公開日:2021-12-20
体の芯からホカホカ!たまねぎポタージュのポットパイ
スープ
とろりとした口当たりのポタージュは寒い季節に体が温まるスープです。
今回は定番のポタージュにひと手間加え、パイ生地で包んでオーブンで焼いたポットパイレシピをご紹介します。
優しい味わいのポタージュがサクサクしたパイ生地に包まれてアツアツの状態が長く続くので、しっかり体が温まりますよ。
たまねぎポタージュのポットパイのレシピ
- たまねぎ(大)
- 1玉
- じゃがいも
- 1個
- 水
- 400ml
- 牛乳
- 100ml
- バター
- 10g
- 固形コンソメ
- 1個
- ローリエ
- 1枚
- 酒
- 大さじ1
- 塩コショウ
- 少々
- 冷凍パイシート
- 2枚
- 卵(卵黄のみ使用)
- 1個
-
たまねぎとじゃがいもは薄切りする。
- 鍋にバターを入れて熱し、①を加えて炒める。
- たまねぎがしんなりしたら水を加える。
-
沸騰したら固形コンソメとローリエ、酒を入れて蓋をし、柔らかくなるまで煮る。
-
粗熱がとれたらフードプロセッサーに移して撹拌する。
-
⑤を鍋に戻して牛乳を加え温め、塩コショウで味を整えて冷ます。
- 冷凍パイシートを室温で戻して軽く伸ばし広げる。
-
冷ました⑥を耐熱カップに入れてパイシートをかぶせて卵黄を塗る。
- 200℃に予熱したオーブンで20分加熱する。
たまねぎをたっぷり使った優しいポタージュ
今回は、優しい甘みを感じられるたまねぎと、適度なとろみをつけてくれるじゃがいもを加えた、素朴で体が温まるポタージュをパイ生地で包みました。
たまねぎやじゃがいもなど土の中で育つ野菜は、体を温める効果があると言われていて、寒い季節のスープの具材には最適です。
とろみがあって口当たり滑らかなポタージュは、なんとなく手間がかかるイメージがあるかもしません。
ですが、フードプロセッサーやブレンダーがあればあっという間にペースト状になるので実はとっても簡単!煮崩れの心配なども無用で失敗も少ないおすすめのスープです。
たまねぎはしっかり炒めてからスープを加え、トロトロになるまで煮込むことで、甘さが増してよりおいしくなりますよ。
市販のパイ生地を伸ばすだけだから簡単!
一からパイ生地を作るとなれば、バターと小麦粉を練って折りたたみ、生地を休ませるなど工程が多くなります。なかなか理想通りの層に膨らまないこともあり難易度が高いですが、市販のパイ生地なら手軽に美味しいポットパイが作れます。
パイ生地は室温で少し柔らかくしてから軽くめん棒で伸ばし、カップに被せれば準備完了です。吹きこぼれてこないように、ポタージュはスープカップ半分程度にしておきましょう。
ポットパイを上手に作るポイント
①生地を伸ばしすぎない
せっかく層になったパイ生地を伸ばして薄くしすぎたり、カップに被せるときに引っ張ったりしてしまうとうまく膨らまない原因になります。
カップの縁がしっかり覆える程度に生地が取れれば十分ですので、優しく伸ばし広げる程度にとどめておきましょう。
②ポタージュをしっかり冷ましておく
湯気が立つような温かい状態でパイ生地を被せると、オーブンに入れる前に生地が緩んでしまい、こちらも膨らまない原因になります。
急冷したい場合は、ポタージュを金属ボウルに移し、氷水を張ったバットなどにつけて底を冷やしましょう。
ポタージュは冷凍保存も
多めに作ったポタージュはジッパー袋に入れて冷凍保存も可能です。
市販のカップスープの素も充実していますが、手作りのポタージュは優しく素朴な味わいで食べ飽きることもありません。
半分ほど固まったところでくぼみをつけておくと、食べたいときに必要な量だけ折って取り出すことができるので便利ですよ。
手作りのポタージュストックがあれば、忙しい晩ごはんや朝食の1品にも役立ちます。
今回は、アツアツで保温効果も抜群の、たまねぎポタージュのポットパイをご紹介しました。
寒さが厳しくなるこれからの季節、1品で満足な食べごたえのポットパイで体の中からしっかり温まりましょう。
nominaのSNSをフォローして
最新情報をチェックしよう!