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2020-08-03更新

鮮度が命!おいしいトウモロコシの選び方と上手な保存方法

スタディー

暑い季節がやってくると食べたくなる野菜のひとつが、トウモロコシです。
トウモロコシは収穫された時点から鮮度が落ちるのが早く、常温だと1日であっという間に糖分が変化して甘みが薄れてしまいます。
そのため、美味しく食べるには上手に保存して、甘みや栄養素を保つことがポイントになります。

今回はそんなトウモロコシの上手な選び方と保存方法、そして保存の際にも役立つ美味しい茹で方も併せてお伝えしますので、ぜひ旬の味覚をより美味しく召し上がってくださいね。

 

美味しいトウモロコシの見分け方と保存方法とは

黄色い粒が美しく並んだトウモロコシはまさに暑い夏が旬。
その持ち味である甘みを最大限に活かした状態で食べるには、どのような点に気を付けて選べばいいのでしょうか。
またすぐに食べられない時は、どのように保存すれば甘みや栄養を保つことができるのでしょうか。
 

手に取って美味しいトウモロコシを選ぼう

トウモロコシは「お湯を沸かしている間に収穫しろ」と言われるほど、収穫された時点からどんどん鮮度が落ちていきます。
そんな鮮度が命のトウモロコシの鮮度を見分けるポイントは4つ。

①持った時に重みがある
②皮やひげ根の色が濃い
③切り口が変色していない
④ひげ根がたっぷりとある

トウモロコシを実際に手に取って見てみましょう。
実がぎっしりと詰まったトウモロコシは手に取った時にずっしりと重く、雌しべであるひげ根はたっぷりとある方が実が詰まっている証拠です。

また触った時にひげ根がしっとりとしていることや、収穫の際の切り口が茶色く変色しておらず白いままの状態であることから、収穫から時間が経っていないことがわかります。

もし実の色を確認できる時は、色が薄いものを選びましょう。黄色く色が濃いものは熟しきっているので白っぽい方が甘みが強く美味しく頂けます。
美味しいトウモロコシが手に入ったらすぐに食べるのが一番ですが、そうもいかない時もありますよね。そんな時に便利な保存方法を紹介します。
 

糖度の低下を防ぐ!基本は加熱して保存

とにかく鮮度の落ちが早いので、基本的には買ってきたらすぐに熱を加えて糖の分解を防ぎ美味しさを逃さないようにしましょう。

熱を加えるには、茹でる・蒸す・ラップに包みレンジで加熱するなどの方法がありますが、甘みを引き出すのに最も適した加熱方法は塩を加えて茹でる方法です。

いずれの方法も加熱する直前にひげ根を切り皮を1枚ほど残して剥くことがポイントです。そのままの状態で加熱するのが理想的ですが、鍋に入らない場合は半分に折って加熱しましょう。

美味しい茹で方は後述しますので、ぜひ試してみて下さい。

加熱したトウモロコシは熱いうちに1本ずつラップでぴったりと包み、粗熱を取ってから冷蔵・冷凍保存します。
冷蔵では4日間、冷凍では1ヶ月ほどを目安に使い切りましょう。

炒め物やスープなどに粒コーンとして使用する場合は、茹でた後に包丁で実を外しキッチンペーパーなどで水分をよく取ってからフリーザーバックに入れて冷凍しておくと小分けで使えるので便利です。
 

加熱する時間がなければ皮は剥かないで

生のトウモロコシを保存する場合は、皮をそのままつけた状態で保存しておきましょう。
冷蔵庫で保存する場合は、皮をつけたままキッチンペーパーで包み、寝かせず立たせて置きましょう。

野菜室で2〜3日ほど日持ちします。時間を空けて調理したい時などは、皮付きのまま1本ずつラップにくるんで冷凍しておけば2カ月ほど保存可能です。

調理したい時にはそのままレンジで加熱すればOKなので手軽ですし、長くトウモロコシを楽しみたい時にはオススメの方法です。

 

茹で方で味が違う!?好みの茹で方をマスターしよう

粒がパンッと張った茹でたてのトウモロコシに丸ごとかじりついた時の美味しさは、何にも変えがたい幸せな瞬間ですよね。

実は茹で方にもポイントがあり、その方法によって美味しさが全く変わってきます。
ぜひお好みの茹で方を見つけて美味しく召し上がって下さいね。
 

下準備をしましょう

・トウモロコシはひげ根を切り皮を1〜2枚ほど残して剥いておきましょう。
・茹でるための水には、2〜2.5%ほどの濃度になるように塩を加えておきましょう。(目安としては1リットルのお湯に大さじ1.5杯ほどの量)

下準備ができたらいよいよ茹でていきましょう。今回は、食感や甘みが異なる3種類の方法を紹介します。
 

沸騰させたお湯でシャキッと

火にかけた茹で湯がぐらぐらと沸きたっているところへトウモロコシを入れ、沸騰させたまま3〜5分茹でましょう。
高温で一気に熱を加えるので、粒の外側の繊維がギュッと引き締まりシャキッとした食感でさっぱりとした甘みに仕上がります。
  

水から茹でてみずみずしく

水の状態からトウモロコシを入れて火にかけ沸騰させましょう。沸騰した状態から3〜5分加熱すれば完成です。徐々に温度を上げながら加熱することで、茹でた際にも水分が失われずふっくらジューシーな粒に仕上がります。
 

沸騰させずに甘味を引き出す

水の状態からトウモロコシを入れ、火にかけ中火でじっくりと加熱します。
この時お湯がゆらゆらして沸騰しないくらいの温度で3〜5分加熱しましょう。

デンプンは65〜70度ほどで最も効率的に糖に変化するため、この温度を保ちながら加熱することで最大限に甘味を引き出すことができます。
トウモロコシの甘みをたっぷりと引き出して食べたい場合はこの方法で加熱しましょう。

 

旬のトウモロコシを美味しくいただきましょう

今回はトウモロコシの美味しい見分け方と保存方法、好みに合わせた茹で方を紹介しました。
食事にもおやつにもスイーツにもなるトウモロコシは、糖質に加えミネラルも多く含まれているので、汗をかきやすく疲れやすいこの季節に欠かせない食材です。

ぜひ正しい方法で、旬の美味しさや栄養素を余すことなく食卓に取り入れて下さいね。
 
 

参考文献
とうもろこしの茹で方!水からorお湯からでおいしさが違う!?|カゴメ株式会社
[とうもろこしの保存]生と茹でで違う、冷蔵&冷凍保存のコツ|カゴメ株式会社

 

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内田 昌子

この記事を書いた人

内田 昌子

管理栄養士・フードスペシャリスト
企業在籍時に行った栄養指導・料理教室開催・レシピブック作成などの経験をもとに、食のもつ様々な魅力を伝えるwebライターとして活動中。
趣味は家族で旅行や音楽フェスに行くこと。2児の母として、美味しくて簡単にできる栄養満点ごはんを作るのに毎日奮闘中。
美味しいだけじゃなく見た目にも内容にも魅力のあるレシピを考案できるよう心掛けています。

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