 実業之日本社 、ニチレイ ほほえみごはん
常温保存
長ネギは、泥つきのものであれば常温保存が可能です。
- 水分がある場合は、しっかりと水気を拭き取る。
- 乾燥を防ぐため、長ネギを新聞紙で包む。
- 紙袋や箱に立てた状態で入れ、冷暗所で保存する。
約1ヶ月ほど保存が可能です。採れたての長ネギを手に入れたときは、ぜひ活用してみてくださいね。
冷蔵保存
スーパーなどで長ネギを購入した場合は、泥がついていないものがほとんど。そんなときは、冷蔵庫で保存するようにしましょう。
大きくカットした場合
- 長ネギを3等分にカットし、水で濡らしたキッチンペーパーで包む。
- 保存袋に入れ、立てた状態にして冷蔵庫で保存する。
細かくカットした場合
- 長ネギをお好みの大きさにカットする。
- キッチンペーパーを敷いたタッパーに長ネギを入れ、しっかりと密閉する。
- 冷蔵庫で保存する。長ネギから水分が出てくるため、キッチンペーパーは2日ごとに交換する。
カットした長ネギを冷凍保存
長ネギは、冷凍保存することも可能です。
すぐに食べきれない場合は、冷凍保存することでおいしさをキープ!冷蔵保存とほとんど同じ手順のため、簡単にできますよ。
- 長ネギをお好みの大きさにカットする。
- 適量ずつラップで包む。
- ラップで包んだ長ネギを冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する。
活用レシピ:肉にも魚にもかけたい!さっぱりネギダレの作り方
簡単に冷凍保存ができる長ネギですが、調理するときは解凍いらず!手間なく、簡単に使えます。
今回は、冷凍長ネギで作る手軽でおいしい活用レシピをご紹介します。
- 冷凍した長ネギ
- 1/3本分
- しょうゆ
- 大さじ2
- 酢
- 大さじ2
- 砂糖
- 大さじ1
- ごま油
- 大さじ1
- しょうがチューブ
- 1cm
- にんにくチューブ
- 1cm
- 調味料をすべて容器に入れ、混ぜ合わせる。
- 混ぜ合わせた調味料と冷凍した長ネギを凍った状態でそのままフライパンへ入れ、炒める。
- 長ネギがしんなりとしてきたら完成。
加熱する順番を気にせず火にかけられるので、とっても手軽に作れます。
しんなりとやわらかくなった長ネギは、噛めば噛むほど旨味がたっぷり!しょうゆとごま油の香りが食欲をそそります。
酢を多めに入れているので、さっぱりと食べられるのもいいですね。
今回は、焼いた鶏もも肉にかけてみましたが、白身魚やローストした野菜とも相性抜群!
長ネギは冷凍庫から取り出してすぐに使えるので、あとひと品欲しいときにも便利です。
上手に保存して長ネギをおいしく食べよう
今回は、長ネギの保存方法をご紹介しました。炒め物から煮物、スープまで、さまざまな調理方法で楽しめる長ネギ。シャキシャキとした食感や栄養を損なわずに保存することがポイントです。
小口切りや斜め切り、白髪ネギなど、どんな切り方にも適応した保存方法なので、用途に合わせて上手に保存してみてくださいね。
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