公開日:2018-09-28
インフューズドウォーターって? その効果やメリットと種類
スタディー
海外セレブ達の間からここ数年で人気になったインフューズドウォーター。
日本ではまだまだ知らない人も多いですが、実はカフェやレストランで飲んだことがある人が多いはず。
健康やダイエットに良いと言われている飲み物ですが、実際はどうなのでしょうか。
目次
インフューズドウォーターとは
インフューズドウォーター??
カフェやレストランで出てきたお水がおいしい!と感じたことはありませんか?
お水にレモンが入っていて、ほんのりレモンの味を感じられるため、普通の水よりもスッキリとした味わいでおいしく感じますよね。
これがインフューズドウォーターです。
インフューズドウォーターは英語でinfused-waterと書きます。
infuseは水に浸す、漬け込む、染み込むなどという意味があり、infused-waterは直訳すると「染み込んだ水」「漬け込んだ水」という意味になります。
つまり、フルーツや野菜、ハーブを水に漬け込んだものをインフューズドウォーター呼びます。
日本ではフレーバーウォーターやデトックスウォーターとも呼ばれていて、味のついた水やダイエット効果が期待できる水として知られていることが多いです。
また最近では脂肪燃焼するための、ファットフラッシュウォーター(fat flush water)という名前でも出てきているようです。
フレーバーウォーターなの?
インフューズドウォーターは、フレーバーウォーターと呼ばれることもありますが、フレーバーウォーターには別の種類の水を呼んでいることがあります。
それはよくペットボトル飲料で市販されている、香りのついたお水のことです。
インフューズドウォーターは自然のものを水に浸しているのに対して、フレーバーウォーターは自然のものから香りを抽出し、種類によっては糖類や酸味料を加えたお水となります。
フレーバーウォーターはいつでも気軽に購入することができますが、自分で作ることはなかなかできません。
一方、インフューズドウォーターは保存できる期間が短いため、市販されていることがほとんどなく、自分で作るようになります。
入れる素材によっては便秘やダイエットなどの効果があると言われているため、デトックスウォーターにもなります。
インフューズドウォーターのメリット・効果
フレーバーウォーターとの違いを知った上で、インフューズドウォーターにはどのようなメリットがあり、本当に効果があるのでしょうか。
メリット
1. 簡単に作れる
自分で作らないといけない、、というところで少し億劫に思ってしまうかもしれませんが、お好みのフルーツや野菜、ハーブを洗ってカットし、水の中に入れて数時間浸しておくだけ。
ジュースやスムージーを作るよりもとっても簡単なのです。
フルーツをカットした際に、少し傷んでいる部分や端の部分を入れてしまうこともでき、もったいないも減らせますね。
2. 体調や気分に合わせて作れる
インフューズドウォーターは入れる素材によって、効果が変わってきます。
二日酔やつわりのときなどに、普通の水を飲むよりもレモンやミントの入ったインフューズドウォーターを飲むことにより、とてもスッキリとします。
またりんごやレモンが入った白湯を飲むことで、体も温まりリラックス効果も。
冷蔵庫で残った野菜やフルーツを入れることもできるので、自由に楽しんで作ることもできます。
3. 簡単にフルーツの成分が得られる
ジュースを作る際にミキサーやジューサーを使うことにより摩擦熱が発生し、フルーツや野菜に多く含まれるビタミンなどが損失してしまいがちです。
その点インフューズドウォーターは、フルーツによっては皮ごと入れたり、カットして入れるだけとあまり手を加えないので、栄養成分を失うことが少なくなります。
ただ注意することは、特に皮ごと使用する場合、無農薬の物を選んだり、塩などでよく洗うなどした方が安心でしょう。
4. 味がない水よりも飲みやすい
インフューズドウォーターは素材の味がじんわりと水に溶け込みます。
普通の水は味気なく飲んでて飽きてしまいがちですが、インフューズドウォーターであればほんのり味があるのでとても飲みやすくなります。
フルーツや野菜の効果を得ながらおいしくいただける水なんて、一石二鳥ですね。
5. 子どもやお客さんにも喜ばれる
市販のジュースや野菜ジュースでは、塩分や糖分が多く含まれていることもあります。
その点インフューズドウォーターは、農薬を気をつければ、人工甘味料や化学薬品などが入っていないため、ダイエット中や妊娠中の人、子どもでも安心して飲むことができます。
また水の中にカラフルなフルーツや野菜が入っているので、見た目でも楽しむことができます。
お客さんが来たときにも、素材をたくさん入れて作っておくことで、おいしくておしゃれでちょっと贅沢感のあるインフューズドウォーターを出したら、喜ばれること間違いなしですよ。
効果
野菜やフルーツは肉や魚と一緒に食べることで、消化を助けたり、鉄分の吸収率がアップしたり、がんや生活習慣病の予防、疲労回復など、様々な効果があります。
そのため厚生労働省では、健康維持のために1日の野菜摂取目標量を350gとしていたり、農林水産省では1日200gの果実摂取を目標としています。
野菜に関してだと、70g相当のサラダを5皿以上、フルーツだとりんご1個分またはみかん2個分や、もも2個分などの量が必要と考えると、結構な量ですよね。
そこで、インフューズドウォーターによって少しでも効率よくフルーツや野菜の栄養成分を摂るという方法も一つの手段です。
フルーツや野菜には水に溶けやすい水溶性のビタミンCやB、食物繊維などが含まれているため、インフューズドウォーターで水に溶け出したフルーツや野菜の栄養成分が摂れると言われています。
ただ実際にはすぐにデトックス効果やダイエット効果などが出る、ということは個人差があり、1回や2回飲んだだけでは効き目は感じられないことがほとんどでしょう。
毎日続けて飲む事で効果が期待できるようになります。
また消費されたエネルギー源の元となるブドウ糖を摂取するため、朝起きてすぐや、運動中・運動後に飲むと特に効果的とも言われているので、ぜひ試してみたいですね。
参考元:
*厚生労働省 健康日本21 栄養・食生活
*農林水産省 毎日くだもの200グラム!
*農林水産省 特集 野菜をもっと食べよう!(1)
どんなインフューズドウォーターがあるの?
インフューズドウォーターはたくさんの種類があります。
中でも特に知られていて一般的なのが、レモンやミントがあります。
ほかにも、
- きゅうりとミント
- りんごとシナモン
- いちごとベリー(クランベリーやブルーベリー)
などがあります。
それぞれのフルーツや野菜の効果を考えて、自分の体にあったインフューズドウォーターを好きなように作ることができます。
また水だけでなく、炭酸水やお湯を使って消化促進や冷え防止効果も期待できます。
インフューズドウォーターについての詳しいレシピは以下で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
まとめ
インフューズドウォーターはジュースやスムージーよりも簡単に作れ、余ったフルーツや野菜を使えば経済的にも優しく、かつ効率的に栄養成分が摂れることがわかりました。
さっそく作って、楽してお得な健康生活を送ってみましょう!
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