公開日:2022-01-03
優しい甘さがクセになる!酒粕を使わない大根と白菜の粕汁風スープ
スープ
外食の機会やアルコールの量が増える年末年始は、食事のバランスが偏りがちですよね。
胃もたれしている時や食欲がない時は、胃の負担になるものは避けて、優しい食べ物で胃腸を休ませてあげる事が大切。
そんな時に、スープは心強い味方です!
今回は、消化に良い大根を使った、胃腸に優しい「粕汁風スープ」をご紹介します。
大根と白菜の粕汁風スープのレシピ
- 大根
- 200g(6分の1)
- 白菜
- 200g(2枚)
- 豚ひき肉(鶏ひき肉でもOK)
- 50g
- 水
- 500ml
- 甘酒(米麹のものがおすすめ)
- 100ml
- 白みそ
- 大さじ3
- みりん
- 大さじ1
-
大根を厚さ1㎝程のいちょう切りにする。
-
白菜は幅1㎝程のざく切りにする。
-
鍋にサラダ油(分量外)を少々入れ、豚ひき肉を軽く炒める。
火が通ったら、白菜・大根を入れ、さらに軽く炒める。
-
水を加えて、蓋をして中火~弱火で10分煮詰める。
-
蓋を開けて、甘酒・白みそ・みりんを加えよく混ぜ合わせる。
-
彩りに刻んだ大根の葉をのせて完成。
作り方のポイント
甘酒は主に、酒粕から作られているものと米麹から作られているものがあります。今回のレシピには、米麹でできた甘酒を使うのがおすすめです。
米麹の優しい甘さは白みそとの相性が良く、甘みとコクが増してお子様でも食べやすいスープになります。
ほっこり飲みやすいスープ、とろとろの白菜、柔らかくなった大根が、お腹を満たしてくれます。
「飲む点滴」とも言われる甘酒を加えることで、自然な甘さで栄養満点のスープの出来上がりです。
大根は煮ても生でも嬉しい効果あり
大根は繊維質が少なく、消化に良い食材です。
また、大根には消化酵素である「アミラーゼ」が含まれており、胃腸の調子を整える効果があります。
これは胃腸薬にも配合されている成分で、胃酸をコントロールしてくれる働きがあります。
アミラーゼの効果は加熱により弱まってしまいますが、食欲がない時や夜食にさらっと食べたい時は、柔らかく煮てスープにするのがおすすめです。
生で食べる場合は、大根おろしにすることで、大根の栄養を効果的に摂ることができます。
大根をすりおろすと、辛味成分の「イソチオシアネート」が生成されます。イソチオシアネートには、消化促進やがん予防などの作用があります。
大根は、根に近いほど辛いですよね。辛いほどイソチオシアネートが多く含まれているのです。
胃もたれが気になるときは、根に近い部分を大根おろしにして食べるのが効果的です。
また、大根の葉はビタミン・カルシウム・鉄分を豊富に含んでいるので、野菜不足解消や、貧血予防にも最適です。
冬の代表的な野菜である大根を使って、胃腸を整えましょう。
大根の保存方法
大根は冷蔵庫で保存していても、段々としなびてしまいますよね。
購入したら、切り分けて保存しておくと便利です。
葉の部分
切り落とした葉は細かく刻んで塩揉みし、水気を切って小分けにして冷凍保存ができます。
栄養たっぷりの葉は、炒めてふりかけにしたり、みそ汁の具にするのがおすすめです。
身の部分
丸ごと1本購入した場合は、3等分に切り分けて、湿らせたキッチンペーパーで包み、袋に入れて冷蔵庫で保存します。
それぞれの部位にあった料理に使うと美味しく、より栄養効果を発揮して食べられます。
1ヶ月保存したい場合は、さらにカットしてポリ袋で冷凍保存が可能です。
食材を無駄にしないためにも、購入したら保存方法を見直したり、小分けにすることをおすすめします。
皮や葉など捨ててしまいがちなところも、調理次第で美味しく食べられますよ。
残った甘酒を使って腸活レシピ☆バナナ入り甘酒ヨーグルト
甘酒とヨーグルトを同量ずつ混ぜるだけの簡単レシピです。
お好みで、切ったバナナを入れたり、きな粉をかけるとさらに美味しさがアップします。
甘酒が苦手な人も、ヨーグルトや果物と組み合わせると美味しく食べやすいですよ。
また、甘酒やヨーグルトは、腸内環境を整えるのに適した食品です。
簡単なのでぜひ試してみてくださいね。
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